穴村久の書評ブログ

漫才哲学師(非国家資格)による小説と哲学書の書評ならびに試小説。新連載「失われし時を求めて」

ベルクソンの生霊についての考え方

2022-09-03 07:27:28 | 哲学書評

 UFOというのがある。これについてのアカデミズムの態度は三つのタイプがある。
1:ばかげたことを言うな
2:何とも言えない、よくわからない、調べてみな
3:UFOはある
 さて、生霊、超常現象、テレパシー、透視、幻視などのオカルト現象についてもUFOの場合と同様の対応がある。
 ロンドン心霊研究学会の会長を一年間勤めたベルクソンの態度は上記2である。いや2.5かな。研究方法やご丁寧に仮説まで提案している。以上は1913年に同会長に就任した時のベルクソンの講演による。
 次回は見ぃーけた、ゼノンのパラドックス。



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