弓を引く
昨日、野々市の弓仲間美しどころ3名が来てくれた。いろんな話の中で、最後の殿の入院の時、1週間でティシュペーパーの箱が2箱空になって、身体の水分が全部出てしまったので、わたしは干物になった気がすると言っていた。また、葬儀の間は泣けないものだと言ってくれた。
その後、野々市へ出かけておいで、みんなで稽古しよう!と、話が盛り上がり、ついでに、今度は我が家でお泊り会しましょうという話で別れた後、弓を引きたくなった。
矢が上へ行ったので、「いいもんだなぁ」と思った。嬉しいことがあると「天にも昇る気持ち」つまり上がっていく感じがするわけだ。逆に憂鬱な時は、落ち込んでいく。心は上り下りを繰り返しながら流れていくんだと思う。最近は、下りが速い時の「堕ちる」という感覚だった。がっくりという。
万有引力の法則では、矢は必ず落ちるのだ。それに逆らって上がるとは、元気の基ではないか。こんな小さなことが「いいもんだ」と思えることが、またまたいいもんだ。
殿がこのブログを読むことはもうないんだけれど、きっと「いいもんやねぇ」と、言うだろう。また、「調子に乗って、無駄にばたばた引かんこっちゃ。」とも言いそうだ。