2012年の作品で、2008年公開の「1920」の続編であるが、
ストーリーや役柄につながりはない。
2016年に第3段「1920ロンドン」が公開されている。
色男役でないアフターブ、今回はホラー。
<ストーリー>
1920年のある夜、スムリティ(ティア・バジパイ)は、
森の中で怪奇現象を体験する。
詩人のジャイデヴ(アフターブ・シヴダサニ)は、
恋人のスムリティを亡くしてから酒浸りの毎日を送っており、
妹のカルナ(ヴィディヤ・マルヴァデ)に励まされている。
ある日、河原で意識不明の女性(ティア・バジパイ)を助けて
家に戻るが意識を取り戻した女性は全く記憶がなかった。
女性は屋敷にあったバイオリンでジャイデヴの楽曲を弾き始める。
そして屋敷の中で不思議な事が起き始める。
ジャイデヴは女性にサンギータと言う名前を付ける。
ジャイデヴとカルナの前に墓場の番人が現れサンギータには、
悪魔が取ついていると告げ、次第におかしな事が起こり始める。
ジャイデヴはサンギータを病院に連れて行くが、
治療のためにはヒマーチャル・プラデシュ州のシムラーへ
行かねばならないと言われシムラーへ向かう。
途中でサンギータは記憶を取り戻し、
自分がスムリティだと気づくが悪魔に乗り移られていた。
ジャイデヴは自宅へ引き返し墓場の番人に協力を求める。
2年前、ジャイデヴの詩の朗読会に来ていたスムリティが、
ファンレターを出した事がきっかけで二人は文通していた。
ところがスムリティが事故死した事で関係は終わった・・・
サンギータがスムリティだと解ったジャイデヴはスムリティが
住んでいた家に行き話を聞く。すると2年前・・・・
スムリティと結婚するためにジャイデヴが来たと言う。
そして最近、同じ事を聞くために妹のカルナが来た事も知る。
家に戻ったジャイデヴは森の中で自殺しているカルナを見つけ、
遺書からジャイデヴに嫉妬した彼の親友のアマル(シャラード・
ケルカー)がジャイデヴになりすましていた事を知る。アマルは
カルナと深い関係になった事でカルナを脅迫し利用したのだった。
アマルはスムリティをシムラーに連れ出したが、
ジャイデヴではない事がバレてしまい抵抗された時に、
運悪くむき出しの鉄骨の上に転落し死んでしまった。
スムリティに同行していた使用人が遺体を隠し、
スムリティが事故死した事にしたのだった。
恨みを持ったアマルの魂がスムリティの身体に乗り移っているため、
アマルの身体と一緒に燃やす必要があると墓場の番人が言う。
ジャイデヴはアマルの遺体を掘り起こしにシムラーへ行くが、
アマルの魂はスムリティから離れる事を拒否し激しく抵抗し、
魂が戻れなくなるよう遺体を燃やしてしまう。
ところが・・・アマルの魂が燃やした遺体は本物の遺体ではなく、
すり替えられており、重傷を負ったジャイデヴが本物の遺体を
取り出しアマルの魂を遺体に戻し火をつける。
自宅に戻ったジャイデヴはスムリティの為だけに書いた詩を
スムリティの為だけに読んで聞かせる・・・・。
ホラー仕立てのラブストーリーですね。ホラーのシーンも、
怖いと言うより気持ち悪い感じだった。自宅の明るい所で観てるからか
自宅の明るい所で観てるからか?映画館だったら怖いのかも。
あとエンド・ロールにベッドシーンが流れるんだけど、
これはいらんなぁ。サービスカットかもしれないけど不要。
詩を読んで聞かせるシーンが綺麗だっただけに、
残念感が・・・・・。