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『北アルプスに墜落した岐阜県の防災ヘリ「若鮎2号」(岐阜県防災課提供) |
『 熊本県教委は、県内のすべての公立小中高校と特別支援学校を対象にした「いじめの実態把握アンケート」の結果をまとめた。 約10%にあたる1万9826人が「今の学年でいじめられたことがある」と答え、このうち「今もいじめが続いている」とした児童生徒は6297人(31・8%)に上った。 2006年度から毎年行っており、3回目。今回は08年11月~12月末に調べ、全児童生徒の98・8%にあたる19万4027人から回答を得た。 「今の学年でいじめられたことがある」と回答したのは、小学校1万5132人(14・6%)、中学校3792人(7・2%)、高校856人(2・3%)、特別支援学校46人(4・4%)。上級生になるにつれ、減少する傾向がみられた。「いじめを受けながら誰にも相談していない」とする児童生徒も多く、6458人(32・6%)に上った。 一方、いじめを見た時の対応では、小学校では「注意してやめさせる」(41・3%)が最も多いが、中学校では「やめさせる」が16・3%に低下し、「黙って見ていた」(44・9%)が最多を占めた。』讀賣新聞
学校で、未だいじめが無くなっていない現実を示す熊本県教育委員会のアンケート調査結果です。小学校でいじめられたことがあるが多いのがこのアンケート結果の特徴ですが。小学生から中学生までいじめを受けている子供達がいるのも事実です。いじめを無くし、いじめによる自殺を無くす為に学校と生徒会が、協力していじめ問題に取り組む必要が有るのではないでしょうか。『小学校では「注意してやめさせる」(41・3%)が最も多いが、中学校では「やめさせる」が16・3%に低下し、「黙って見ていた」(44・9%)が最多を占めた。』との回答に有りますように中学生になるといじめを見ていても『注意して止めさせる』低下しているのが問題です。見て見ぬ振りをする中学生が多いのが問題です。友達関係、友情の大切さを皆で考え直さなくてはなりません。学校の先生だけではなく、生徒会の代表と生徒が『いじめ問題』を考え一緒解決の道を探ることも大切と思います。生徒同士が話し合うことも『いじめの解決 』には大事な事と思います。いじめられていることを保護者が学級担任に知らせますと告げ口したといじめっ子にかえっていじめ返されることもあると思います。学級担任の先生は、十分そのことを配慮していじめに対応する必要が有ります。ゴンタな連中は、先生に告げ口されることを「チンコロ」と言い嫌がるのです。『「いじめを受けながら誰にも相談していない」とする児童生徒も多く、6458人(32・6%)に上った。 』とするこのアンケート結果が、いじめ問題に共通する一番の問題点です。誰にも悩みを相談していない、誰にも悩みを相談する人がいないことが、いじめ問題の深刻さを如実に現し、精神的に落ち込み、鬱状態にし子供達を自殺に追い込む要因になっている危機的状況です。教育現場で、毎日子供達の教育指導をしている先生が、身近な良きアドバイザーで、子供達の心理カウンセラーです。子供達の心の悩みを真剣に受け止め、子供達と話し合い、悩みの相談載り解決法を見出す手助けして頂きたいと思います。先生と子供達が対話出来、話し合える学校にして欲しいと思います。学校でのいじめ問題に対する生活指導の取り組みが無くては、誰も『いじめ問題 』を解決出来ないと思います。
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抗菌加工されるカート。約2300台が対象になる=関西国際空港(池田進一撮影)(写真:産経新聞) |
『垂水市沖の鹿児島湾で5月、カヌーやいかだの体験学習をしていた小中学生が沖合に流されるなどした事故で、体験学習を主催した国立大隅青少年自然の家(鹿屋市)は、再発防止のための安全対策マニュアルを作成した。 事故を受け、同自然の家は6月、海上保安庁や教育関係者、カヌー専門家など外部有識者による事故防止協議会を設置。事故原因などを示した事故報告書と安全対策マニュアルをまとめた。 報告書では、事故原因として〈1〉気象や海の状況の情報把握が不十分だった〈2〉活動を実施するかどうか判断する基準や現場の責任者が不明確で中止の判断ができなかった〈3〉監視や救助、連絡態勢が不十分で海上保安庁などへの通報が遅れた――などと指摘した。 マニュアルではこうした点を踏まえ〈1〉海浜活動施設にインターネット環境を整備し、気象情報を定期的に確認〈2〉現場に活動の実施、中止を判断する責任者を置く〈3〉活動の参加者数を制限し、指導員を増やして指導態勢を強化するとともに、無線機を増やすなど連絡態勢を強化する――などが盛り込まれている。』2009年9月10日 読売新聞
垂水市沖の鹿児島湾で5月、カヌーやいかだの体験学習をしていた小中学生が沖合に流されるなどした事故は、やはりカヌーの専門家に浅瀬の海で十分指導受けて、練習をしてから海に出るべきでは有りませんか。体験学習とは言えカヌーの乗り方や海での漕ぎ方、転覆したとき対処の仕方も基礎から専門家に教えて貰うべきでは有りませんか。今年の5月は、異常気象の影響で海の気象条件も悪かったと思います。やはりその時々の気象条件の天候の状況の把握は、 海で仕事をするや海に携わる人達に取っては大切と思います。沖合いに流されても本当の水難事故にならなかったのは幸運でしたが。小中学生は、皆はライフジャケツト、救命胴衣を着ていたのでしょうか。昔の人は海は怖い、恐ろしいと言いましたが。海を軽んじたり、馬鹿にしたりしてはいけない人間への戒めと思います。海の気象条件は、天候により急変することも多いと思います。鹿児島湾について昔から知り尽くしおられるベテランの方にも参加してもらう必要が有るのではないでしょうか。海で仕事をし、海での経験豊かな専門家にも依頼すべきです。水難事故が起こってからでは、後の祭りです。小・中学生が、安心してカヌーやいかだの海での体験学習が安心して出来ますように、水難事故が起きないように安全対策を十分整え実行して下さい。