教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

尖閣、中国漁船衝突 抗議デモに3300人、大阪市

2010年11月21日 22時53分20秒 | 国際・政治
産経新聞2010年11月21日(日)08:00

尖閣、中国漁船衝突 抗議デモに3300人
(産経新聞)

 『沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐり、民間団体「頑張れ日本!全国行動委員会」(田母神俊雄会長)などは20日、大阪市内で中国政府への抗議デモを行った。同団体のデモは関西で初めてで、約3300人(主催者発表)が参加した。』

民間団体「頑張れ日本!全国行動委員会」(田母神俊雄会長)の親日でもしょう。外国メディアは、今の日本を 右傾化とすると心配する。右や左と区分して評価出来る問題で有ろうか。一昔前の日本の大學紛争時のイデオロギーと変わりませんね。中国が、官製丁稚上げて反日デモを煽るのなら、反日の反対パラドックスの親日も有って当然のことです。反日デモで脅かすなら、日本人の親日デモで対抗しましょう。日本の国家主権と日本の国益、日本の領土問題に国民が声を上げたら冷静でない偏狭な国家主義者と言う菅内閣の変われません。中華風に言えば、日本国民への明らかに内政干渉です。支持し報道するマスコミの姿勢にも問題ありです。左傾化なら東よりと日本又批判するのでしょうね。どこの西側諸国も政治的に分析しますと時計の振り子のように、時には右に寄ったり、左に寄ったりして国の政治の均衡を保っていると言えますね。変わらないのは、今数の上で少なくなっている社会主義国は、独裁的な国家社会主義体制の国だけですよ。理想郷とされる国家権力も無い私有財産も内共産主義社会を実現する前に社会主義国の1番の大国ソビエト社会主義共和国は崩壊してしまいましたね。皆共産党と世界中に宣伝するより名前を皆社会党に変えるべきです。国の政治の中味と党のレッテルが違うのでは有りませんか。これからは、社会主義国は、世界中でどんどん減って行くのでは有りませんか。現存する世界の社会主義国 は、アジアベトナム社会主義共和国 ラオス人民民主共和国 中華人民共和国 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮) - 2009年憲法で「共産主義」を削除 。しかし現在も金(キム)政権(現在2代目)による独裁が続いている   ネパール連邦民主共和国 ラテンアメリカ キューバ共和国 - カストロ政権(現在2代目)による独裁ベネズエラ・ボリバル共和国 アフリカ大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国(社会主義人民リビア・アラブ国)だけです。 右顧左眄するマスコミの論調や批判は、いつも変わらずにどこの国も同類です。日本人としての自覚、誇りを持てと言うと国家主義者、日本の伝統と文化を大切にするのは悪い!軍国手記の復活で有ると言う。どこの国行っても自国の誇りと自覚、国を愛する心を持っていない国民はいないですよ。 民主党の仙谷内閣官房長官や大臣は、戦前の偏狭な国家主義への日本が逆戻りすると言う。中国は西側文明先進国から見れば、国家として品格の無い偏狭な国家主義国家ではないか。菅直人総理大臣や仙谷由人内閣官房長官ら閣僚は、日本の国益を無視し、沖縄県沖尖閣諸島中国漁船領海侵犯事件を隠蔽する為にビデオを国民に公表せずに国民の知る権利を侵害し、情報公開の原則も日本国民の声も無視し、はたまたマスコミへの情報統制や情報操作により、国家機密法もどきの国家機密漏洩に対する罰則を強化制定しようとしています。人権も保障されずに表現の自由や言論の自由の無い宗主国と崇める中国を見習いお手本にしているように思えてなりません。日本国民の声を無視し外国人地方参政権や夫婦別姓、人権擁護法案の強行成立を計る為の下準備をし日本の国家体系や日本政治制度、伝統的な家族制度を破壊し、民主党の305議席の 数をば恃(たの)んで皮算用の仙谷由人内閣官房長官の発言通、「暴力装置」や「ある種の軍事組織」に拠らないで、今の日本の国家体制と政治制度の崩壊を企んでいると考えるとなるほどと思いませんか。戦後破防法適用団体の言った日本の警察や自衛隊への「暴力装置」批判や「ある種の軍事組織」論では有りませんか。自衛隊が怖くて困るのは中国政府や北朝鮮政府だけではなく仙谷由人内閣官房長官御自身では有りませんか。日本国家を骨抜きにし、日本国家を崩壊させた後、仙谷由人氏の全共闘学時代の理想郷と考えていた国作り後、日本を中国の属国化する仙谷国家改造構想案では有りませんか。真の日本人が、大和魂を思い出して今こそ菅民主党内閣の正体を見破る必要が有ると思います。良識有る日本人が、一億総保守化と言われても、日本国民が1人1人が目覚めて今こそ立ち上がらないと日本国家も国民も内と外から滅ぼされますよ。どこの国のロビイストや手先になっているか分から無い愛国心無き民主党の政治家ばかりでは有りませんか。右傾化批判より日本人が、日本人としての自覚と誇りを持ち、日本を愛する心の大切さと日本人の民族意識に戦後65年目にやっと目覚めた歴史的な年と思います。あんた本間に日本の政治家かと聞きたくなるような今の菅内閣の閣僚ばかりでは有りませんか。もう国民不在の政治をする民主党は、お終いです。後3年も政権を担当されたら日本の国は本当に滅亡です。石原慎太郎東京都知事の『与党は帰化した子孫多い』発言も当たらずとも遠からずと言う諺通りでしょうか。天に代わりて不義の菅内閣を討つ、 大和心の日の本の今ぞ出で立つ日出ずる国。
勝たずば大和の国は亡ぶぞと誓う心の勇ましさ。 菅内閣を退陣させる時が来たと思います。新年前に政治の大掃除を国民の力で、国民無視の菅内閣を退陣させる時がいよいよ来たと思います。 

