気ままな趣味の散歩道

趣味にまつわる話題を、デジカメ画像などを活用し郷土の写真、菜園と園芸、郵趣、版画と年賀状などを紹介してまいります。

27年年賀状⑥写真

2015-02-12 08:23:50 | 版画と年賀状
 今年いただいた年賀状の中で手作り・手書きと思われる賀状をご紹介してまいりました。今日がその最終回です。
 今日のご紹介は自己撮影の写真等を組み合わせ、自作品や訪問先をご案内してくれました。

 最初は、3体の木目込み人形(今年は唐子人形)をご紹介した愛知県豊田市のKさんからの賀状です。Kさんは木目込み人形では師範格。展覧会を開くなどその技術は素晴らしく毎年賀状でご紹介してくれるのを楽しみにしています。

     
     (唐子人形)

 次は、園芸と菜園にいそしんでおられる山形市のIさんからの賀状です。毎年、自作農産品などをご紹介してくれますが、ことしは園芸の「シャコバサボテン」や、二股に分かれて奇妙な大根を組み合わせた賀状となっています。楽しいですね。

     
      (大根とシャコバサボテン)

 最後は、群馬県前橋市のSさんからの賀状です。毎年地元の紹介やご家族のご紹介をいただいていますが、ことしは、大賀ハスやSL,雅楽などでちょっと歴史あるもののご紹介が多かったです。桃やナシの栽培にも精を出しておられるとか。

      歴史ある画像がいっぱい。


※ 本日で今年いただいた年賀状のご紹介を終わります。中には「俺のも手作りじゃ!」との方もおられるかもしれませんが、あまりにも見事できれいなので、判断がつかないものを多くいただきました。ご紹介できなかった100名以上の皆さんゴメンナサイ! 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

27年年賀状⑤ 〈版画・孔版・パソコン画〉

2015-02-05 09:27:08 | 版画と年賀状
 今年いただいた年賀状の中から手作りと思われる賀状をご紹介しています。
 今回は、版画2作品と孔版1作品、パソコン画2作品です。

 最初は版画です。文字を版画にしたシンプルな作品ですが、「」の文字にはめでたいこと、さいわいの意味があります。よく「吉祥」などとも使われますね。新年にふさわしい文字でした。姫路市のTさんからいただきました。
         

 続いては「」文字を版画で金色に輝かせ、前面に今年の干支「」の顔を4色で表現しています。干支と壽でこちらの作品もめでたく、今年の幸せが込められています。浜松市のSさんから頂きました。
         

 
 次は、孔版画(ガリ版)です。今の若い方には孔版と言ってもわからない方がおられると思いますが。まだコピー機の無い時代には学校や官庁ではこれが唯一の複写機でした。
 それを高度化したのが孔版の多色刷りです。小生もかつては経験しましたが、温かみのある作品です。ご紹介の作品はプロの腕を持つ、熊本県阿蘇郡高森町のSさんから毎年いただいている作品「北斎画の布袋」を鉄筆1本のガリ版で複製したものです。
 ペンで書いたり筆で書いたようにも見えますが、細い鉄筆を使った孔版画です。ブログでご覧いただくと一つのコピーのように見えますが、実物は深みがあります。



 次はパソコン画になります。
 今年の干支をユーモラスに描いてくれたパソコンを駆使してつくられた掛川市のMさんの作品です。奴凧にツル、だるまや富士山も配置され、楽しい作品です。
        

 続いては、浜松市のSさんから頂いた絵画的に描かれた「ヒツジ」。Sさんもかつては孔版の達人でしたが、今はパソコン画にはまっているようです。
        

 なお、パソコン画は皆さんの技術が向上して、自作なのか、カット画像などを組み合わせたのがわからないので、ご自分の銘が入っているものを採用させていただきました。
人物のものは除外させていただきました。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絵手紙とぐんま絹遺産 〈⑥=最終回〉

