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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2024/5/9>
今季のUEFAチャンピオンズリーグはドルトムントとレアル・マドリードが決勝に進み、ドイツ勢同士の頂上対戦は実現しなかった。接戦の準決勝。パリSGのエムバペを抑えたドルトムントは勝ち上がり、レアルのビニシウスを止められなかったバイエルン・ミュンヘンは敗退した。ウエンブリーでの決勝では、ドルトムントの守備陣がビニシウスにどう対応するのか。レアルの現場指揮官、クロースとモドリッチのプレーにも注目したい。


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<スポーツ雑感 2024/5/5-2>
U23アジア杯での日本の優勝を伝える読売新聞に、「山田楓ロスタイム決勝弾」の見出しが、本文中にも「後半ロスタイム」という表現があった。正しくは「アディショナルタイム」だ。紙面の関係で文字数の少ない「ロスタイム」にしたのだろう。しかし、節約するなら直訳的な「追加時間」の方がよいのではないか。または、「AT」と略すか。ただ、「追加時間決勝弾」「AT決勝弾」が一般読者に響くか。一般紙の悩ましいところだ。



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<スポーツ雑感 2024/3/30-2>
新サッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」に行ってみて、北海道北広島に昨年できた野球場「エスコンフィールド」を思い出した。それぞれ、サッカー、野球を観やすいのは当然だが、グループ観戦や飲食しながらの観戦にやさしい工夫がある。ともに大型ビジョンが特段に大きい。収容人数は、約28500人と約35000人で、地方都市らしい中堅規模。さらに専門競技場だ。首都圏に魅力的なスタジアムができない理由がみえてこないか。



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<スポーツ雑感 2024/3/30>
新スタジアム「エディオンピースウイング広島」を体験するために、広島対G大阪戦を観に行った。広島駅から京橋川を渡り、城南通りをまっすぐ、徒歩で約30分。近づくにつれてサポーターが増えるのが楽しい。席は2層目の最前列。チケットを買う際、追加料金で最前列を指定できた。約28500席とコンパクトなので、どの席でも強烈な没入感を味わえるが、2層目の最前列か最上段席がお勧めだ。熱戦になったのはスタジアムのせいでもある。




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<スポーツ雑感 2024/2/8>
アジア杯決勝は、開催国カタール対ヨルダンになった。ホームの中東同士とはいえ想定外のカードだ。日本に完勝したイランを破ったカタールは、2022年の自国W杯でグループリーグ3戦全敗に終わったが、着実に成長している。この大会で日本は8強にとどまった。2026年W杯のアジア枠は8ないし9。日本は余裕だろうと思っていたが、うかうかしてはいられない。アジア予選から緊張感のある試合を楽しめるということでもある。



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<スポーツ雑感2024/1/31>
アジア杯で、韓国がPK戦でサウジアラビアを下し、8強に進出した。会場のエデュケーション競技場は、カタールW杯で韓国が16強を決めた場所。縁起の良さは続いていた。この試合、後半開始直後に先制された韓国は、後半残り10分から追加時間分まで20分間攻め続け、同点に追いついた。韓国は強い。しかし、この大会、流れの中でのゴールを決められないエースのソン・フンミンのあせりが、韓国の苦戦につながっているようだ。



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<2024/1/20>
アジア大会の序盤で、日本も、韓国も厳しい試合を強いられている。2022年カタールW杯16強が大苦戦しているのだから、アジア杯のレベルも高くなっているのだろう。日本と対戦したベトナムの精度の高いプレーぶりは、全くの想定外。韓国と引き分けたヨルダンの、韓国を上回る個の強さに驚いた。日本には不満が残るが、観ていて面白い。中東勢の健闘で会場も盛り上がっているようだ。W杯を思い出し、つい行きたくなってきた。


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<スポーツ雑感 2024/1/4>
高校サッカー準々決勝、神村学園対近江が、想定外に面白かった。前半は神村が2対1と逆転して終えた。このまま前評判の高い神村が勝つかと思ったが、後半は完全に近江が支配。近江は、ボール保持者が1対1を仕掛け、微妙な間合いでパスをつなぎ、するするとペナルティエリアに侵入し、神村ゴールに迫る。すっかり観客を虜にし、最後は追加時間に決勝ゴールを奪った。予期せず、こんな試合に出会えるのが高校サッカーの醍醐味だ。