『与党は帰化した子孫多い』 石原知事 
2010年4月18日 07時06分東京新聞

 民主党などで検討されている永住外国人への地方参政権付与をめぐり、東京都の石原慎太郎知事が十七日、都内の集会で「帰化された人、そのお子さんはいますか」と会場に呼び掛けたうえで、「与党を形成しているいくつかの政党の党首とか与党の大幹部は、調べてみると多いんですな」と発言をした。

 発言は、自民党を中心とした地方議員ら約五百人が参加して千代田区内で開かれた「全国地方議員緊急決起集会」の席上であった。「(帰化した人や子孫が)国会はずいぶん多い」といい、根拠を「インターネットの情報を見るとね。それぞれ検証しているんでしょうけれど」と人物は特定せずに説明し、与党にも言及した。

 石原知事は「それで決して差別はしませんよ」としながらも、続けて朝鮮半島の歴史に触れ、韓国政府が清国やロシアの属国になるのを恐れて「議会を通じて日本に帰属した」として一九一〇年の日韓併合を韓国側が選んだと話し、「彼らにとって屈辱かもしれないけども、そう悪い選択をしたわけではない」などと述べた。 その上で、「ごく最近帰化された方々や子弟の人たちは、いろんな屈曲した心理があるでしょう。それはそれで否定はしません。その子弟たちが、ご先祖の心情感情を忖度(そんたく)してかどうか知らないが、とにかく、永住外国人は朝鮮系や中国系の人たちがほとんどでしょ、この人たちに参政権を与えるというのは、どういうことか」と批判した。 石原知事は、平沼赳夫衆院議員らの新党「たちあがれ日本」を支援、反民主の保守政治回帰を訴えている。

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    中国の漁業監視船2隻、尖閣諸島の魚釣島の西北西約37キロ夜も接続水域内で航行

    2010年11月21日 16時25分28秒 | 国際・政治

    『尖閣諸島の魚釣島の西北西約37キロの接続水域内(日本の領海の外側約22キロ)で20日朝、哨戒していた海上保安庁の航空機によって確認された中国のヘリ搭載型の最新鋭漁業監視船「漁政310」と別の漁業監視船「漁政201」は、同庁によると20日夜も同水域内で航行を続けた。 同庁は巡視船数隻を並走させ、領海内に入らないよう無線などで警告した。 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、「漁政310」は20日午前8時25分に魚釣島の西北西約37キロで、「漁政201」は同8時47分に約1キロ離れた水域で、哨戒していた海保の航空機に確認された。その後、2隻とも日本の領海の外側約1~2キロの接続水域内で航行を続けている。 21日午前0時現在、「漁政310」は魚釣島の南東約33キロ、「漁政201」は同約32キロで確認されている。』読売新聞 11月20日(土)22時26分配信

