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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2024/7/7>
EURO2024の4強が出そろった。スペイン、フランス、イングランド、オランダ。顔ぶれは妥当だが、どこも問題を抱えている。ドイツとのイエローカード多発の肉弾戦により、スペインは主力の何人かが準決勝に出られない。未だ流れのなかでゴールを奪えないフランス。イングランドも決定力不足に悩んでいる。オランダもルーマニア戦以外は不安な戦いぶりだった。とはいえ、準決勝2試合も接近戦になることは間違いないだろう。


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<スポーツ雑感 2024/7/3>
パリ五輪男子サッカーU-23日本代表の発表会見の質疑応答で、北海道新聞の記者が、選外となった松木玖生(FC東京)について質問した。大岩監督は、選外の選手へのコメントは控えるとしながら、ケガ等が理由ではないと答えた。その後、山本昌邦ダイレクターが「移籍の可能性があり、召集の確約がとれなかった」と補足した。聞きにくいことを聞いて、ほぼ決まっているだろう松木の移籍情報を得た。この会見のハイライトだった。


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<スポーツ雑感 2024/7/2>
フランス対ベルギーは、交代出場したコロ・ムアニのシュートがベルギーDFのオウンゴールとなり、フランスが辛勝した。互いを知り尽くした対戦。好プレーが続出したが、得点の匂いが感じられない展開だった。GLでルカクのゴールがVARで取り消されるなど、今大会はベルギーのものではなかったと言える。相手オウンゴールとPKで勝ち上がったフランスが、準々決勝で2016年大会の決勝で敗れたポルトガルに雪辱を果たすか。


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<スポーツ雑感 2024/6/30>
EURO2024のR16が始まり、いきなり前回優勝のイタリアがスイスに敗れた。その後の試合では、地元ドイツがデンマークとの激戦を制した。前半35分過ぎに、激しい雷雨により約20分間の中断。試合が動いたのは、後半序盤。デンマークの先制ゴールはオフサイドで取り消され、その直後、ドイツがPKで先制した。ムシアラの追加点で勝利を決定づけたが、ドイツの中では、DFリュディガーの奮闘が印象に残った試合だった。



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<スポーツ雑感 2024/6/21>
かつて、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の構成共和国だったスロベニアとセルビアの試合も大接戦となった。先制はスロベニア。DFカルニッチニックのドリブルから展開し、そのままゴール前に詰めて、最後は自分で決めた。ストイコビッチ監督はベンチにどっかりと座り込んでしまったが、あきらめないセルビアの選手たち。後半の追加時間は「5分台」だったが、セルビアの同点ゴールが決まったのは、画面表示で4分59秒だった。


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<スポーツ雑感 2024/6/20>
EURO2024第2節。アルバニアがクロアチアと引き分け、初勝ち点を獲った。初戦のイタリア戦では先制するも逆転負け。この試合も、前半に先制したが、後半半ばに立て続けにゴールを許し、逆転された。しかし、その後の粘りが素晴らしかった。何度もカウンターを仕掛け、追加時間に同点ゴールを決めた。今大会の中では、スロベニアに次ぐ小国(人口約280万人)のアルバニア。熱狂的なサポーターとともにR16に進めるか。


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<スポーツ雑感 2024/6/17>
今朝は4時に起きて、EURO2024セルビア対イングランドをABEMAで、全米オープンゴルフ最終日をDAZN(後半はBS松竹東急)で同時に視聴。サッカーをベースに、ゴルフの優勝争いを追った。時間の流れが全く違う競技のためか、意外とストレスなく観続けることができた。ただ、応援していたストイコビッチ監督率いるセルビアと久々のメジャー獲得となるマキロイが、ともに健闘むなしく敗れてしまったのが残念だった。


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EURO2024ドイツ大会の開幕戦で、地元ドイツがスコットランドに快勝した。この大会で現役引退するクロースを代表に呼びもどしてから好調なドイツが、ビルツ、ムシアラの若手のゴールで勢いに乗り、ベテランが脇をしめて、上々の滑り出しを見せた。開催国の勝利で、大会はさらに華やかに、盛り上がることだろう。前半のうちに沈黙してしまったスコットランド・サポーターの姿が映し出されていたが、次戦で盛り返してほしい。


