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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感+ 2019/1/22>
大学の卒業式以来、約35年ぶりの埼玉会館(さいたま市)。東京五輪・パラの埼玉県の都市ボランティアの説明会・基本研修会に参加した。実は、5400人の募集に対して9650人の応募があった埼玉県の都市ボラに応募し、採用されたのだ。
約1時間半のうち、県のオリ・パラ課の職員による説明会が約45分。その後の約1時間の基本研修会の中身は、吉本芸人とオリンピアン岡崎朋美さんとの座談会などで、「わざわざ開催する必要があるのか」という印象。
意外だったのは、募集時にはなかった活動費が、1日2000円(クオカード等を検討中)支給されること。都市ボラの活動は競技会場付近の駅での案内が中心だ。基本は屋外のため、猛暑を考慮し、1日の活動時間は約5時間で、そのうち2時間は休憩。拘束時間でみると時給400円、稼働時間では667円。高くはないけれど、活動内容からすれば、そこそこのアルバイトと言えよう。
説明では「食事と1000円が支給される(組織委員会が募集している)大会ボラに見劣りしないでしょう」とのこと。都市ボラと大会ボラの両方に応募している人も多いだろうから、大会ボラに流れてしまうことを警戒したのだろうか。募集時になかったのだから、今になって活動費を支給する必要はないと思う。集まったボラたちも、期待していなかったのではないか。
組織委員会と開催都市の連携の拙さが、こんなちぐはぐさを生んでしまったのだろう。大会まであと約1年半。ほかにもほころびが出てきそうな予感がする。大丈夫か?



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