カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~マイネ・ピヤ-ル・キューン・キヤー~

2020年11月07日 22時11分59秒 | 映画 / MOVIE

2005年の作品、タイトルはヒンディー語で
「私はなぜ恋に落ちたのか」。

監督はコメディ専門のデヴィッド・ダワン(ワルンの父)。
面白くないわけがないと思って観始めたんだけど・・・
カトリーナ・カイフ演じるソニアが面倒くさい女で・・・
同じ事を繰り返すので半分まで行くまでに、
疲れたと言うか飽きた。だって次が想像できちゃうんだもん。

そしてよくあるがサルマン・カーンと弟のソヒルの共演。
一つの情報として・・・当時39歳のサルマンと
22歳のカトリーナ・カイフは数年前から付き合っていた。
インド人だったら当然知っているわけで、
そう言う事を想像させるのも手なのかもしれない。
興行的にもお客が呼べると言う宣伝効果もあるのだと思うけど、
日本じゃあまりやらないキャスティングだと思う。

  <ストーリー> 

ソニア(カトリーナ・カイフ)がサミール(サルマン・カーン)の
写真を胸に抱き泣きながらベッドに倒れ込む。
ガスの臭いに気がついた隣の部屋のピエール(ソヒル・カーン)が
窓を破ってソニアの部屋に入る。ソニアは自殺を図っていた。

所変わって病院。サミールは優秀な医師で女性患者にモテるため、
面倒な関係になってしまうが、その都度「結婚している。」と
嘘をつき難を逃れて来ていた。ソニアが自殺をほのめかすメールを
送っていたためサミールは慌ててソニアの家に向かう。

実はサミールはソニアを愛しており結婚したいのだが・・・・
女性を口説く時には結婚している事にしていたため、
(必要ないのに)離婚する必要があるのだった。
ソニアがサミールの妻に会いたいと言ったためサミールは、
看護師のナイナ(スシュミタ・セン)に芝居を頼む。

ナイナは預かっていた甥と姪を連れて会いに行く。
するとソニアは子供達と遊びたいと言い、サミールが、
ナイナに新しいBFがいると言うとそのBFにも会いたいと、
次から次へとめんどくさい事を言う。

 また何かと言うと自殺の芝居をするし、命令するし、
 めんどくさい女である。ソニアとは関わらない方が・・・。

サミールは間違ってナイナに贈り物を届けてしまい、
ナイナはサミールに愛されていると勘違いを始める。
ピエールもソニアを気に入っており、隣のベランダから
ソニアの部屋に侵入してきて干渉し始める。
ソニアはサミールの離婚が成立していない(と思っている)ため
サミールとの関係に踏み込めないでいる。

さらにソニアが離婚裁判の傍聴を希望したため、
サミールは友人の弁護士ヴィッキーに裁判の芝居を依頼する。
そこへサミールの母親が故郷からやって来る。ピエールが
離婚裁判の話をすると、離婚するためにはまず結婚する、
必要があると言う。(ごもっとも。)

母親は(芝居の)裁判に乗り込みナイナを気に入り、
離婚の必要はないと裁判をぶち壊してしまう。

ソニアは一人でドバイへ旅立つ。サミールの母親は気を利かせて、
サミール夫婦にドバイへのハネムーン旅行をプレゼントする。
サミールはナイナを置いて一人でドバイへ行きソニアと落ち合う。
しかしなぜかピエールもソニアについて来ていた。
残されたナイナはサミールの母親に見つかってしまい、
甥と姪も二人の子供だと誤解されてしまう。

どんどん嘘は大きくなり収集不可能になっていく・・・・。
サミールが帰宅すると母親に呼ばれたナイナと甥と姪がいた。
困ったサミールはナイナに悪妻の演技を依頼し、
ナイナは母親に嫌われようとメイド代わりにこき使う。
サミールは母親にソニアのビデオを見せナイナと離婚して、
ソニアと結婚する承諾を得る。

サミールとソニアの結婚式の日、ナイナは病院を辞め、
ソニアに全てを打ち明ける。教会(キリスト教徒だった??)、
サミールを愛しますか? と言う神父の問いかけに、
ソニアはNOと答える。神の前で嘘をついてはいけないと。
付き添いのピエールがソニアに愛を告白する。
サミールは去り、新郎が変わって式は続く。

ヴィッキーはサミールを連れ出し空港へ向かい、
ナイナに飛行機の問題があるから降りるように告げる。
ナイナは冗談だと取り合わなかったが隣の席の男性
(アルバーズ・カーン)が騒ぎ始め飛行機は離陸できない。
渋滞にはまった二人は通りがかったバイクに乗り空港へ。

サミールはナイナを引き留めるがナイナは搭乗口へ、
そこへサミールの母親と子供が現れ引き留める。
母親に諭されサミールは謝罪する。

 最後の最後にサルマンの弟アルバーズが登場し、
 三兄弟そろい踏み。これもお約束か。

 前半の流れがモタついて飽きた。後半は少しテンポが上がったが、
 全体的にサルマンの演技がひどく臭かった。
 コメディだからか? 表情も身のこなしもヤリすぎていた。
 特に兄弟喧嘩のシーンはまるで漫画だった。

 サミールの話が全部芝居(嘘)だった事を知ったソニアが、
 サミールに愛想をつかすのはいいとして、ピエールと結婚?
 ソニアにフラれたサミールがナイナに求愛?
 まぁ映画だからいいかっ。

コメント
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