穴村久の書評ブログ

漫才哲学師(非国家資格)による小説と哲学書の書評ならびに試小説。新連載「失われし時を求めて」

また電話の話で、、

2022-04-02 16:03:22 | 書評

 飛ばし読みで497ページまで来ましたぜ。また電話の話。在の、保谷だったかな、在と言っては怒られるかもしれないが、そこに画家から離縁された老婆がタバコ屋をしている。描写から察すると、よくある間口1メートルもない店でガラスの引き戸の向こうは三畳くらい部屋で老婆がちょこんと座って煙草を売っているという感じですが、ここに電話があることになっている。これは前回触れた刑事の家に電話があるというフィクションどころではない、ありえない話だと思います。
 もっとも私の認識が正しいかどうか確認しておいたほうがいいと思い、インターネットを調べましたが、まともな統計はないようです。総務省のホームページも調べましたが。あっ、NTT東は見ていなかった。
 もっとも、記事はあることはあるのだが、個人のアップのようで信用できるかどうか。それで今一つ信用できないのは人口当たりの電話所有率なんだな、出ているのがみんな。それだと2,3パーセントと言うのが多いようだ。ここで疑問なんだが、現在令和の御代ならしらず、昔は電話の普及率は所帯当たりでみるのが当然じゃないかな。一家に一台あれば御大尽だ。いまの携帯みたいに個電なんて時代じゃない。それで今一つインターネットの記事は信用しかねるのだ。



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