『薬学部の学生と地元薬剤師の技能向上を目指すための実習施設が13日、熊本市大江本町の熊本大学薬学部にできた。「付属育薬フロンティアセンター・模擬薬局」で、患者への対応を学ぶ投薬室や抗がん剤などを製剤する無菌製剤室などがある。 育薬とは、販売薬が効いているか、患者や医療機関から情報を集めて有効性が高く、安全で使いやすい薬に「育て上げていく」こと。 模擬薬局には、投薬室や無菌製剤室のほかに水薬や塗り薬を調剤する調剤室がある。最新の臨床薬に関する論文を読み、討論会もする。開局した薬剤師や病院薬剤師らも学ぶことができる。平田純生センター長は「臨床教育の中核施設、地元薬剤師の母港としたい」と話した。 』 アサヒコム
熊本大學付属育薬フロンティアセンター・模擬薬局と名付けられていますが、薬剤師さんの卵、薬学部の学生の皆さんや個人薬局の薬剤師や病院の薬剤師さんも学べる体験実習薬局ですね。是非薬学部の学生さんも熊本大学付属病院薬剤部での実習も体験して見て下さい。実際の患者さんを見たり、話したり、患者さんに接することは大切だと思います。現実には、薬の投薬ミスも有り、間違われると患者には危険な場合も有ります。薬剤師さんは、患者側からしますと薬のカウンセラーですし、正しい薬の使い方と飲み方を患者に教えて貰わないと薬のも効き難いと思います。お医者さんより、薬の副作用を患者さんから速く知れる立場に有ると思います。投薬して貰った患者さんの視点に立った良き患者のアドバイザーであり、健康保持のカウンセラーと思います。熊本県は、昔から有名な伝統薬、家伝薬も有ります。地元独自の伝統薬や家伝薬の優れた薬効成分や効果を分析し、昔から地元の人々に愛用されている地元の伝統薬や家伝薬の継承や育成にも努めて下さい。人の体に優しく、副作用の少ない天然成分の薬や漢方薬も見直されている今日です。