2016年の作品、タイトルは「直接的な愛」。
ヒンドゥー教徒の聖地であるバラナシが舞台。
聖地ではあるが(私の印象では)全くもって俗っぽい場所である。
インドで一番嘘つきと詐欺師が多い所だと思っている。
2016年と言えば最近な気がするが、ストーリーと関係のない
ロケ地での歌シーンがあるあたり、古い気が・・・・。
(まぁ違和感があるのは私だけだろうけど。)
しばらくラジニーシュ・ドゥッガルの出演作品を追ってみる。
この作品ではコミカルな演技もダンスもアクションもこなしていた。
<ストーリー>
のっけからバラナシのガンジス河のガート(沐浴場)だったり、
街の喧騒の景色から始まる。ロック歌手を夢見るドリー(ニディ・
スッバイア)のライブシーンから始まる。
カビール(アルジュン・ビジラニ)は祖母の決めた女性キランと
結婚するためにムンバイから戻って来たが、
結婚を考えているGFがいるため結婚できないと告げる。
するとキランはBFに電話をかけて破談になった事を話す。
ならず者が待つところへヴィッキー(ラジニーシュ・ドゥッガル)が、
登場し簡単にやっつけてしまう。(登場の仕方がカッコイイ!)
カビールは町でドリーを見初め声をかけ拒絶されるが、
ムンバイでデビューさせてやると言いくるめ、祖母にはムンバイの
GFだと言って紹介してしまう。
ヴィッキーもドリーを見初め近づいて行くが、危険を察知した
カビールはドリーを連れてムンバイへ逃げる。
ヴィッキーも仲間たちとドリーを追ってムンバイへ行く。
TVでライブ情報を知ったヴィッキーはドリーを誘拐しようとするが、
カビールのビジネス・パートナーが先に誘拐してしまう。
ヴィッキーはドリーを助けに行き悪党を叩きのめし、
結婚を申し込むが断られる・・・・。
そこにカビールが現れドリーをライブ会場に連れて行く。
そして愛を告白するが・・・・。
バラナシ:ガンジス河のほとりで涙にくれるヴィッキー。
河面にドリーが映る。ドリーはヴィッキーと結婚する為に
戻って来たのだった。
ここでも、女性は助けてくれた男性に惚れると言う
セオリーは生きていた。
ラジニーシュは、思っていた以上に何でもこなせるなぁ。
身長183Cmだしダンスもアクションも映えるね。
エンド・ロールにメイキング編があったのは良かった。
こう言うのって得した気分になる。インドではインド人は
本編が終わるとさっさと帰るし、だいたい館内のライトが付いて、
スタッフが追い出しにかっかるから、ゆっくりできない。
なのでDVDとかYOU TUBEとかじゃないと観られないシーンもある。