『福岡県立大(福岡県田川市)が07年3月に実施した大学院看護学研究科の追加入試の問題が、同年2月の入試問題とほぼ同じだったことが分かった。同大は「適切さを欠く」として今年3月5日付で同研究科長(52)を厳重注意処分とした。名和田新学長も同月給与の3%(約2万7千円)を自主返納した。受験生の重複はなく、合否判定への影響はないという。 同大によると、07年2月の入試は定員12人に対して10人が受験、8人が合格した。同年3月17日に追加入試を実施したが、英語の全問題と専門科目のうち「共通科目」の問題が2月の入試と同じ問題だった。追加入試は4人が受験、2人が合格した。 入試担当者が昨春の入試終了後、過去の入試問題を整理していて重複に気づいた。研究科長は「学部の試験や一般入試と時期が重なり、別の問題を作る余裕がなかった」と説明したという。大学は昨年10月、文部科学省に事実関係を報告しており、「チェック体制を強化する」としている。』 アサヒコム。
大学院の入試問題は、過去の問題も含めて受験生に公表されているところがほとんどの大学だと思います。情報公開と言う視点から 試験問題は大学院の受験者の為に公表すべきでは有りませんか。試験問題を毎年大学院の受験生に公表していない為にかえってミスを犯したのでは有りませんか。事務手続きですぐに確認すれば分る問題です。大学院受験生の為に追加入試であっても公正を期するために毎年違う問題を作成すべきです。2月に受けた受験生も追加入試を受けた受験生も重複が無くて、同一問題による有利、不利の問題が出ないで良かったですが。大学側として、どちらの受験生にも試験問題で不利にならないように考慮すべきでした。これからは、大手予備校に入試出題ミスや解答の間違いを指摘されないように大学の特色と自主性を生かした入試問題をこれから作成すべきでは有りませんか。18歳人口の減少による大学全入時代も間じかですから、国公立・私立大学を問わず受験生が集まる魅力ある大学作りと独自の校風と特色を大学が持つことが必要になって来る時代では有りませんか。
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