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<スポーツ雑感+ 2023/12/9>
天皇杯サッカー決勝、川崎対柏の激戦は、10人ずつによるPK戦の末、川崎が勝利した。120分間を攻守に超アグレッシブに戦い抜いた柏に優勝させたいと思うような試合内容だった。得点シーンを観ることはできなかったが、それゆえに、観客側の緊張感も途切れることがなかった。この試合で、1度だけVARが発動された。PK戦で柏のGKが川崎の2人目のキックを阻止したときだ。喜ぶGKとうなだれるキッカーに、審判がペナルティスポットを指し示した。PKのやり直しだ。GKの動き出しが早かったのだろう。このシーンに時代の流れを感じた。昔(いや、大昔か)だったら、PKにおいて、孤独で不利な状況にあるGKがストップしたら、少しぐらいの反則は目をつぶっていたのではないか。そんな人間味のある判定を、止められたキッカーも受け入れていたのではないか。しかし、今やVARが1ミリの誤差も許さない時代。白黒がはっきりし過ぎることに、少しもやもやしながら、川崎サポが歓喜に沸くスタジアムを後にした。





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<スポーツ雑感 2023/11/30>
米国のヘンリー・キッシンジャー元国務長官が亡くなった。100歳だった。失礼だが、まだご存命だったのかというのが率直な感想。キッシンジャーは無類のサッカー・ファンとしても知られている。米国とは無関係のワールドカップを観戦するために、1970年メキシコ大会から現地に足を運んでいた。1994年の米国W杯の招致・開催へも力を発揮した。「外交」における功績とともに、サッカー界に及ぼした影響も覚えておきたい。


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<スポーツ雑感+ 2023/10/5>
サッカーW杯100周年の2030年大会は、スペイン・ポルトガル・モロッコの3か国共催になるようだ。それに加えて、100年前の第1回大会を開催したウルグアイで開幕戦を行い、隣国のアルゼンチン、パラグアイでも1試合を行うという。実質は、欧州、アフリカ、南米の3大陸での6か国共催大会だ。
報道によれば、FIFAは「スペイン、ポルトガル、モロッコの3か国共催が、唯一の立候補だった」としている。100周年記念大会ということもあり、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイ、チリの連合も立候補していると思っていたが……。出場国が48に増え、また共催国が4つにもなると、なかなかまとまるのは難しいということか。
昨年、カタールで超コンパクトなW杯を楽しんで1年もたたない中、次の米国、カナダ、メキシコの3か国共催大会をどう観戦するかをこれから考えようとしているときに、こんな驚きのニュースを聞くことになるとはまったく思いもしなかった。2030年大会はウルグアイを中心とした南米共催大会になると確信していて、サッカー的に区切りのいい11度目となるはずのW杯現地観戦のために南米を旅するのを楽しみにしていたので、残念でならない。
とはいえ、正式決定は来年2024年のFIFA総会だ。2026年大会の観戦の計画を立てながら、2030年大会の動向を見守っていきたい。


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<スポーツ雑感 2023/9/12>
サッカー日本代表が、トルコに4対2で勝利した。ドイツ戦の先発から10人を入れ替えたトルコ戦は、序盤こそスローペースだったが、前半だけで3得点はお見事。代表経験の浅い選手たちの落ち着いたプレーが素晴らしかった。しかし、何度も好機をつくった久保の好調さは、より際立っていた。今の日本代表はおもしろい。世界の強豪との真剣勝負を2026年のW杯まで待ちきれない。来年のEURO24に招待してくれないだろうか。



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<スポーツ雑感 2023/9/10>
日本が4対1でドイツに完勝した。カタールW杯に続いて日本が勝利したわけだが、ここまで日本が成長し、ドイツが落ちぶれているとは想像できなかった。日本の余裕とドイツの物憂げな表情が対照的だった。後半28分、1点を追うドイツは、FWのトーマス・ミュラーを投入した。将来を臨む強化試合で、もうすぐ34歳になるベテランを起用せざるをえないほど、ドイツは追い込まれている。次戦でフランスがとどめをさすことになるだろう。



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<スポーツ雑感 2023/7/31>
なでしこジャパンが、4対0とスペインにも完勝した。想定された試合展開のなかで、ゲームプランを120%遂行した、チーム全体の知力と集中力を称えたい。グループリーグ3試合を見て感じたのは、海外組やU世代で世界一を経験した選手が主力になったことで、熊谷が残っているものの、2011年のW杯優勝から完全に解放された新しいチームになっているということ。「シン・なでしこジャパン」の快進撃が続くことを期待したい。



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<スポーツ雑感 2023/7/26>
女子W杯、日本の2戦目はコスタリカに2対0で勝利した。前半の日本は、前線からの積極的な守備で追い込み、精度の高い、テンポのいいパスのつなぎで、コスタリカのゴールに迫った。初戦のザンビア戦の完勝を経て、チーム力がさらに向上したようだ。得点こそなかったものの、攻守において最前線の田中の存在が印象に残った。後半、ややルーズな展開に終始したことを反省し、次のスペインにも勝って、グループ1位で勝ち抜けたい。



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