2002年の作品、タイトルはヒンディー語で「渇き」。
お金を切望している、復讐を望んでいる、
欲している渇きである。
ユクタ・ムケイはヒンディー語映画のデビュー作。
むちゃくちゃ背が高いと思ったら1999年のミス・ワールド。
(アフターブと同じ180Cm)こりゃ相手役がいないね。
3カーンが相手じゃ子供みたいだ・・・。
もう一人、ズルフィ・シードもほぼデビューで、
ユクタが酷すぎたので目立たなかったけど、
二人ともその後の出演が少ない事から考えれば、
評価が低かったと言う事になるだろう。
<ストーリー>
スーラジ(アフターブ・シブダサニ)は両親と妹スマン(サーディカ)と、
暮らしているが定職についておらず、祖父の残した土地を売って
大金持ちになる野望は父親(ゴビンド・ナムイデオ)と叔父
(アナング・デサイ)に反対されている。
叔父の息子プレム(ズルフィ・シード)はビジネスで成功しており、
スーラジに一緒に働く事を勧めるが、スーラジは自分の力で、
大金を稼ぐようになると拒否する。
ある日、スーラジの前にシータル(ユクタ・ムケイ)が現れ、
自分の会社に良い条件でスカウトする。シータルは
スーラジをおだて、スーラジも結婚すれば玉の輿と考えるが、
シータルはプレムと愛し合っているとスーラジに話した事で、
スーラジはプレムの婚約者レヌに匿名で電話をかける。
婚約セレモニーでレヌはプレムとシータルの話をして、
婚約を破棄する。
スーラジが本当にシータルを愛し始めたのか、
単にプレムへの嫉妬で婚約を妨害したのか不明。
妨害しなければ、シータルが自分の物になったかも
しれないのに・・・
シータルはスーラジの目的が財産である事を知っており、
仕事をこなすたびに、車、家、と資産を与える。
シータルとプレムは晴れて結婚する事になるが、
プレムの家を訪ねたシータルの父親がプレムの父親を襲う。
16年前、シータルとプレムの父親は共同でビジネスを
行っていたが、プレムの父親がシータルの父親を騙して、
会社を乗っ取ったのだった。
シータルは復讐するためにプレムに近づき、
スーラジを雇ったのだった。しかしプレムは、
シータルを愛しているがゆえに会社の全ての所有権を
シータルに譲渡する事にする。
叔父を窮地に陥れたスーラジを父親は家から追い出すが、
叔父の方が悪かった事を知りスーラジに謝罪する。
ここから複雑な展開に・・・・。
シータルが悪党に襲われた時にプレムが助けに行き、
そこにプレムの父親が現れて誤ってプレムを撃ってしまう。
プレムは病院に運ばれ、プレムがシータルを助けた事で、
シータルの父親はプレム一家を許す。
悪党を雇ったのはプレムの父親か?
するとプレムが助けに入るのは筋書き通りで、
撃ってしまったのが間違いか?
スーラジはシータルに利用されていた事を知りショックを受けるが、
シータルを愛しているので結婚を申し込む。そして勝手に
招待状を作って両親とプレムに渡す。両親は驚き、
プレムはショックを受ける。
結婚式当日、全ての人が祝福していない状況を見て、
スーラジは儀式の途中で立ちあがり主役の座を、
プレムに譲る。シータルの兄弟が結婚を許さない事を
考えての芝居だった。
怒り狂ったシータルの兄弟達がスラージを襲う。
スラージは撃たれて死んでしまう。
えーーーこういう終わり方???、
うぅぅむ・・・。なんだかなぁ。
スーラジを死なせなくても良かったんじゃ・・・。
ユクタは背が高すぎる事で相手役が限られてしまう事もあるが、
身体が固いのかダンスはぜんぜんだし、表情もイマイチ。
180Cmで踊りが上手かったらダイナミックだけど、
インド映画の役者は踊れてナンボだから厳しかったんだろう。
ミス○○から転身した女優は多いけど。