臨時福祉給付金が貰える。15千円。要するに、県民税を払っていないということで、年間の収入の低い人にもらえるわけだ。あなたは貧乏だからお金をあげますというにしては、一桁少ないのではないか。多分、消費税の引き上げ分を1年間の買い物額で換算したのだろうと思う。
消費税の引き上げによる影響を緩和するため、所得の低い人に対して臨時措置として、「臨時福祉給付金(経済対策分)」を給付します。
という案内がきた。1年間に1万5千円は、いわゆる「ちゃぶんとも言わんわ。」と、いうくらいの金額だが、ないよりある方が良い。すぐに手続きをする。どうも、年金を貰っている婆様たちは税金を払っているそうなので、我が家では世帯主が扶養家族より収入が少ないということになっている。パートは、月に半分しか出勤していないので、これも雀の涙である。毎月、あちこちのお金をかき集めて暮らすという訳だ。
5月はあちこちで株主総会もあって、配当金も若干もらえて、殿の残した分が少し入る。
殿が共済の遺族年金をかけてくれてあって、年一回だけど5月に15万円入る。その方が給付金よりよほど助かる。殿はわたしが苦労しないようにしてくれてあったのだ。
山に登って少しでも殿に近づくかと思っているが、もっと高い所から笑っているような気がする。たとえ富士山に登っても、殿は上から「やっぱりお前は小さいんなあ。」と、言うような気がする。
それでも、「親を4人とも残していった不幸は大きいけどね。」と、少しすねて、わたしは元気にまたどこかへ出かけようとしている。生きている人に、すねたり甘えたりできるけれど、空を仰いですねるわけにはいかないなあ。笑っちまう。
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