    海上保安庁の巡視船も中国のヘリ搭載型の最新鋭漁業監視船「漁政310」漁業監視船「漁政201」二隻が接続区域に入って来れば、日本の領海侵犯や海上警備の任務遂行が難しくなるのでは有りませんか。中国政府は台湾と尖閣諸島における天然ガス田の共同開発も提案しているとも言われている矢先です。搭載されている二機が、軍用武装ヘリだったら大変です。漁業監視船は、機関砲も装備していると言われていますし、海上保安庁の巡視船の機関砲搭載を非難する革新系の弁護士もいますが。危険な任務についている海上保安官と乗組員の命と安全護るのは当然です。丸腰裸の無防備では、巡視船乗務海上保安官は、全員撃ち殺されて沈没犬死ですよ。政党防衛は認められるるべきです。戦争をするのではなくどこの国で有っても自国領海侵犯をする船に対しては、沿岸警備隊が発砲し停戦を命じるでしょう。国際法で認められた当然の権利で常識です。領海侵犯で、戦争になった国はないのでは有りませんか。以前今のロシアの潜水艦が、ノルウエー領海を侵犯した事件仙谷氏、会見で中国に敬語を乱発 自覚なき「利敵表現」 (3/3ページ)2010.11.8 09:07 産経新聞『ノルウェーの隣国スウェーデンも毅然とした態度で国際社会の称賛を集めた。冷戦中の81年10月、領海侵犯した軍事超大国ソ連の潜水艦U137に向け爆雷を投下し、座礁せしめた。周囲を魚雷艇掃海艇で包囲し、解放したのは11月6日になってからだった。しかも、気迫に圧倒されたソ連海軍はスウェーデンに「詫び」を入れ、艦長への事情聴取と乗り込み調査を約束した、ともいわれる。 漁船衝突事件を受け、中国のポータルサイトの掲示板に「日本は弱い者をいじめ、強い者を恐れることを事実が証明した」と書き込まれ、韓国メディアには、日本は「白旗」を揚げ「降伏宣言で幕を降ろした」と蔑まれたわが国の姿とは対照的だ。 ところで、鳩山由紀夫前首相(63)は、漁船事件に関して「私だったら事件直後にこの問題をどうするべきか、温家宝首相と腹を割って話し合えた」と、菅首相の対応を批判した。鳩山氏の“外交実績”からは大口としか思えないが、一つだけ確信できることがある。例のねとっとした口調で、仙谷長官以上に違和感丸出しの「ばか丁寧語」を、温首相を前に駆使することは間違いあるまい。』ソ連の圧倒的な海軍力を持ってすればノルウエーと戦争し、降伏させることぐらい朝飯前でしょう。ノルウエー政府の軍事大国ソ連相手に気骨と勇気あるベストな対応でした。仕分け大臣の怪しい中国まがいのベストを日本国民は、着るよりもノルウエー製の暖かいベストを国民も着ましょうね。今回の日本の領海侵犯による巡視船体当たり事件は、日本と反対の立場になれば、中国で有ろうとロシアで有ろうと厳しく対処し発砲するでしょう。仙谷内閣官房長官の「暴力装置」と言う発言に依拠すれば、ロシアも中国様も「暴力装置」を国内と国外に行使し、「ある種の軍事組織」を持っていますよ。日本の自衛隊以外の軍隊は、良い対象と言う発想でしょうかね。こんな発想で日本の海防、海の安全や日本の国家を護り抜けますか。国民も安心出来ませんよ。。能登半島沖不審船事件で、『防空識別圏が近づくと、ロシア政府から不審船追跡におけるロシア側海域通過の許可が下りた、同時にロシア側による不審船追跡が開始され、ロシア側からも停船命令が発せられた。尚、ロシア側の責任者は後日「この不審船が、もしもロシア領海に侵入していれば、即座に撃沈するつもりだった」と語っている。』のは、ロシア政府の一貫した自国の国家主権と領海を護る姿勢旧社会党の菅内閣閣僚も大臣も見習うべきでは有りませんか。海上保安庁の巡視船の保安官や乗組員の生命も安全も護らずどのようにして日本の海を護ろうと言うのでしょうか。今回の中国漁船事件では自民党政権でも同じと言っても九州南西海域工作船事件(きゅうしゅうなんせいかいいきこうさくせんじけん)では、 時の小泉純一郎内閣は政府として国民にビデオも公開し、迅速に対応したと思います。2001年(平成13年)12月22日に発生した不審船追跡事件のひとつ。第十管区海上保安本部ホームページwww.kaiho.mlit.go.jp/10kanku)左側に不審船事案として掲載中です。不審船は巡視船と交戦の末、自爆し、自沈している。後の調査により北朝鮮工作船であった事が確定し工作船事件に見られるように 海上保安庁海上保安官の領海侵犯監視や海上警備任務は危険な任務です。海上保安庁巡視船の海上保安官や乗組員の生命と安全を護る為の防弾や装甲の設備の充実は必要です。中国海軍の所属の漁業監視船と日本の巡視船との間で今後衝突やトラブルも当然予想されます。菅内閣は、国民に事実を隠さずに責任を持って対応する必要が有ります。今度も二度有ることは三度有るで事実を国民に公表しないでしょうね。日本の海上保安庁巡視船の乗組員の生命と安全を護る責務が当然政府に有ります。中国の海洋調査船がいらっしてとか敬語を使い発言する仙谷内閣官房長官では、命懸けの厳しい任務も理解出来ず衝突事件や緊急事態が起こっても筋を通して、海上保安庁巡視船の乗組員の生命を護れるかどうか本当に心配です。どこの国も領土や領海への侵入は厳しく取り締まっています。自国の国家主権と国益を護る大切さを国民に誇示しているのでは有りませんか。海上保安庁の皆さん日夜にわたる厳しい海の警備本当に御苦労様です。

    せつぞく‐すいいき【接続水域】の解説

    自国の領海に接続する一定範囲の公海の水域。沿岸国は通関・財政・出入国管理などに関して一定の権限を行使することが認められる。

    フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

    九州南西海域工作船事件

    日本に与えた影響

    『平和主義』をうたった日本国憲法施行後はじめての日本国による船体射撃であった。そのため左派政党をはじめとする、いわゆる「護憲派」が激しく非難した。しかし、北朝鮮工作機関の犯罪行為が白日の元にさらされた事は、拉致問題に揺れる日本の世論にさらなる影響を与えた。海上自衛隊海上警備行動こそ発動しなかったが、海保と連携して対応に当たった。一連の不審船事件は海上防衛の在り方にも一石を投じた事件であった。海上保安庁は今回の事件を教訓に、現場の海上保安官(乗組員)の生命保護のため巡視船艇の防弾化及び相手船舶を安全な距離から停船させるために高機能・長射程の機関砲の搭載、船艇の高速化、航空機の輸送力アップ等を急速に進めることとなった。また、一部航空基地に配属が進んでいる機動救難士の発足の理由の一つとして、救急救命士資格を持った機動救難士による現場海上保安官の直接救護の目的もある。海上保安官に対しては、性能のよい防弾ベストを支給し、対テロ戦闘の訓練を行わせている。法整備も進められ、停戦を拒否する不審船に危害射撃を可能とする海上保安庁法改正案が提出され、社民党以外の賛成で可決された。日本財団では、この事件をきっかけとして、海上保安協会とともに海上保安庁公認の防犯ボランティア組織「海守」(うみもり)を結成し、工作船への警戒や海の事故への注意を呼び掛けている。海守の会員は、日本全国で約6万人が加入している。極少数の左派団体や左派知識人の中には、漁業法違反という名目での初動捜査や、まだ工作船から武力攻撃を受けていなかったにもかかわらず「先制攻撃的」に船体射撃を行ったことを、法解釈の間違い・違法な戦闘行為と主張している者もいる。(注)日本が批准している国連海洋法条約を直接適用できる為、船体射撃は法解釈的にもなんら問題はない。