2015-02-02 08:52:03 | 版画と年賀状
 昨年、世界文化資産に登録された「富岡製糸場と絹遺産群」は、一気に全国に観光スポットとして有名になりましたね。
 その富岡製糸場を昨秋社員旅行で訪れてから群馬の絹遺産に絵手紙とともにスポットを当ててご紹介してきましたが、今回最終回です。

 群馬県を四地区に地方区分されているうちの残った東毛地区の文化遺産と絵手紙をご紹介します。

最初の絵手紙は、前回までにご照会できなかった西毛地区にある「旧小幡組製糸レンガ造り倉庫」です。



 養蚕農家が各戸で生産した生糸をここに集積し品質をそろえて共同販売した組合製糸。この倉庫は繭や生糸を保管するために大正15年に建てられた。現在は甘楽町の歴史民俗資料館として使われています。

 次は蚕や生糸生産に活用された道具の絵手紙です。

         
         くず繭から糸を取り出した「蚕座繰り器」。今までも大切に保管されている絹の大賞。

         
         蚕を飼うに使われた蔟(まぶし)。 

 次に前述の、東毛地区の絹文化遺産をパンフレットからの抜粋でいくつかご紹介します。
 この地区には20の県登録の絹遺産があり、この中に1つの国重要文化財と10の国登録有形文化財がありますが、このうちの5ヶ所をご紹介します。

 
 国重要文化財の「彦部家住宅」です。関東地方で最古級の建物で、江戸時代初期の民家として建造、母屋の北側が染色工場として使用されていました。


 国登録有形文化財〈以下同じ)の「桐生織物会館旧館」です。昭和9年建造の桐生織物同業組合の事務所として使用。外壁がスクラッチタイル、屋根は青緑色の日本洋葺、2階の窓にはステンドグラスを用いた洋館。


 「旧曽我織物工場」。大正11年造の大谷石造りで、5連の鋸屋根に換気塔が立ち、壁には丸窓の換気窓が設置。


 「後藤織物」。洋式の染色技術を導入し、織物の改良を行う等桐生織物に貢献。木造の鋸屋根や、糸蔵、織物倉庫も現役中。


 「金善ビル」。大規模な織物工場を操業していた事務所として使用。地上4F、地下1Fのコンクリート建ては、当時の桐生のシンボルであった。


※ 最上段の小画像は、今年の郵便局のカレンダーの表紙に採用された富岡製糸場(ポストのある風景)です。(本日のタイトル文字クリックで拡大します) 

※ 今回、シリーズでご紹介してきました絵手紙は群馬県の村井さんから提供されたものと、各施設のご紹介は群馬県のシルクカントリーぐんま連絡協議会発行のパンフ「ぐんま 発見!絹遺産」から引用しました。
 村井さんと群馬県の皆さんご協力ありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

27年年賀状④ 〈絵画〉

2015-01-28 09:20:15 | 版画と年賀状
 今年いただいた年賀状の中から、パソコンソフトなどからの取り込みや業者印刷等と思われるものを除く手作りと思われる(?)年賀状をご紹介しています。
 その4回目はご自身で描かれた絵で作成された絵画の部の3点をご紹介したします。

 最初のご紹介浜松市のさんからいただいた彩色スケッチ画の賀状です。構図の場所は書いてありませんでしたが、木造の橋が架けられているところから見ると、大井川に架かる蓬莱橋かもしれませんね。歩行者と自転車しか通れない木造の長い橋。情緒がありますね。



 次は毎年、ペンを使ったような繊細なタッチで描かれたペン画(勝手にそう判断しています)の賀状です。今年は埼玉県の長瀞を描いてくれました。行ったことはありませんが画像で見る風景を思い出します。三島市のさんから頂きました。



 今日、最後のご紹介は絵手紙です。ユーモラスに描かれた今年の干支のヒツジ〈未)ちゃん。温かみのある絵は今年1年が幸せな歳となりそうです。群馬県のさんから頂きました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

27年年賀状③写真で構成

2015-01-22 08:31:19 | 版画と年賀状
 今年いただいた年賀状をシリーズでご紹介しています。
 3回目の今回は、ご自身撮影の写真で年賀状を作っていただきました。

