今シーズンも秋の夜長に癒しの鳴き声を届けてくれたスズムシです。一昨日11月16日に最後の一匹が昇天しました。
8月中旬から2ヶ月位秋の音色を告げて呉れたスズムシですが、10月6日にその鳴き声も聞かれなくなり、複数の飼育箱から生存スズムシをこの一箱に集め、エサを与え続けてきました。
鳴き声が聞かれなくなってから、3~4日に一度の割でエサ替えをして管理してきたところ、11/16動きが見られなくなり、ケースの整理をしました。
飼育中、中に入れたおいた板や炭、エサ置きケースなどを取り除きました。
すると中央上部に一部白く見える部分が目につきました。
最初の画像の左上の古木の下あたり。鈴虫の生んだ大量のたまごです。
(上画像の青い線で囲った部分です)ここだけでも100個以上の楕円形のたまごが確認できます。
この卵が来年6月ごろ孵化してこのケースだけでも数百匹の孵化が予想されます。
この上に水洗いした新しい川砂を3~4ミリ被せ、水をかけ湿らせました。
その上部をビニールで完全密封し、物置の凍らない場所に黒い布をかけ来年まで保存します。
今年の秋の音色に感謝して。
これは近年のスズムシの管理表です。
孵化のあった日や、鳴き始め、鳴き終わり及び密封などを記しておきます。
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