    (注)しかし、仮に武力攻撃を受けていなくても、そもそも、一定の条件下に限って、逃走と抵抗を防止をするために合理的に認められる範囲内において行う「武器の使用」は、「警察官職務執行法第7条」とそれを準用する旧「海上保安庁法」でも認められているものである。日本のEEZ内では日本の「経済的主権」が認められ、不審船の逃走により国内法の「漁業法違反」(立ち入り検査忌避)が成立する。「漁業法違反」に対する警察官職務執行法第7条を準用した船体射撃自体に違法性はなく、武器使用により人身に危害を加えてしまった場合の違法性阻却事由が成立しないだけである。 さらに、日本領海内に限れば、能登半島沖不審船事件を受けて改正された「海上保安庁法改正20条2項」により、一定の条件下に限って、「重大犯罪を犯す準備をしていると疑われる者」に対する「危害射撃」の違法性阻却事由が成立する。
    本件は日本の領海外である中国のEEZ内においての射撃であり、改正海上保安庁法第20条2項の要件は満たさず、違法性阻却事由は成立しない。海上保安庁は、銃撃が以前に比べて法的に容易になった理由について、「RFS付きの武器の使用により、人身への被害を避けた『非危害射撃』が行えるようになった」ことを説明している。 とは言え、仮に違法性阻却事由が成立しないにもかかわらず、船体射撃によって乗員に危害を与えてしまっても、実際に拿捕臨検を行って乗員の状態を確認しない限り、「本当に危害を与えてしまったか」を判定する事が困難であるため、問題となりにくいのも事実である。実際に、本事件において不審船の乗員全てが自沈によって死亡しているため、「船体射撃によって乗員に危害が加えられていたかどうか」は重要視されておらず、上記の通り法解釈を問題視する声もある。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

    能登半島沖不審船事件(のとはんとうおきふしんせんじけん)とは、1999年平成11)3月23日に発生した、海上自衛隊及び海上保安庁による不審船追跡事件である。

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    事件の推移

    自衛隊の怪電波傍受

    1999年3月22日日本海能登半島東方沖の海上から、不審な電波発信が続けられているのを美保通信所が傍受、15時海上自衛隊舞鶴基地から護衛艦はるな」(第3護衛隊群直轄艦)、「みょうこう」(第3護衛隊群所属)、「あぶくま」(舞鶴地方隊所属)が緊急出港した。法的根拠は、防衛庁設置法に基づく「調査・研究」とした。同時に、日本海側各県の警察に対して、「KB(KOREAN-BOAT)参考情報」(「北朝鮮工作船とみられる不審船が近づいているという情報が入ったので、警察は沿岸を警戒せよ。」の意)が発せられる。

    不審漁船の発見

    海上自衛隊八戸航空基地から飛び立って上空を捜索していたP-3C哨戒機が、翌3月23日6時42分佐渡島西方18キロの日本領海内に「第一大西丸」と記された船を発見、9時25分能登半島東方64キロに「第二大和丸」と記された船を発見した。

    • 漁船にしてはアンテナが多い。
    • 甲板上に漁具が見えない。
    • 煙突の横から排煙が出る。
    • 船名表記が簡単な手書き。
    • 船尾に旗章を掲揚していない。
    • 新潟沖なのにHG(兵庫県)で始まる漁船登録番号
    • 船尾の観音開き扉。

    等の不審点があったことから、これらの船名を漁協に問い合わせたところ、第一大西丸は既に廃船、本物の第二大和丸は兵庫県沖で操業中である事が判明し、海上自衛隊によって追跡が始まった。また、航空自衛隊が情報収集のため、三沢基地所属のE-2C早期警戒機を海域上空に派遣した。

    不審船の追跡

    11時に護衛艦も「第二大和丸」を確認し、能登寄りの「第二大和丸」を護衛艦「みょうこう」が追跡を開始、海上保安庁のPLH型巡視船ちくぜん」(門司海上保安部所属)とPC型巡視艇はまゆき」(七尾海上保安部所属)がこれに合流した。一方、佐渡寄りの「第一大西丸」は護衛艦「はるな」が追跡を開始、海保のPM型巡視船「さど」(新潟海上保安部所属)、PC型巡視艇「なおづき」(上越海上保安署所属)がこれに合流した。さらに両方の中間を護衛艦「あぶくま」が追いかけた。

    11時30分に海上保安庁新潟航空基地を飛び立ったS-76Cヘリコプター「らいちょう1号」は、不審船を写真撮影するとともに船舶電話を使って呼びかけ(朝鮮語英語日本語による)を行ったが、不審船からは何の反応もなかった。海上保安庁では、特殊警備隊(SST)を大阪からヘリで「ちくぜん」に搬送し、待機させた。日没前には「はるな」艦載ヘリが不審船を撮影し、航空自衛隊小松基地に着陸して防衛庁へ画像を電送。これが初めての画像電送装置の実戦使用になった。

    日本海側の各警察に出されていた「KB参考情報」は、さらに重要度が高い「KB情報(例の不審船は明らかに北朝鮮工作船である。警察は沿岸地域を厳重に警戒せよ。の意)」に変更される。

    威嚇射撃

    追跡は夜まで及んだが不審船は停船せず、挑発するように逃走を続けた。18時10分には首相官邸別館にある危機管理センターに官邸対策室「不審船に関する関係省庁局長等会議」が設置された。

    19時になると不審船は24ノットに増速、19時30分には28ノットとなったため、PC型の「はまゆき」「なおづき」が引き離され始めた。その報告を受けると、川崎二郎運輸大臣は威嚇射撃を許可し、第九管区海上保安本部(新潟)に通知した。

