教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

「官僚先生」現場学ぶ 静岡・袋井、中学で1年間

2008年04月08日 15時26分18秒 | 受験・学校

 『文部科学省の職員2人が3月末までの1年間、公立中学校で先生として過ごした。文科省が学校現場の思いを教育行政に反映させたいと、教員免許を持つ職員を対象に選考。初めて長期間の派遣が実現した。「官僚先生」は何を学んだのか、2回に分けて紹介する。まずは、静岡県袋井市立袋井中の須原愛記(あき)さん(28)から。 赴任したての昨年4月、須原さんは印刷機の古さに驚いた。文科省のものと違い、両面印刷もホチキス止めもできない。並べ替えもほぼ手作業。修学旅行の計画書60部に約3時間かかった。「先生はただでさえ忙しいのに、これでは……」  入省5年目で、赴任前は財務課を経験。現場第一を考え、施策を作ってきたつもりだが、一線の先生に真意が届いていないと感じていた。「現場の不信をぬぐえれば、もっと良い教育ができる」と公募に応じた。 教壇に立った経験は、大学時代の2週間の教育実習くらい。文科省での仕事を「政策の企画や立案」と生徒に説明しても通じない。戸惑いながら、週5~6コマの公民の授業をこなした。3年生の学級副担任として朝と帰りの会を見守り、生徒の出す日記に毎日返事を書いた。 感じたのは、先生たちの熱意だ。生徒指導で問題があれば、保護者の帰宅する午後9時にすぐ家庭訪問する。役所と違い休み時間はなく、生徒がいる限り気を張り続ける。「悪いニュースばかり報じられるけど、現場は先生の情熱でもっている」  学校側には当初、疑念もあった。ある教諭は「また文科省が面倒なことを始めた。来るだけで意味があるのか」と感じた。教員免許更新制や義務教育費の国庫負担率引き下げなどに不審を抱く先生も少なくなかった。  研修や飲み会で疑問をぶつけられるたび、須原さんは説明した。文科省幹部や若手職員も袋井中を訪ねて来て、先生たちと意見を交わした。「思い込みや誤解があった」。先生からは次第にそんな声も上がってきた。 「勉強から恋愛まで相談できた」「受験勉強のコツを教えてもらった」と生徒たちの評判も上々だ。1年の任期を終え、定員増や事務作業の簡素化など負担を減らすことが必要と感じている。 「組織に埋没せず、現場の思いを反映させてほしい」。先生たちの期待は大きい。(吉野慶祐)』アサヒコム

『官僚先生』と言うより、文部科学省派遣のキャリア先生ですね。これからは、教員免許状のある文部科学省のキャリア先生をこれからは全国の学校に長期派遣して貰い、教育現場の実状や現場の先生の生の声を聞き、文部科学省の教育行政に役だて、より良い学校改革を実現して下さい。いじめ問題も非行も現場の先生の努力と奮闘が無ければ解決しないと思います。教育改革も教育現場の現実を見ないで、教育現場の先生方の意見や要望を聞かないと本当の教育改革は出来ないと思います。文部科学省のキャリア先生も、教室での担当授業の体験もされ、直接生徒と話哀れ合われ、生徒の気持ちも理解され、生徒から学ばれたことも多かったと思います。教育は、日常の教育現場の中にこそ生きた教材が有り、新しい発見があると言われます。教育は、教育理論ではなく、教育実践です。教育現場の早急に改革すべき学校の設備や事務用機械は、早急に新しいもの変換し、学校事務の時間的能率アップを図って下さい。教育現場の先生方の生の声や意見、考えが反映される文部教育行政にして下さい。これからも学校での教育経験を生かして、皆さんの為に頑張って下さい。

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「教え子にみだらな行為」 中学女性教師、容疑で逮捕

2008年04月08日 14時02分16秒 | 受験・学校

『自宅で教え子の生徒にみだらな行為をしたとして、沖縄県警は31日、沖縄本島に住む公立中学教諭又吉奈美子容疑者(35)を児童福祉法違反容疑で逮捕した。「生徒が好きで行為に及んだ」と供述しているという.。 調べでは、又吉容疑者は1月25日から同31日にかけて自宅アパートに同じ中学校の3年生の男子生徒(15)を泊めて、複数回にわたってみだらな行為をした疑い。 県警は3月10日、同じ男子生徒を夜間、保護者の承諾を得ずに自宅に滞在させたとする県青少年保護育成条例(深夜外出の制限)違反の疑いで又吉容疑者を逮捕=処分保留。その後の調べで児童福祉法違反の容疑が浮上した。』アサヒコム 。

この性的の事件が、新聞で話題になり、日本の教育界に多くなって来きています。大多数の先生方は、まじめな教育者として教育現場で頑張っておられると思います。学校の管理職の校長、教頭先生までこのような問題を起こしている今日です。教育者としてのモラルが問われます。先生と生徒の間柄は、教育者と教え子との立場を弁えるべきです。女性と男との関係になってはいけないと思います。この女性の先生も、教育者として、生徒との間の節度を超えてはいけないと思います。法律問題の青少年保護育成条例で罰する、罰せられる以前の教育者として、モラルの問題です。学校の先生が、教育者として襟を正し、自ら正しい行動を取り、模範にならないと生徒の非行も減らないのではないでしょうか。先生の行動を生徒は、皆良く見ていると思います。上は大学院の先生から、小学校の先生まで性に関する事件が多く残念に思います。皆さん公人としての顔、職務を忘れずに、教育者の置かれている立場を良く考え下さい。

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