スバラ式生活


まゆみ(酒匠・料理家・日本酒ライター)

レシピブログ → 居酒屋歳時記に変更 呑んだくれブログです。

牡蠣キムチ丼

2007-02-02 | エスニック


美味しんぼ75巻に命名騒動の話題があるのですが。
山岡士郎が娘の名前に「遊」の字を使いたい、しかし子供の名前に遊ぶという字なんて!と周りから反対される...という内容。

そこで大家さんの友人がこの料理を作って「遊び心というのは大事なんだよ。」と言うのです。この料理を使ってみんなを納得させよう!と山岡が決心したのでした。

噛んだ瞬間、牡蠣の旨味がじゅわ~と口に広がり、それにキムチの辛味と酸味が上手い具合に絡み合って、なんとも美味しい1品。

牡蠣は丁寧に洗って水気を拭き取り、片栗粉をまぶしてカラリと揚げます。
醤油、みりん、一味唐辛子、ごま油、白ごまを手ですりつぶしたものを混ぜ合わせて、揚げた牡蠣をサッと通します。

後は、丼にご飯とキムチを入れ、牡蠣を乗せたら出来上がり。
簡単だけど絶品、オススメです。


実は、我が家も子供の命名には一騒動あったのですが、話せば長くなるのでそれはまた気が向いたときに......今ではすっかり決着がついてますけどね。

ちなみに、あたしの名前は父がつけてくれました。
至って普通の名前で、何の変化球も無い漢字ですが、息子の画数を調べるときに自分の旧姓も調べたところ、なんと、最高の画数でした!凄い!
その事を両親に言ったら、「お父さん、ちゃんと画数までしっかり調べていたのよぅ~。」と。ははー、恐れ入りました。

でもね、結婚して名字が変わったとたん、最悪な画数に変わってしまったのよ...。その事は口が裂けても言えませんけど。

ということで、仕事では旧姓のまま通しております。
だって、旧姓の方が名前を書いたときに全体のバランスがとれていし、何となく気に入っているの。周りも旧姓で呼んでくれるから、特に変えることなくそのままなのでした。

名前って、ずっと付き合っていくものですから、いろいろ考え出すと大変ですよねぇ。
山岡が言う、遊び心が大事ってのもよーく分かります。とは言え、あたしの人生は遊びばっかりですけどー。