    20時過ぎ、第九管区海上保安本部長が警察官職務執行法に基づく威嚇射撃を指示。「みょうこう」から照らされたサーチライトが光る中、「ちくぜん」が「第二大和丸」の傍の海上に向かって20mm機関砲曳光弾を50発発砲、1953年ラズエズノイ号事件以来46年ぶりとなる警告射撃を行った。「第一大西丸」にも「はまゆき」が13mm機銃で計135発、「なおづき」が9丁の64式小銃で1,050発(うち曳光弾が500発)もの威嚇射撃を行った。

    不審船は威嚇射撃に反応したためか、35ノットに増速して逃走。この速度に海上保安庁の巡視船艇は付いて行けず、燃料不足も懸念されたため「はまゆき」「なおづき」「さど」が続々と脱落、深夜には巡視船艇すべてが脱落した。特に「第一大西丸」は護衛艦「はるな」のみの追跡となった。官邸対策室ではこれを受けて海上警備行動発令へと傾いたが、親北朝鮮派である野中広務内閣官房長官が発令しないよう官邸に圧力をかけ、官邸も一旦は追跡打ち切りの方向へと向かっていた。

    謎の停船

    ところが、「第一大西丸」は、一時的に追手との距離が開いたために、日本側が追跡を断念したと見たのか、23時47分に何故か突然停止。その報告を受けて野呂田芳成防衛庁長官は海上警備行動の発令を決断した。

    手続きとして、翌3月24日0時30分に川崎運輸大臣より野呂田防衛庁長官に「海上保安庁の能力を超えている」との連絡があり、0時45分に持ち回り閣議が開かれて海上警備行動を承認、0時50分、自衛隊法第82条に基づく初の海上警備行動が野呂田防衛庁長官から海上自衛隊に発令された。

    初の海上警備行動

    吉川榮治第3護衛隊群司令(後に海上幕僚長)に現場指揮が命令され、第2航空群に爆弾投下命令が出された。各護衛艦は、海上自衛隊発足以来初のROE(交戦規定)となる野呂田防衛庁長官名の命令書「部隊の取るべき措置標準」を受け取り、2隻に対して搭載速射砲で25回35発の警告射撃を開始。上空から八戸のP-3C3機が、巨大な水しぶきにより水の壁を作り、水の力で不審船を停船させるため、150キロ対潜爆弾12発を投下する警告爆撃を行った。上空には海上自衛隊岩国航空基地所属のEP-3電子戦機在日米海軍のP-3CとEP-3も飛来していた。しかし、航空自衛隊には警備行動への参加が発令されず、P-3Cと監視中だったE-2C早期警戒機は護衛の戦闘機無しで不審船上空を飛びまわった。そのため、爆弾を搭載したP-3Cが現場に到着すると、不審船からの地対空ミサイルによる攻撃を防ぐため、現場判断で、爆弾投下を行うP-3Cと不審船の間に、監視目的で飛行していた無防備のP-3C僚機が割り込み、命懸けで盾となる飛行を行うなどの混乱が起きた。

    防空識別圏が近づくと、ロシア政府から不審船追跡におけるロシア側海域通過の許可が下りた、同時にロシア側による不審船追跡が開始され、ロシア側からも停船命令が発せられた。尚、ロシア側の責任者は後日「この不審船が、もしもロシア領海に侵入していれば、即座に撃沈するつもりだった」と語っている。

    護衛艦内では工作船に立ち入り検査を行うため艦長命令により、臨検部署が発令され、要員には艦内に備え付けていた64式小銃と9ミリ拳銃が配られた。しかし、その時護衛艦にはCQB(近接戦闘)・CQC(近接格闘)に精通する者は誰もおらず、ボディアーマー(防弾チョッキ)は積まれていなかった。また、はるな第1分隊が、網(体験航海時の転落防止ネット、緑色)を海面に漂わせてスクリューに絡ませようとしたが、回避され失敗した。

    この事件の後日、強襲・臨検を任務とする特殊部隊特別警備隊」(SBU)と、護衛艦ごとに臨検を任務とする「立入検査隊」(立検隊)が編成された。

    逃走

    不審船はその後も高速で逃走し、3時20分に「第二大和丸」が、6時6分に「第一大西丸」が防空識別圏を越えたため追跡を断念した。7時55分に、E-2Cが北朝鮮の羅津からのMiG-21戦闘機2機の出撃を確認。このため、通常のスクランブル任務として小松基地からF-15J戦闘機2機が出撃した。

    2隻はロシア側海域を逃走していたが、途中から南西方向へ転進し、両船の位置が入れ替わった。25日の朝7時ごろに北朝鮮の清津に入港した模様である。

    事件の影響

    この事件で、北朝鮮の偽装船が日本の領域で暗躍していることが、一般にも知られるようになった。この事は、前年(1998年)のテポドン事件と合わせ、日本の世論に大きな影響を与えている。また、自衛隊における2回目の武器使用事案(1回目:ソ連機による沖縄本島領空侵犯時の威嚇射撃)という点で、重要な事件である。

    また、追跡の際、海上保安庁の船艇の速力が不審船や護衛艦に比べて大幅に劣り、不審船事案に有効に対応できないことが露呈したので、以降に新造される巡視船艇の能力が大幅に向上されるようになった。

    さらに、本事件において、海上保安官が武器を使用して人に危害を加えた場合の違法性阻却事由(免責要件)が「警察官職務執行法第7条」に定められた要件のみという状況では、不審船事案に有効に対応できないことが露呈したので、2001年に海上保安庁法の改正が行われた。この改正では第20条2項において、一定の条件に限って]、巡視船等が、停船命令を無視して逃走・抵抗する船舶に対して射撃し乗員に危害を加えても、海上保安官の違法性が阻却(免責)されることが明定された。警職法では、「重大犯罪を犯したか、犯した疑いのある者が抵抗・逃亡しようとしてやむをえない場合」に対して危害射撃の違法性阻却事由が認められていたが、改正された海上保安庁法では「重大犯罪の準備をしている疑いのある者が抵抗・逃亡しようとしてやむをえない場合」にも、違法性阻却事由が認められるようになった。

