『立命館大(京都市中京区)で今春開設された生命科学部(滋賀県草津市)の入学定員超過率が1・48倍にも達し、大学が同学部の新入生から、他学部への転籍希望者を募る騒ぎになっていることが14日、分かった。補助金受給や新学部設置への影響を懸念した措置とみられる。難易度も受験科目も違う学部への転籍が可能で、内部では「学生側への十分な説明もなく、不公正ではないか」との声が上がっている。 関係者によると、生命科学部の今年度の入学定員は280人だったが、予測を大きく上回る414人が入学手続きをした。 文部科学省の私立大学等経常費補助金は、定員超過率が1・40倍を超えると交付されない上、補助金不交付の理由を付さずに公開されたり、新学部の設置を制限されたりするなど、大学運営に支障をきたす可能性がある。 このため、同大学は定員超過率が1・39倍となる学生数389人に目標を設定。今月初め、25人の転籍希望者を募集し、応募した8人全員の転籍が認められた。選考は無料で、転籍志望理由書の審査や面接の総合評価で行われた。国内私学文系では最難関クラスの国際関係学部や生命科学部よりも難易度が高いとされる法学部への転籍も可能だった。 転籍者からは転籍先学部の学費との差額を徴収または返還し、生命科学部の教科書を購入していれば費用も返還。学生証番号も変更となり、事実上は転籍先学部の新入生と同じ扱いとなる。 立命館大は「このままでは教育条件の少人数教育ができなくなるし、補助金をもらえなければ他学部にも迷惑がかかる」としている。【朝日弘行、谷田朋美】』毎日jp
立命館大学の新設学部生命科学部の入学定員超過で、他の学部への転籍希望者を募いる問題である。文部科学省から私立大学経常補助金が交付され無かったり、新学部の設置を制限されたりする理由である。せっかく生命科学部に合格して、この学部で勉強したい学生の気持ちを第一に考えるべきで、大学としての運営に支障をきたすからと言って転学を求めるのは筋違いだと思います。学生に憲法第26条 で保障されている学習権の侵害ですし、憲法第23条の「学問の自由は、これを保障する」の憲法違反です。私立大学の定員割れが続く中、定員超過は大学に取っては好ましい事では有りませんか。文部科学省に定員超過分の学生が生命科学部で学べるように申請、協議し、教員の増員やマスプロ授業にならないようにカリキュラムの工夫や対策を立てて下さい。
生命科学部に合格した学生を、大学側が他の学部に転籍を募るなどとんでもないことで、考えられないことです。大学の学問の自由や大学の自治はどうなるのですか。これから新設学部の定員が超過したら、他の学部に転籍しなさいでは、合格した学生が気の毒ですし、何の為に立命館大学に入学したのか意味がありません。立命館大学名誉総長の故末川博先生は、滝川事件で京都大学を去られ「学問の自由と大学の自治」の大切さをバックポーンに「民主的な立命館方式」を作り上げられたのでは有りませんか。末川博先生の教えとは正反対ではありませんか。入学定員を超過したからと言って、学部の転学を勧めた大学は未だかつてないと思います。転籍料が無料で教科書代を払い戻してもらっても、学生の夢や希望を大学が損ねたことになるのでは有りませんか。入学した学生を困らしたり、泣かすのは大学として止めて欲しいと思います。伝統ある名門大学としの良識ではありませんか。不公平で、公正を欠く大学の対応と思いますが。末川先生の言葉「姿勢は低く、理想は高く、いつも心に太陽を持って、未来を信じ、未来に生きる。」を思い出して下さい。
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