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<スポーツ雑感 2024/6/12>
サッカー天皇杯2回戦で、関東大学リーグ2位の筑波大学が、PK戦の末、J1首位の町田に勝利した。たしかに町田には、前半からケガによってゲームプランが大きく崩れてしまった不運があった。しかし、それを差し引いても、Jクラブに内定している選手らの堂々とした試合運び、戦いぶりは、素晴らしかった。後半追加時間に決めたU23代表の内野の同点ゴールも見事だった。「ジャイキリ」という表現はふさわしくない内容だった。


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<スポーツ雑感 2024/6/8-2>
ようやく開幕1週間前にWOWOWによるEURO2024ドイツ大会の放送・配信が決まった。テレビ放送に加えインターネット配信が急拡大し、特に大手IT企業が配信事業に参入したことで、スポーツの放送権料はますます高騰している。そんな中、1996年イングランド大会から放送しているWOWOWとしては、「EUROはWOWOW」という自負があったのだろう。ファンにはありがたい。たっぷりと大会の放送を楽しみたい。


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<スポーツ雑感+ 2024/6/8>
先日、フランスで開催された「IBSA 男子ブラインドサッカーワールドグランプリ2024」で、世界ランク3位の日本代表は、3位決定戦でブラジルに敗れて4位になった。ただ、その成績よりも内容を評価したい。グループリーグ3試合、準決勝、3位決定戦とすべての試合でゴールを決めた。また、日本の後藤が、コロンビアの選手とともに大会得点王になった。
開催地枠で出場が決まっていた東京パラリンピックに向けては、当時の高田監督のもと、まずは守備力の強化が進められた。そして、攻撃面では、セットプレーやパスワークでのコンビネーションに磨きをかけた。しかし、本番のグループリーグでは、フランスに4対0で大勝したものの、ブラジル、中国に無得点で敗れ、結局5位に終わった。
ブラインドサッカーで攻撃力を高めることは難しい。それだけに、今回のワールドグランプリで、アルゼンチン、ブラジルなど強豪相手に得点を奪った攻撃面での進化は素晴らしい。現在の監督は、東京パラリンピックのときに高田監督のもとガイド兼コーチを務めた中川さんだ。東京大会のレガシーを活かしつつ、中川ジャパンとして実力を高めている。
自力で出場を決めた今夏のパリ・パラリンピックで、東京大会の5位からジャンプアップするブラインドサッカー日本代表を観たい。


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<スポーツ雑感 2024/6/6-2>
レアル・マドリードがキリアン・エムバペの入団を発表した。前線の布陣は、エムバペ、ビニシウス、ロドリゴ、ベリンガムら、速くて、巧くて、若いプレーヤーの組合せとなるのだろう。メッシが、パリSGに移籍したときに、ネイマール、エムバペ、メッシという超豪華トリオが実現したが、それを超える実力と魅力がある。ピッチ上の指揮官クロースの引退後、アンチェロッティ監督がどんなチームを創るのか。来季が楽しみでしかない。


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<スポーツ雑感 2024/6/2-2>
レアル・マドリードの優勝の立役者、クロースのボールさばきに魅了された。ボールを受けて、蹴るというシンプルな一連の動作にまったく無駄がなく、美しい。そのクロースは、今期限りでの現役引退を表明している。残念でならない。6月14日(日本時間15日)に始まるユーロ2024でのドイツ代表が最後のパフォーマンスになる。しかも、日本ではユーロの中継を観ることができないかもしれない。Jリーグに来てくれないものか。


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<スポーツ雑感 2024/6/2>
レアル・マドリードとボルシア・ドルトムントによるUCL決勝戦は、ともに持ち味を十二分に発揮した好ゲームだった。前半、ドルトムントがボール奪取からの超速攻でレアルゴールを何度か脅かした。それに耐えたレアルは、後半、反転攻勢。レアルは、クロースを中心とした冷静沈着なサッカーを展開し、90分間を有効に使って王者に返り咲いた。アンチェロッティのベンチワークとクロースのピッチワークがあってこその勝利だった。


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<スポーツ雑感 2024/5/11>
AFC女子クラブ選手権、浦和レッズレディース対仁川レッドエンジェルス(韓国)を浦和駒場スタジアムに観に行った。平日18時の試合開始ながら、ホームゴール裏とメインスタンドはほぼ満員。観客は約5000人だったが、浦和ならではのサポーターの声は場内に響き渡り、まるで5万人かのよう。一方、アウェーの韓国側エリアは数人のみ。開催決定が直前だったせいか。少し残念。浦和の逆転勝利は大声援に押された結果でもある。



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