    これにより不審船への船体射撃が実現性を帯びるものになり、実際に2001年の九州南西海域工作船事件において、海上保安庁による不審船への船体射撃が行われた。しかし、不審船の現認位置が日本の領海外の日本EEZ内であったので、第20条2項の要件を満たすことができず、結局、「漁業法違反(立ち入り検査忌避)」容疑で、人身に危害を与えなかった場合に限って違法性が阻却される「船体射撃」を行った(船体射撃によって被疑者が死傷した場合は、「危害射撃」とされて違法性を問われる恐れがある)。

    また、漫画『海猿』の第5巻において、設定場所を変えてはいるが、本事件とほぼ同じ推移の物語が描かれている。

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      いじめの加害者をどう罰するべきか!ニューズウィーク日本版 11

      2010年11月21日 12時56分28秒 | 受験・学校

      ①いじめの加害者をどう罰するべきか

      セックスしているところをネットで生中継された大学生が投身自殺するなど、アメリカではいじめによる自殺が大きな社会問題になっている。だが過剰な「加害者たたき」は真実を見えなくするだけだ

      ジェシカ・ベネット
       それは高校内の噂話と三角関係、トイレでのガン飛ばしから始まった。やがてある女生徒を「アイルランドの尻軽女」とからかう言葉がソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS)のフェースブックに登場。学内に貼られたクラス写真の彼女の顔がいたずら書きされた。
       女生徒はカフェテリアで別の女子から、「他人の男に手を出すんじゃねぇ!」と怒鳴られた。その1週間後の帰宅途中、近づいた車から飲料水の缶を投げ付けられ、「売春婦!」という言葉を浴びせ掛けられた。
       子供がこんな悪さをしたら、どのような罰を与えるべきだろう。パソコンの使用禁止、放課後の居残り、停学という手もある。
       では、禁固10年の刑は? 女生徒は結局、帰宅後に階段で首をつり、妹によって発見された。
       この悲劇は今年1月、マサチューセッツ州サウスハドリーに住む当時15歳のフィービー・プリンスの身に起こったことだ。メディアは「いじめによる死」だと断じている。
       アメリカでは最近、いじめによる自殺が大きな問題になっている。9月にはテキサス州とカリフォルニア州で、それぞれ13歳の男の子がゲイ(同性愛者)であることを理由にいじめに遭い、自殺した。
       特に衝撃的だったのはニュージャージー州に住む18歳の大学生タイラー・クレメンティのニュースだ。やはり9月、同性とセックスする彼の姿をルームメイトと友人が隠し撮りしてネットで生中継。クレメンティはジョージ・ワシントン橋から投身自殺した。
       こうした事件から、学校の厳しいいじめ対策と州当局の法的措置を求める声が高まっている。しかし、「いじめによる死」は犯罪として成立するのだろうか。