 最初は富士山の写真です。浜松市のSさんから頂きました。
 富士五湖の精進湖から見た冠雪した雄大な富士山です。世界文化遺産に登録された富士山は容姿も美しいですが、日本一高い山として誇りと貫禄がにじみ出ている感があります。

    

 続いても、アングルは違いますが、同じ精進湖からアップで見た富士山です。右下にはオニユリのスナップも入れられています。同じ場所に咲いていたのでしょうか。初夏の気配が感ぜられます。名古屋市のMさんから頂きました。

            

 今日ご紹介の最後は、台湾旅行された時の思い出の地2ケ所の風景を合成で作成された旅行報告を(?)兼ねた賀状です。日本からそう遠くはない地ですが、なかなか行けません。うらやましい限りです。上段が、台北の故宮博物館、下段が高尾の龍虎塔です。掛川市のMさんから頂きました。

            
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

27年年賀状のご紹介②毛筆

2015-01-17 19:57:28 | 版画と年賀状
 今年いただいた年賀状で手作り(手書き)と思われる年賀状をご紹介しています。
 その2回目は、手書きの毛筆でご挨拶をいただいた御三方の賀状をご紹介したします。

 最初は、浦安市のNさんから頂いた賀状です。富士山の版画をバックに毛筆の暖かいあいさつ文字が気に入っています。

     

 次は、浜松市のMさんから頂いた賀状です。下絵に金文字で「未」を描いてくれました。

     

 今日のご紹介三つ目は掛川市のUさんからの毛筆賀状です。富士山や梅の絵が刷られた東海版年賀状に、おおらかに表現された賀詞がうれしさを感じました。

     
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

27年年賀状ご紹介①版画

2015-01-13 08:26:43 | 版画と年賀状
 毎年、いただいた年賀状をご紹介しています。
 今年も多くの方から素敵な年賀状をいただきました。全ての方の賀状はご紹介できませんので、手作り・手書き(と思われる)の賀状(お送りいただいた中のおよそ10%)をご紹介させていただいております。
 
 最近は手ごろな印刷技術の向上から、パソコンソフトの活用など、手書きか印刷かが区分しがたいですが、ご紹介できなかった場合にはご容赦ください。

 第1回目の今日は、版画でご挨拶をいただいた3作品をご紹介します。
 
 最初は、浜松市のTさんから頂いた美人画を描いた版画の賀状です。毎年の美人画が楽しみです。

     

 次は、静岡市のWさんから頂いたカラフルなヒツジが四匹。家族のヒツジが集まったのでしょうか。一家だんらんのような感じがします。

         

 今日の最後は、菊川市のМさんからの賀状です。チョットお澄ましやさんの感じ。美人ヒツジですね。

         



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絵手紙とぐんま絹遺産⑤

2015-01-11 08:59:39 | 版画と年賀状
 昨年、世界文化遺産に登録された「富岡製糸場」を訪れたことから、群馬県の絹遺産に係る絵手紙やパンフレットから得た国登録関係の施設を併用でご紹介しています。

 群馬県は、静岡県が県域を西・中・東部と伊豆地区の4地区に大別しているように、県央、西毛など4地区に大別しています。 
 前回、県央地区の資産をご紹介しましたので、今回は西毛地区と利根・吾妻地区の絹資産を合わせてご紹介します。

 最初は、絵手紙でご紹介します。富岡製糸場のある同じ西毛地区で、同時に世界遺産に指定された「荒船風穴」(養蚕関係)です。
 荒船風穴は、明治の末ごろに作られた岩の隙間から吹き出す冷風を利用した蚕種(蚕のタマゴ)の貯蔵施設で、取引先が全国の40道府県に及んだといわれています。
 3基の風穴があり、貯蔵能力は国内最大級。今でも石積みの間から冷風が吹き出しているといいます。
           
           (荒船風穴の石積み済を描いた絵手紙です)

