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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感 2021/6/7>
全米女子オープンゴルフ選手権での畑岡、笹生の日本勢同士のプレーオフという「至福の時間」は、3ホール目に笹生がバーディーを決めて終わった。最終日の優勝争いは、悪い予感が当たったかたちで始まり、予想もしなかった後半の展開になり、期待以上の結末を迎えた。後半の連続バーディーでスコアを伸ばした畑岡の集中力の凄さ。序盤2、3番の連続ダブルボギーから徐々に立ち直っていった笹生の冷静さ。2人の大健闘を称えたい。


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<スポーツ雑感 2021/6/6>
全米女子オープンゴルフ大会の第3日終了時点で、笹生優花が2位、畑岡奈紗が6位タイと、優勝を狙える好位置にいる。深いラフと小さなグリーンを特徴とする難コースに対して、笹生は長距離砲と正確なショットで立ち向かう。畑岡は、この日、序盤にスコアを落としたものの、粘り強く盛り返した。渋野、松山に続いて海外メジャータイトルの獲得なるか。最終日のスタートは、畑岡が日本時間7日早朝2時23分、笹生が同2時35分。



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<スポーツ雑感 2021/4/11>
ゴルフ・マスターズ3日目。雷雨中断から再開後の松山英樹がものすごかった。ピンチだった11番の2打目で、会心のリカバリーからバーディーを奪うと、そこからの8ホールで、1イーグル、4バーディーを決め、2位に4打差の単独首位で最終日を迎えることになった。今大会の松山の表情には、自信と余裕を感じる。いよいよ日本人がグリーンジャケットに袖を通すときがきたようだ。最終日は日本時間12日午前3時40分スタート。


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<スポーツ雑感 2021/1/3>
コロナ禍の箱根駅伝は、ずいぶんその風景を変えていた。選手のユニフォームにも小さな変化が見られた。今大会、多くのチームのシャツとパンツに、ナイキやミズノといった製造者ロゴとは別に、スポンサーの企業ロゴが付いていた。世界陸連の規定改定にともない日本陸連が認めた。高視聴率、長時間の露出が期待できるが、小さく、上下に揺れる企業ロゴは、テレビ画面からは読み取りにくい。スポンサーにとっては来年への課題だろう。



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<スポーツ雑感 2020/12/15>
1日延びた全米女子オープンゴルフ最終日、3日目まで首位だった渋野日向子は、なかなかチャンスをつくれず、4位に終わった。ただ、最後の18番は、渋野らしく長いバーディーパットで締めた。この最終日、渋野のプレーを、テレビ東京系が完全生中継した。しかし、国際映像に、日本のスタジオで実況と解説をつけるやり方で、臨場感はなかった。自然を相手にするゴルフを観るときには、コースや天気など、現場の情報は欠かせない。


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<スポーツ雑感 2020/10/4>
日本女子オープンゴルフの第3日と最終日の2日間、原英莉花と小祝さくらのプレーをNHK_BS1と総合放送でフルに楽しんだ。3日目の前半に原が逆転し、差を広げたが、緊張感がほどけることはなく、しのぎをけずる一打一打に目を奪われた。精神力の強さにも圧倒された。笹生優花や古江彩佳といった下の世代が優勝している今季、あらためて黄金世代の存在感を見せつけた2人だった。大観衆のなかでプレーをさせてあげたかった。



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<スポーツ雑感 2020/9/20>
深夜2時半から約4時間半、松山英樹の奮闘を見続けた。松山の全米オープンゴルフ第3ラウンドは、完璧なティーショットを武器に、途中3アンダーまで伸ばすも、終盤にショットが乱れて首位に5打差のイーブンパーで終えた。3日目終了時点で、アンダーパーが3人しかいないタフなコース。松山が逆転する可能性は十分。松山のメジャー初優勝へのチャレンジは、日本時間の21日深夜2時19分から始まる。今夜こそ眠れそうにない。