      ■いじめ対策が「産業」に

       同性愛者への偏見を感じさせるクレメンティのルームメイトによる行為は卑劣極まりない。だが、彼らは自分の行為が引き起こす結果を想像できなかったはずだ(2人はプライバシー侵害で最長禁固5年の刑となる可能性がある)。
       プリンスの場合、本人はいじめを受ける以前にも自殺を図ったことがあり、抗鬱剤を服用し、両親の別居に悩んでいた。この事実を知ると、事件に対する見方が変わるかもしれない。 単なる「悪い行為」と犯罪の境界はどこにあるのか。今や全米で45州がいじめ防止法を導入済みだ。最も厳しい部類に入るマサチューセッツ州は、学校にいじめ対策プログラムの実施を義務付けている。それによって、学校でのいじめが最大50%も減らせるとされる。
       毎年5人に1人がいじめの被害に遭うことを思えば(ゲイの場合10人中9人)、これは朗報だ。いじめの被害者は鬱状態に陥る確率が通常の5倍もあり、いじめを恐れて毎日16万人近くが学校を欠席する。一方、男子中学生を対象にしたある追跡調査では、いじめの加害者とされたうちの60%が24歳までに少なくとも1つの犯罪で有罪を宣告されている。
       それでも、メディアが主張するようにいじめが「蔓延している」とは言えない。社会科学の研究者によれば、いじめは50年前と比較して深刻化していないし、広がってもいない。逆に新しいデータは学校でのいじめが過去10年で減少している可能性を示唆していると、著名ないじめ研究者のダン・オルウェーズは指摘する。
       もちろんネット時代の今は、いじめの状況が昔とは違う。影響は広範囲に及び、写真や映像が使えるので衝撃も大きく、トイレの落書きのように簡単には消せない。それでもいじめの件数自体は3分の1ほど減っていると、オルウェーズは言う。
       件数が増えていないなら、世間の見方が変わったのかもしれない。最近は子離れできない親が過保護になり、テレビのコメンテーターにあおられてネット上で「正義」を振りかざす人が増えた。 サフォーク大学法学大学院(マサチューセッツ州)のデービッド・ヤマダ教授によれば、いじめ対策は今や「ちょっとした産業」だ。コメンテーターやいじめ防止の専門家、新世代の法学者が手ぐすねを引いて「敵」を待っている。 いじめが深刻な問題ではないと言う気はない。しかし世間の「騒音」が真実をゆがませ、事件が犯罪なのか、もしくはただのひどい行為なのかを判断することは困難になっている。
       サウスハドリー高校でのプリンスの問題は昨年11月頃に始まった。アイルランドから移住してきた新入生のプリンスは最上級生の男子2人、オースティン・ルノーとアメリカンフットボールのスター選手ショーン・マルビーヒルと親しくなった。しかし、2人には既にガールフレンドがいた。
       起訴状では、その男子生徒2人とガールフレンド2人、それにアシュリー・ロンジとシャロン・ベラスケスという女生徒が「3カ月近く」プリンスを罵倒し、危害を加えると脅したとされる。 一連の行為で最も悪質と思われるのは、「思いっ切りシメてやる」という脅迫、「売春婦」「アイルランドの尻軽女」という悪口を何度も浴びせたこと、自殺の当日に飲料水の缶を投げ付けて泣かせたことだ。午後に帰宅したプリンスは友人に「もう限界」というメールを送った。妹が遺体を発見したのは午後4時半だった。(ニューズウィーク日本版10月20日号掲載)
      ②いじめの加害者をどう罰するべきか
      セックスしているところをネットで生中継された大学生が投身自殺するなど、アメリカではいじめによる自殺が大きな社会問題になっている。だが過剰な「加害者たたき」は真実を見えなくするだけだ──
      ■いじめた側も人生が一変
       プリンスの死はサウスハドリーの町を恥辱と非難の渦に巻き込んだ。校長は内部調査を開始したが、その時点でいじめの加害者に出席停止などの処分は科さなかった。 事件に同情した住民がボストン・グローブ紙に話を持ち込み、同紙は「意地悪な少女たち」が「開き直り、懲りもせずに」登校することを許した学校側を非難する記事を掲載した。「自殺に追い込んだ女子生徒を退学させろ」と訴えるフェースブックのグループは、瞬く間に多くの支持者を獲得した。 学校側はメディアに対し、いじめを止められなかった経緯を説明し、自殺の前週まで問題を把握していなかったと弁解した。「今回のことは複雑な事情が絡んだ悲劇」だと、サウスハドリー高校のダン・スミス校長は本誌に語った。 そこへ登場したのが地方検事のエリザベス・シーベル。最近まで全米地方検事協会のウェブサイトの人物紹介欄に、子供の頃に兄弟をいじめた相手をたたきのめしたという武勇伝を載せていた人物だ。
       3月、シーベルは重犯罪で訴追する生徒6人の名前を公表。彼らの「執拗な行動」は「(プリンスに)屈辱を与え、登校を不可能にすることを意図していた」と主張した。 マサチューセッツ州法にはいじめを犯罪とする明文規定がないため、シーベルは2人の生徒をストーカー行為、2人を悪質な嫌がらせ行為、5人を肉体的損傷につながる人権侵害で訴追した。人権侵害は最長10年の禁固刑となる。
       また、プリンスと性行為をしたとされる男子生徒2人については、最長禁固3年が科される未成年強姦罪で訴追した。被告6人は全員無罪を主張している。 法(とメディア)は世界を白か黒かで判断する傾向にあるが、このケースには当てはまらない。裁判資料によると、プリンスは鬱状態に悩み、自傷行為を繰り返し、精神安定剤を処方されていた。自殺を試みたことも1度ある。
       一方、いじめで訴追された生徒たちは学業優秀だったと、サウスハドリー市のガス・セイヤー教育長は言う。「学校が手を焼くような問題児ではない。ごく普通の子供たちだ。いい家庭で育ち、大学進学を目指していた。私たちはプリンスを失っただけでなく、あの子たちも失おうとしている」
       加害者の生徒は全員3月以降、法廷で決着がつくまで出席停止になっている。裁判は来年初めに始まる見込みだ。
       プリンスの父親は、生徒たちが罪を認めて謝罪すれば、情状酌量を求めると語った。だがたとえ無罪になったとしても、彼らの人生が大きく変わってしまったことは確かだ。昨年、彼らは1人も卒業できなかった。マルビーヒルはアメフトの奨学金を失った。 シャロン・ベラスケスの母親エンジェルス・シャノンによれば、娘は高校卒業資格検定試験(GED)の勉強をしているが、学校に戻れないことで打ちひしがれている。サウスハドリーに公立高校は1校しかなく、マサチューセッツ州の公立校は重犯罪で訴追された生徒の入学を認めない。母親のシャノン自身も学生であるため、私立校に通わせる経済的余裕もない。

      ■法の裁きは最悪の解決策

       一方でシャロンは、プリンスの死という悲劇に苦しみ続けている。彼女は恐怖のあまり1人で家から出られない。家族の元には死の脅迫やいたずら電話があり、家に石が投げられたり、「お前の娘こそ強姦され、殺されるべきだ」といった内容の匿名の手紙が何通も玄関のドアに挟まれていたりする。
      「この苦しみは言葉では表現できない」と、弁護士同席で本誌の取材に応じた母親のシャノンは言った。「顔にカメラを向けられ、手紙を送り付けられる。帰宅すると人々が駐車場で待ち構えている」
       皮肉なのは、この状況がプリンスの経験した苦しみと似ていることだ。彼女をいじめた子供たちは確かにいじめの加害者だが、世間の大人たちはどうなのか。マサチューセッツ州のいじめ防止法では、いじめとは学校で「心に傷を与え」あるいは「悪意に満ちた環境をつくり出す」行為を繰り返すことと定義されている。 この定義を現実の社会に適用すれば、加害者を非難する大人たちもいじめの加害者ではないのか。いじめ防止法を拡大解釈していくと、最終的には職場や家庭で繰り広げられる日常的な行動が犯罪とされる可能性がある。
      皮肉なのは、この状況がプリンスの経験した苦しみと似ていることだ。彼女をいじめた子供たちは確かにいじめの加害者だが、世間の大人たちはどうなのか。マサチューセッツ州のいじめ防止法では、いじめとは学校で「心に傷を与え」あるいは「悪意に満ちた環境をつくり出す」行為を繰り返すことと定義されている。

