まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

大事なこと

2020-03-08 | 暮らし
今、日本中が一大事の状態に陥っている。
そんな中で、本当に大事なのは株価でもなく、各自の趣味の会でもなく、命に係わる一大事の時。
さて、われらが弓道の大会、講習会、審査などの目白押しの行事は、中止されていく。これは当然のことで、何人以下なら大丈夫などというものではなく、とにかく終結の目途がつくまではじっとしていたいというのがみんなの気持ちである。
弓道も、はたから見たら不要不急のことなのである。ライブハウスの方たちと変わらない集まりなのだ。楽しい時を過ごそうとする気持ちは同じ。趣味が音楽か弓を引くことなのかというだけで、そこに高尚な理屈をつけてもダメなのである。
生きるための仕事、衣食住に係わる仕事、インフラに係わる仕事以外は、後回しになることはやむを得ない。
早速、決断を迫られる講習会などがある。
4月の加賀温泉郷マラソンも中止になった。
人が今、本当に大事なものは何かを考える時が来ている。
そして、ここでトップの資質が問われるのである。
誰も予測できないことなので、大丈夫というのか、少し慎重になるのか、正解は分からないとなると、本当に大事なことは何かを考える。
すると、決断は早い。ここは辛抱して、みんなの命を守ろう。日々、医療に従事している方々の負担を減らすためにも、各自が感染しないよう努力をしなくてはならない。
目先の、楽しみや利益を追いかけてどうするのだろう。
「尽くして求めず」の弓道精神があるのなら、今みんなですべての活動を停止して地域や家族のもとで自粛をする方向にいくのではないだろうか。
会議もメールでできる世の中になったし、必要な事務仕事も会わずに済ませることが出来る。
もちろん、人と人が会うことが一番良いことなのだが、その日を笑顔で迎えるために今はみんなで我慢の時と思う。
元気に一堂に会することができるよう祈るばかりである。



コロナ避難

2020-03-03 | 小さきもの
孫たちを預かって一日学童みたいになった。ゲームばかりの毎日かと思ったが、子供たちは身体を動かすのは大好きだ。
縄跳びは、中2になるkouも、保育園の年長になるnanaも一緒に遊べるところがすごい。
ばぁばもやります。と、前跳びをわざとひっかけて2回ほど失敗をすると、みんなのアドバイスが飛ぶ。では、本気出します。とんとん・・たたっ。二重跳び2回出来たので孫たちは歓声をあげた。ばぁばも跳べるんですぞ。
でも二重跳びは2回しか続かないけど。

 


うちの周りに子供たちがいるっていいなと思う。殿がこの姿を見たら喜ぶだろうと思う。亡くなってから今月の8日で5年目だ。
当然ながらみんな5歳成長し、わたしは5歳おばばになった。一体、人はいくつから成長が止まって、老化という言葉に替えられるのか。
もしかしたら、少しでもうまくならないかと思う弓道などは、老化防止であって、もう将来性などない。と、思うことがあるが、いやいや精神的な成長は100歳になっても完成しないので、目指すところを目指し続けなくてはならないのだと思い直しながらも、心のどこかでそう思わなくてはやってらんないと、ささやいているのも聞こえる。
多重人格者ではないが、常に気持ちは波のように揺れ、今回のコロナ騒ぎでは、自分のやっていることは人の為にならない、単なる自己満足ではないかと思うのだ。

さて、ひな祭りなので、ちらし寿司をしようと思い、炊けたご飯を団扇であおぐ代わりにデッキに出ると少し寒い風が吹いていてちょうどいい。
momoが、「わたしがやるー」と、混ぜてくれて、kouが「切るように混ぜるんや」と、いつも手伝いもしないくせにうんちくを垂れていた。


予算の関係上、海鮮ではなくカニカマとお花のかまぼこ。
卵焼を混ぜこんでしまい見た目が悪くなったが、お腹がすけば何でも美味しい。





うちへ来ると、ハンモックが楽しいようで、momoとnanaは笑いが止まらない。
お兄ちゃんたちは、食事を終えるとさっさと帰っていった。



コロナが早く解決して、遠い思い出になりますように。

山頂の混み具合

2020-03-01 | 山歩き

名古屋の弓道大会が中止になったので、晴れた空を見たら矢も楯もたまらず鞍掛山へ行った。
途中、滝ケ原の採石場跡地を右に見て、いざ鞍掛山へ。



山が近づいてくると嬉しくなる。第一駐車場は満車で、第二駐車場に停めるて歩く。道のわきにも数台の車が停まっていて、人気の山であること
林道をゆっくり歩く。




本日は急坂の中の谷から登る。人気の西ノ谷と違って人が少ない。


いきなりロープのあるところで、急な坂。



途中で若い男性に追い越された。


道なき道のように見えるが、向こうのほうに道しるべが見える。



上の方には雪が少しある。 この時期に雪がないのは完全に温暖化だと思う。
虫がいないし、蛇も出ないし、夏のように暑くないので、登山にはちょうどいい。



ついに頂上。急坂を登ったので短時間かと思ったが、やはり1時間かかった。
振り向けば「子供、初心者には危険」と、あった。
下山に使うには急なので、違うコースで下りようと思う。


コーヒーにおやつのアンパンを食べる。頂上ではHさんや、山の師匠に会う。
人混みを避けて山に登ったはずなのに「濃厚接触やね」というかんじ。


帰りは頂上で出会った山の師匠に案内してもらって、鉄塔コースから帰ることにした。ここは急な坂はなく、尾根を歩くので初心者にもってこいだ。
1時間30分ほどかかるが安全コースである。
まず、「加賀とのお新道」の方に向かう。





下り始めるとすぐ大きな岩があり、新しく置かれた地蔵があって、手を合わせから下りる。本日も気持ちの良い登山をありがとう。



塔尾と滝ケ原の分岐点。ここは間違いやすいところで、標識がいくつか追加された。


鉄塔沿いに隣の山に登って回り込む感じの登山道で、尾根道から見える鞍掛山を撮る。

第二駐車場もいっぱいになっていて、12時半になっていた。



TKIGAHARA CAFEで、ガレットを食べて、コーヒーを飲んで帰り、なんとも贅沢な登山になった。