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<スポーツ雑感 2020/8/30>
ニトリレディスゴルフで、笹生優花が2週連続優勝を遂げた。プロ1年目の19歳である。ショット、ショートゲーム、パットと、すべてに新人離れしていて、その存在感はすでに女王のそれだ。一番、感心したのはパットの巧さだ。解説者が難しいと言うそばから、こともなく決めていく。他の選手がキャディとともにラインを読むのに対し、笹生は自分一人でラインをみつけ、確信をもって打つ。そこに自分のゴルフへの絶対の自信をみた。



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<スポーツ雑感 2020/8/23>
BSフジで「大箱根・川奈チャリティマッチプレーゴルフ2020」を楽しく観た。新型コロナの影響で公式戦が中止になるなかの女子プロ16人によるマッチープレー・トーナメント。ふだん、あまり観ることのないマッチプレーならではの強気なプレーとベテランの粘りに感心した。4強に残ったのは全員30代のツアー優勝経験者。決勝戦も18ホールでは決着せずエキストラホールへ。新型コロナが収束した後も、ぜひ開催してほしい。


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<スポーツ雑感 2020/8/21>
全英女子オープンゴルフで2連覇を目指す渋野日向子が、初日の序盤でつまづいた。5番までで6オーバーと出遅れたが、後半は持ち味を発揮し、笑顔も見られた。リンクスらしい暴風のなかでも、ティーショットはほとんどミスがなく、特にドライバーは同組の選手をアウトドライブ。しかし、グリーンを狙うショットの距離感が最後まで合わなかった。18番で決めた渋野らしいバーディーパットが2日目以降につながることを期待したい。



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<スポーツ雑感 2020/7/9-2>
無観客のうえ、キャディなしで開催された男子プロゴルフ「ゴルフパートナーエキシビショントーナメント」のネット中継を観た。久しぶりの大会に、選手たちは楽しそうに手押し電動カートを押し、フェアウェイを歩いていた。笑顔が多かったのは、先々週の女子大会と同じだった。ただし、ネット中継には不満あり。進行中のプレーと関係ないトークやコメンタリーブースの映像が多く、もっとプレーを見せてくれ、と声を出したくなった。



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<スポーツ雑感 2020/6/29>
女子プロゴルフ「アース・モンダミンカップ」は、若手選手の台頭が目立ったが、実力者の鈴木愛と渡邉彩香のプレーオフの末、渡邉が5年ぶりの優勝を果たした。渡邉がウイニングパットを決めると、鈴木愛が拍手をし、自粛するはずのハグで祝福した。すばらしい光景だった。大接戦となった最終日、ファンの大歓声があったら、どれほど盛り上がったことだろう。ネット中継で無観客大会を見ながら、ファンの存在意義に思いを巡らせた。



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<スポーツ雑感 2020/6/25>
女子プロゴルフの今季の開幕戦となる「アース・モンダミンカップ」は、「無観客」だけでなく、取材をリモートに制限する「非公開」という厳戒態勢となった。さらに、雨のため1時間遅れのスタートとなったが、これまで以上に、選手たちに笑顔が多かったように思う。ファン以上に、当の選手たちがこの日を待ちわびていたのだ。しかし、この次の開催予定は決まっていない。まずは、この大会が無事に終わり、次につながることを願う。


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<スポーツ雑感 2020/6/4>
プロ野球開幕を2週間後に控えた巨人の選手が新型コロナに感染していた。開幕には影響がなさそうだが、こうなると、Jリーグのような選手関係者の全員検査が望まれる。ただ、プロ野球は対応できるだろうが、今後、大会活動を再開する競技団体の多くは、お金、人材、ノウハウが乏しいのが実情だ。スポーツ庁、JOC、Jスポなど競技団体統括組織が検査体制を整えるべきだろう。ドーピング機構と連携することはできないのだろうか。


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<スポーツ雑感 2020/6/3>
日本トップリーグ連携機構が「無観客試合」に代わる名前を募集している。プロスポーツ界では「無観客試合」には懲罰の意味があるそうだ。新型コロナ禍の下、当面は無観客が多くなるだろう試合に、前向きな名前を付けたいとのことだ。とはいえ、この状況が続くことは望まないし、無観客から観客を少数に制限する方式に移行するだろうことを考えると、「観客制限試合(大会)」ぐらいがよいのではないか。あまりにも現実的すぎるか。



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