正式には「盂蘭盆」とは、浄土真宗での話で、インドのサンスクリットの「ウランバ-ナ」からきているらしい。それが中国へ入り「うらぼん」という当て字になったとか。お坊さんの説教で聞いた。
地方により、13日に墓参りをして、家へ来てもらい、16日に帰るとか。
また、キュウリの馬に乗って早く帰ってきて、なすの牛に乗ってゆっくり帰るとか。どちらにしても、16日にはあの世に帰ってしまうようだ。墓にいるわけではないとすると、墓はなんだ?♪わたしのお墓の前で泣かないでください~そこにわたしはいません・・♪
孫たちになすときゅうりを馬のように作ってもらうと、4歳の孫が「食べ物で遊んではいけません」と、言っていた。「大丈夫。じいじが帰ってくるんやから。」と、いうと「えっ!ほんとにかえってくるん?」という無邪気さに泣ける。
しかし、じぃじはしあわせだったと思うよ。小百合が最後まで手を握っていたのだから。