「真打ち」登場

「秘伝」は枝豆でも大豆としても「逸品」というのが一般的評価。
しかし。「枝豆の王様」と言われながら「まぼろしの枝豆」とも称されていて
育てるのが難しい作物でもある。

秘伝を作付けするのは今年で三回目となるが功確率は5割程度。
成功といっても一粒豆のみの莢も多かったし、失敗の方は「全滅」に近い
悲惨なものだった。
それでも毎年挑戦するのは「それだけ魅力がある」ということ。

播種時期が「重要」なので今年は教科書に則った時期に種を蒔いた。
それが功を奏したのかこれまでにない立派な莢を付けた。



「秘伝」は莢が太く大きく肌に光沢があるのが特徴で、しかも木の実のような
コクのある甘味を有している。
昼食時に畑から一本抜いて来て試食したら、期待通りの「味」を確認できた。

手始めに明日から「新鮮館おおまち」で販売を開始する。
今年評判となった「庄内五号」の更に上の評価を得られることは間違いない
ものと期待している。

間引き菜

昨日に引き続き今日も雨模様の一日となった。
田畑の仕事にならないだけでなく産直の売れ行きにも影響が出る「恨みの雨」だった。

晴れたり降ったりが一方に偏るのは地球温暖化の影響らしい。
米国では記録的な干ばつでトウモロコシに大きな被害が出ていると報じられていた。
天気の偏りについては以前から不安視していたが年々深刻化して来ているようだ。

雨の日が続くと元気がなくなるが、特に稲刈りシーズンだとゲンナリして来る。



先日の連休から大根の間引き菜を産直に出している。
大根の種を蒔く際に農薬を使った場合は残留農薬の関係で出荷できないが、我が家
の野菜は「農薬を使わず育てる」のが原則なので自信を持って出荷している。

雨の日曜日

稲刈りシーズン前に晴天が続くと稲刈りの時は雨になる確率が高い。
そんな予想が的中し、ここに来て雨の日が続くようになった。

兼業農家は土・日が勝負なので昨日今日と集落内はコンバインの爆音
がそちこちから聞こえていた。
残念ながら今日は昼前から小雨が降り出し、中断せざるを得なかったようだ。

我が家でも今日で「ウルチ米の分を終えたい」との思いから悪条件を知りつつ
強行した。
幸い雨の前に終えられたが夜露が残っていて籾の湿度は50％を超えていた。



稲刈りを終えた近所の田んぼ。
コンバインが導入される以前はこんな風景が当たり前だった。

予選会

枝豆収穫と稲刈りが重なる超多忙な時期にバドミントンの市民大会厳美地区予選が開催された。

「負けるはずがない」と思っているこの予選会で自分達ペアは二年連続惜敗を喫している。
三年連続は「絶対避けなければならない」と内心期するところがあったが、稲刈りと枝豆収穫で
疲れ果てていたので試合直前は「もうどうでもいいや」という心境だった。

しかし、試合が始まると持ち前の「負けじ魂」に火が付き快調に「攻めのバドミントン」を展開し
快勝することができた。

恒例の祝勝会は試合後の夜10時過ぎに始まる。
午前様となる呑み会に参加していたら寝る時間が無くなるので今年も辞退した。
お詫びの印として「庄内七号」を茹でて差し入れ勘弁して貰った。



農作業に追われて庭や花壇の草取りまでは手が回らない。
その仕事をジイチャンがやってくれている。
取った草を集めて運搬車で堆肥置場に運ぶ後姿をキャッチした。

バワー健在

先日二カ月振りにバドミントンの練習に参加した。
長いブランクによる衰えが心配されたが意外とスムーズに動け、逆にパワーアップしたようにも
感じられた。　
枝豆抜きとそれを軽トラまで運ぶ毎日で知らず知らずのうちに腕や足腰の鍛錬になっていたの
かもしれない。

それでもスタミナの方は炎天下の農作業の疲れもあり2～3ゲームすると「ギブアップ」だった。

これから地区対抗や親善試合、それに12月にはメインイベントのダブルスの大会が待っている。
それに向け「心・技・体」を最高潮に持って行こうと思っている。



夕方の後山の豆畑。
庄内シリーズの最後を飾る「庄内七号」の畑も残すところ約半分となった。
お彼岸のためか昨日今日と枝豆の売れ行きは絶好調。
明日も期待したい。