天木 直人
天木 直人
ここにきて安倍首相は集団的自衛権行使の容認に向けて異常なまでに突っ走っている如くだ。
そんな安倍首相に迎合するかのように、集団的自衛権に関する有識者懇談会の柳井座長や北岡座長代理が悪乗りをしている。
なぜ安倍首相はそれほどまでに集団的自衛権行使の容認を急ぐのか。
それはズバリ、安倍らしさを出せるのは、もはやそれぐらいしかなくなってしまったからだ。
消費税増税はますます難しくなってきた。
中国や韓国との関係改善を望めそうもない。
拉致問題は行き詰まり、北方領土問題は進展の見通しは皆無だ。
安倍首相の真骨頂である歴史認識は、米国によって「国益に反する」とまで言われた。
米国に叱られ軌道修正せざるを得なくなった。
靖国参拝ももちろん出来ない。
「米国の命令で出来なくなった」と中国にまで見透かされてしまった。
これを要するにもはや今の安倍首相には集団的自衛権の行使容認しかできる事はないのである。
これだけは米国も許してくれる。
それなら憲法9条を変えて堂々と行なえばいいのに、世論の反発をおそれ解釈改憲で誤魔化そうとしている。
かくて安倍首相は集団的自衛権行使の容認に突っ走るのである。
その結果日本はどうなるのか・・・
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