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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



WJBL JOMO対富士通
2009/11/13 代々木第2体育館

開幕時には、富士通に連敗したJOMOが雪辱を果たした。終わってみれば、全4クォーターともJOMOがリードしていた完全勝利だった。

JOMOは、大神、吉田、そして新キャプテンの田中が、いつものように安定した、攻撃的なプレーを見せた。諏訪、林、新人の間宮らセンター陣も大神、吉田らとのコンビネーションよく得点を重ねた。そこに、途中交代出場の内海が好プレーでつなぐ。

85点を取った攻撃以上によかったのが守備だった。高い位置からのプレッシャーとポストプレーヤーの裏のカバーリングは、まさに基本通り。マンツーマン・ディフェンスのお手本のようだった。

一方の富士通は、昨年までのエース・矢野良子が抜けた穴が大きい。2年前の全日本選手権で優勝した時に、6番目のプレーヤーとして大活躍した名木がキャプテンとして頑張っているが、矢野の存在感とは比べ物にならない。外角の攻撃力が低下したために、相手はゴール下の守備に集中できる。

富士通は、岡里新監督のもと、プレイオフを見据えてのチーム作りの途中と見るが、どんなチームを目指しているのだろうか。しばらくは、暗中模索状態か……。



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