『 姿勢を維持するのが難しい子どものための机や、車いすで自動車を乗り降りするのに邪魔にならない傘……。「思いやりテクノロジー」と名づけた製品づくりに名古屋市立工業高校の生徒たちが取り組んでいる。特別支援学校や病院を訪ねて、どこを改良すればよいかを知る学びの場でもある。 2年生の湯上哲司さんは、音に反応して動く人形を手の不自由な子どもでも遊びやすいように、大きなボタンを押すと動いたり止まったりするように作り替えた。 姿勢を保ちやすい机は手前が半円形。車いす向けの傘は閉じた時に柄の部分が傘の上に移動し、手前に空間ができる。 名古屋市立工業は06年度、「障害のある子どもたちを支援する思いやりテクノロジーの研究」というテーマで、文部科学省の「目指せスペシャリスト」の指定を受けた。各学科から意欲のある約30人が名乗りをあげ、チームを結成した。 まず、地元の市立南養護学校や小児科病院を訪ねた。授業や給食をともにし、作業療法士らの診療にも立ち会った。訪問を続けるなかで、「手や目が不自由でも遊べるおもちゃを作ってほしい」「片手で使えるトイレットペーパーホルダーができないか」という注文を受けた。 授業後の約2時間、部活動などの合間を縫って毎日、研究や製作を続ける。電子機械や情報技術など、それぞれの学科の特性を生かし、情報交換し助言しては、何度も改良を重ねた。 湯上さんは「授業だけの知識では不十分で、自分たちで知識を補う勉強をした。喜んでくれる姿をみて、やりがいを感じました」と話す。次は、目の不自由な子のために、センサーを使い目の前にある立体との距離を測定する装置の開発に意欲を燃やす。 担当の山下恭生教諭は「技術的にはまだ未熟だが、使う人の顔を思い浮かべながら作業をするのはものづくりの原点でもある」と期待を込める。』 アサヒコム。
普通科高校の大学合格を目指す総進学校化の今日、職業高校の存在を皆で考え直して欲しいと思います。実際の社会の中で役だつ工業高校の実践的教育や技術が見直されても良いと思います。時代の対応した最新式の機械設置と実習設備を備え、充実した工業高校を目指して下さい。物づくりは、資源のない日本の経済を支える原点です。コンピューターが有っても、現場で物を作り、工場で額に汗して働く人達が居なければ優れた工業製品は出来ません。物を作る大切は、忘れてはならないことです。先障害者の目線に立った、思いやりある物づくりで、技術を生かして下さい。すぐにはピッタリの役だつものが出来ないかも知れませんが。先生と生徒の皆さんとが学校にある電子機器を使いきっと優れた物が近々作れると思います。三人よれば文殊の知恵と言いますから。障害のある子供達への暖かい眼差しを持って、改良、工夫していけばきつと良いものが出来ますよ。皆さんが期待しています。大阪の伝統ある大阪市立都島工業高校では、「創意工夫」を教育方針にし、卒業生が社会で活躍し新しい製品開発や発明への取り組みに結びついています。先端技術は、人間を幸せにするものでなくてはなてはなりませんし、障害のある子供達の日常生活役だち、社会的活動をサボートし生かして欲しいと思います。高度先端技術社会で、社会的弱者に思いやりを持ち、高齢で身体の不自由なお年寄りや身体障害者が、社会に置き去りにされないようにすべきだと思います。お年寄りを馬鹿にしてはいけません。皆、いつか来た道を歩むと言うことを忘れてはなりません。皆さん為に頑張って、頑張って下さい。皆さんが、日本の先端技術社会の生産現場支える大切な人材です。日本の工業生産は、生産現場を忘れては国際競争力に勝ち抜ける品質の良い日本製品は作れません。
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