安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
薪の運搬は伐採作業が全部終わってからするつもりだった。
しかし、折角裁断した薪が次々と倒される木の枝の下敷きになったりして運び出すのが難しくなることから
運搬作業も並行して進めることに変更した。
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運搬車で林道まで運び軽トラに移し替えると運搬車二台分で軽トラ一台分となる。
今日は軽トラで三往復文分しか運べなかった。
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昨日の写真の左端にあったツインタワーのような桜の木を倒したが、太い幹の裁断に時間がかかっている。
奥に見える人影は井戸の様子を見に来た生産部長。
既にクレソンの種は購入済だが、構想通りに進むかどうかは未だ分からない。
人は一般的に連続二時間しか集中力を維持できない。
そのことを称して「MAX2の原則」ということを会社時代に教わった。
私はこの原則がピッタリ当てはまるタイプの人間で、二時間を超えると途端に集中力が無くなる。
生産部長からは「飽き易い」と非難されるが、その分「中身の濃い二時間になっている」と言い訳している。
集中力が無くなると能率が悪くなるだけでなくミスや事故を招く。
特に、事故の確率の高い危険な伐採作業に従事する場合には、この原則を厳格に適用している。
というよりも伐採作業については「一日に二時間以上はしない」と決めている。
それでもそのたった二時間でも緊張のためか首や肩が凝るようだ。
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山で裁断した薪は既に昨年用意した分量を超えているが、今年は二年分を用意するつもりでいる。
更に、伐採している林の奥に清水が湧き出ている井戸があり、その水を使って「クレソンを育てる」という
壮大な構想も描いている。
BS日テレで放送されている『久米書店 〜ヨクわかる!話題の一冊〜』(久米宏、
壇蜜が出演)で紹介されているのを観て興味を持った。
刺激的なタイトルの割に内容は極めて常識的で逆にそれが凄く参考になった。
多分これまで読んだ農業関係図書の中で一番シックリと受け入れられる本だった。
その理由は、美味しさにこだわり「品種、鮮度、旬」を重視する取り組み姿勢がやや
我が家に似ていることもあったのかもしれない。
それにしても「旬の野菜をセットで受注生産する」という発想には感心させられた。
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著者は「伝統野菜のウソ」の項で、「日本で食べられている野菜の大半は、もともと
外国から持ち込まれたもの」と述べ、日本古来のものは「ウド、サンショウ、ジネンジョ、
セリ、タデ、ツルナ、ミツバ、ミョウガ、ワサビ」とのこと。
そう言われてみればどれも「放っておいても自生して来るものばかり」と大いに納得した。
プラソイラをかけると畑によって土壌環境に違いがあることがよく分かる。
粘土質でドンドン深く刺さる畑もあれば硬い盤があって深く掘れない畑もある。
高森の畑は前者で気持ちがいいぐらい深く刺さり、下に埋もれていた赤土が掘り起こされた。
しかし、これだけ肥料気が無い土が出て来たら、いくら肥料の要らない枝豆でもいい作柄は
期待できそうにないので薄目に堆肥を散布する必要がありそうだ。
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秋に種蒔きをしてある小麦畑はプラソイラをかける訳には行かないのは当然のこと。
大豆との二毛作なので畑が空くのは7月上旬の数日しかないが、その間隙を縫って何とか
やり遂げたいと思っている。
サンシュユは別名をハルコガネバナ(春黄金花)というらしい。
我が家も黄金が満開になることを祈って植えたものだが未だに黄金には縁がない。
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それでも今の季節に咲く花は希少価値があるのは先日紹介した蝋梅同様で癒される。
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天気のいい朝は絶好の撮影日より。
朝の太陽を背にして撮ったら隣家が写ったり自分の影が写ったりしていた。
この後、天気は急変し少し小雨がぱらついたが小麦の追肥作業には支障がなかった。