「立命館大(京都市)が生命科学部の今春入学者に「特別転籍」を募った問題で、川口清史学長は16日に記者会見し、「私学助成が不交付にならないことのみが目的という疑念を持たれる措置で、深くおわびする」と陳謝した。 川口学長は、大学が15日に示した「学生への教育環境の保障という見地から適正なものであった」との見解を撤回。「社会的な批判に気がつかされた」と述べた。今後は入学直後の特別転籍はせず、外部の有識者をトップにした委員会で経営責任を含めて検証するという。特別転籍は各学部教授会の承認を得ずに3月26日の常任理事会で決めたことも明らかにした。理事会用の内部資料によると、生命科学部の定員超過の問題点としては補助金不交付の説明が主で、教学上の理由には触れていない。川口学長は「教学上の理由は前提条件になっていた」と釈明した。 国からの補助金は、学生数が学部定員を一定割合上回ると、その学部分は交付されない。立命館大では93年に文学部哲学科2人と国際関係学部19人、94年に理工学部18人、99年に政策科学部26人が特別転籍し、川口学長によるといずれも条件を満たして補助金を受けた。今回は募集25人に対し8人しか転籍しなかったため条件に合わず、補助金は9千数百万円減る見込みという。」アサヒコム 。
立命館大学の生命科学部を志望学部として合格した学生を大学側転籍させる権利があるでしょうか。学生に学部を選ぶ権利が有り、大学側も誰も転籍を要求できる権利は無い筈です。転籍ばかりしていたのでは、学生に学部を選択する権利も無くなり、憲法で第23条で保障されている「学問の自由」を大学自ら葬り去ろうとする暴挙です。定員超過により補助金が削減されるなら文部科学省と協議し解決を計るべきですし、文部科学省は定員超過問題で特別転籍が行われないように学生に対して救済策を立てて欲しいと思います。文部科学省も定員超過しても学生が大学側から転籍を措置求められないように私学補助金交付の緩和策も考えて欲しいと思います。せっかく入学試験に合格し、志望学部に入学したのに本人の希望しない学部に転籍させられてのでは希望を持って立命館大学で学ぶ意欲を失います。文部科学省も文部行政の責任者として、入学した大学生が泣きを見ないよう無いような対策を取って下さい。何の為に大学は入ったのかこれでは分りません。学生の学ぶ権利は、憲法26条1項で保障されていますが。学生の大学で学ぶ権利を誰も侵害する事は出来ないのでは有りませんか。こんなことばかりしていたら先進国の文明国と言われています日本は、大学での「学問の自由」の無い国になってしまいます。本当に民主主義国家とこれで言えるのでしょうか。 立命館大学名誉総長末川博先生の「大学の自治と学問の自由」を護り、学生と教職員が協力し、三位一体になって民主的な立命館方式を作り上げられたのでは有りませんか。学生も大学の構成員であるということを忘れています。学生の立場を考えた民主的な大学運営を考えて下さい。「末川博先生は、総長選挙の選挙権を学生に与え、大学運営に学生の意見を反映させるいわゆる立命館方式を民主的な学園運営、自主的学習を尊重した立命館民主主義)採用し、多数の進歩的な学者を大学に招聘、立命館大学の校風を180度転換させることに成功した。」末川博先生の精神に反する行為だと思います。大学生の希望と夢を奪い取ら無いで下さい。学ぶ権利、学習権は学生にあるのですから、これでは立命館大生はいつも心に太陽を持って、未来を信じ、未来に生きることは出来ません。
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