 次は、国の重要文化財になっている「碓氷峠鉄道施設」です。
 碓氷峠鉄道施設は、明治26年 横川―軽井沢間に碓氷線が開通しました。急勾配をアプト式の登坂機構で克服し、当時の重要な輸出品であった生糸や繭等を運んでいました。
 煉瓦造りのアーチ橋やトンネル、旧丸山変電所が残っているとのことです。
             
             (碓氷線のアーチ橋を描いた絵手紙です)

 絵手紙はここまでですが、同地区には国の重文などの施設がありますのでパンフからの抜粋でご紹介します。

 西毛地区には、既に絵手紙等でご紹介しました「富岡製糸場」、「高山社跡」と上記でご紹介しました「荒船風穴」のほか、国重要文化財の「旧黒澤家住宅」(養蚕)があります。
     

 旧黒澤家住宅は、幕府の天領だった上山郷(上野村)大総代を務めた旧家。建物は切妻造りで19世紀中ごろの建築。1階には13室あり、2階は仕切りの無い広い板の間で、養蚕のために使われたといわれています。

 次に、利根・吾妻地区ある重文等が2ケ所。
 最初は国の重要文化財の「富沢家住宅」(養蚕)です。
     

 富沢家は地元の村の名主を代々務めた旧家で、建物は18世紀末の建築。2階に専用の蚕室を持つ国内最古級の養蚕農家です。大きな家で屋根に特徴があり、2階に光りと風を取り入れるための茅葺の正面を切り上げた構造になっています。

 もう一つは、国重要有形民族文化財となっている「雲越家住宅」です。
     

 雲越家住宅は、降雪地帯に適した重厚な造りで、明治20年建築。雲越家は、稲作、畑作のほか養蚕も行い、養蚕用具が739点残されています。現在は雲越家資料館として公開されています。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

門松と年賀状

2015-01-01 10:43:06 | 版画と年賀状
           新年あけましておめでとうございます

 今年も近況や風景写真、撮りためた写真やコレクションなど多くの見るブログとしてご紹介してまいりますので、ご来訪のほどよろしくお願いいたします。

 まずは小生のブログ年賀状をお届けいたします。画像は盆栽用に育てた縁起のよい「万両」の花を下から仰ぎ見るように撮影したら、大木のように見えました。ご覧いただいた皆様が大きく躍進するように!。

      


 新年にあたり、居住地掛川市の市役所玄関に飾られた門松をご紹介いたします。

            

     
                (市役所玄関の左右に飾られた門松です)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年賀状・孔版の重ね摺り

2014-12-27 08:58:34 | 版画と年賀状
 新年のご挨拶「年賀状」は準備できましたか。
 友人・知人からの携帯やスマホのメールでの「謹賀新年」もいいものですが、日本人の心に残る「年賀状」。1年刊のご無沙汰と近況報告。いつまでも目に残る保管物として、あるいは住所録としての保存の価値感もあります。
 
 そんな年賀状を是非元旦に届けてみてください。手書き、パソコン、印刷依頼などどんなものでも皆さんが楽しみにしていることと思います。
 
 古い年賀状を整理していましたら、平成19年に「シャクヤク」を題材にした多色刷りの年賀状が出てきました。その頃は孔版印刷(ガリ版)の多色摺りをしていましたが、今ではパソコンで済ませています。

 その多色刷りの1~8色をだんだんに重ねていき、完成した経過があります。芍薬の年賀状が完成するまでを今日のブログご紹介としました。


 (左が最初の1色目:ピンク、右がそこに2色目を重ねました:オレンジ)


 (左が3色目:薄い緑、右が4色目:薄い赤紫)


 (左が5色目:濃い緑、右が6色目:黒)


 (左が7色目:更に薄い緑、右が8色目:濃い赤紫=完成)

 1色刷っては乾かせ、また次の日に1色刷っては乾かせての作業で、延べ8日間掛けて摺った記憶があります。
 今では材料がなかなか揃わないとのパソコンの便利さを覚えてしまし、ガリ版印刷は遠い昔のこととなってしましました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする