当ブログで取り上げる本は二種類ある。古いのと新しいのである。
古いと言っても古本は、つまりセコハンは読まない。大体文庫本でしか手に入らないようなものばかりだ。単行本は取り上げない。当ブログでの例ではドストエフスキー、チャンドラー、ハメットなど
新しい本は単行本もある。取捨の基準は社会ネタかどうか、である。その観点から去年は村上春樹などを取り上げた。最近は書評家がベストテンだとか何だとか言っている本を大分取り上げた。これはごく最近のことでね。私も社会に遅れてはいけないと、社会現象的な本を取り上げた。
そのデンで、本日この間の芥川賞二作品をゲットした。昔は芥川賞の作品は文芸春秋に掲載された記憶があるので、雑誌を買おうかなと思っていた。作者の社会的話題性、ニュース性があるようなのでね、最近の当ブログの営業方針に沿って読んでみようかと考えておったのであるが、なんと、書店に当該作品がテンコ盛り。2400円也を払って批評権利をあがなった次第。
買った以上2400円分の悪口を書かねばなるまい。以下次号