       この定義を現実の社会に適用すれば、加害者を非難する大人たちもいじめの加害者ではないのか。いじめ防止法を拡大解釈していくと、最終的には職場や家庭で繰り広げられる日常的な行動が犯罪とされる可能性がある。
      「この種の問題の大半は防げない。地方検事のエリザベス・シーベル。最近まで全米地方検事協会のウェブサイトの人物紹介欄に、子供の頃に兄弟をいじめた相手をたたきのめしたという武勇伝を載せていた人物だ、ニューヨークの元検事サム・ゴールドバーグは言う。この定義を現実の社会に適用すれば、加害者を非難する大人たちもいじめの加害者ではないのか。いじめ防止法を拡大解釈していくと、最終的には職場や家庭で繰り広げられる日常的な行動が犯罪とされる可能性がある。「この種の問題の大半は防げない。子供には『人間はひどいことを言うものだ』と教えるしかないとも言える」と、ニューヨークの元検事サム・ゴールドバーグは言う。
       いじめ問題の専門家と法学者の大半は、訴追はおそらく最悪の解決策だと口をそろえる。長期にわたる調査によれば、法律は周囲の状況に感情的に反応する子供たちの行動を抑制できない。騒々しい若者の集団に「犯罪者」のレッテルを貼ることは、本人たちの社会復帰を困難にするだけだ。
       橋から投身自殺したクレメンティのケースのように、犯罪として扱うべき悪質な事例もある。だが多くの子供は「間違いを犯しただけ」だと、フロリダ・アトランティック大学の犯罪学者サミール・ヒンドゥジャは言う。「大抵の場合、子供たちはとても後悔している。彼らにはもう一度チャンスを与えるべきだと思う」
      (ニューズウィーク日本版10月20日号掲載)
      日本アメリカもいじめやいじめによる自殺も有り 、いじめを無くす為に学校も苦慮し、いじめがアメリカ社会で問題になっている事が日本人には分かったニュース記事です。アメリカらしいのは、いじめ をビジネスにしょうとするアメリカらしい商魂ですが、いじめビジネスでいじめが解決出来ると思えません。基本的人権を尊重する国で、日本とは違い罰則が厳しいようですが。校長は内部調査を開始したが、その時点でいじめの加害者に出席停止などの処分は科さなかったのは、日本と同様いじめにより自殺者を出した加害者や生徒対生徒や対教師暴力に対する出席停止処分の適用も今考えるべきです。いじめで訴追された生徒たちは学業優秀だったと、サウスハドリー市のガス・セイヤー教育長は言う。「学校が手を焼くような問題児ではない。ごく普通の子供たちだ。いい家庭で育ち、大学進学を目指していた。私たちはプリンスを失っただけでなく、あの子たちも失おうとしている」と言っていますが。学校が手を焼くような問題児ではない。ごく普通の子供たちだ。いい家庭で育ち、大学進学を目指していた子供達だから、自殺に追い込むようないじめをすることが許されるかと言うことです。フロリダ・アトランティック大学の犯罪学者サミール・ヒンドゥジャは言う。「大抵の場合、子供たちはとても後悔している。彼らにはもう一度チャンスを与えるべきだと思う」のはアメリカの子供達は、アメリカ人として人間としての良心を失ってい無いと言うことです。地方検事のエリザベス・シーベル。最近まで全米地方検事協会のウェブサイトの人物紹介欄に、子供の頃に兄弟をいじめた相手をたたきのめしたという武勇伝を載せていた人物ですが。こんな腕ぷしの強いと子供達のばかりではないと思います。日本に今と悪い意味でも定着している大勢で1人をいじめるいじめに1人で対抗するのはとても無理です。いじられる子供達が、弱い悪いとは言えないいじめ問題で、そのようなことを言う人は、時代遅れで、いじめに対する正しい認識や教育学的な研究が足りないのです。子供には『人間はひどいことを言うものだ』と教えるしかないとも言える」と、ニューヨークの元検事サム・ゴールドバーグは言うそれだけアメリカでもいじめ問題は深刻と言えますが、いじめに対する明文規定が有れば、いじめ自殺に追い込むような悪質ないじめに対する抑止力になると思います。川崎市多摩区の市立中学校3年の男子生徒当時14歳が6月、「(いじめから)友人のことも護(まも)れなかったと自殺に追い込まれたお父さんからいじめ加害者の子供達が、いじめをしたことに対して反省もせず亡くなった息子さんの霊前に線香1本も立てに来ず、謝罪もしないしいつもどおり平然と学校に通っているのを見ると本当に納得が行かず腸が煮え返る思いですと言うメールを頂きました。いじめにより息子さんを失われた親御さんの気持も十分理解すべきです。いじめを隠蔽していたこの中学校も問題です。いじめにより自殺した被害者である保護者や家族の人権尊重や心のサポートや心のケアもこれからは必要と思います。人間としての良心があれば、法律で罰せられなくてもいじめ自殺に追い込んだ加害者の子供達は、一生十字架を背負うことになり、人間としての罪を起したことを後悔する時が長い一生の内に必ず来ると思います。弱い者いじめは悪い!大勢で1人の子供をいじめるのは悪いとアメリカでも日本でも大人や学校の先生が教えるべきでは有りません。物の道理と人の道で、道徳では有りませんか。

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