教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

慶応大学名誉教授、小林節氏の 『一刀両断』 「原発廃止」がなぜ国策にならないのか?

2016年05月02日 15時50分03秒 | 日記・エッセイ・コラム
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【 慶応大学名誉教授、小林節氏の 『一刀両断』(いっとうりょうだん) 】
 ひとたちでまっぷたつに斬(き)ること。憲法学者、弁護士、政治家のアドバイザーとして活躍中。第1回は田中真紀子外相を取り上げる。永田町や霞ケ関では更迭論の集中砲火だが、小林氏は擁護論を展開する。

【 小林 節 (こばやし・せつ) 】
 慶応大学名誉教授。弁護士。日本海新聞・大阪日日新聞客員論説委員。1949年東京都生まれ。1977年慶応大学法学部博士課程修了。ハーバード大学客員研究員。法学博士。『憲法守って国滅ぶ』(KKベストセラーズ)、『そろそろ憲法を変えてみようか』(致知出版社)ほか多数。


  「原発廃止」がなぜ国策にならないのか?

2016/04/26大阪日々新聞

 原子力発電がいわば「禁じ手」であることは、もはや自明である。

 かねてより、原子力発電を推進する側は、それが、安全で、清潔で、安価であると宣伝していた。

 しかし、それが不実であることは、あの東日本大震災に伴う福島の原発事故で公然と証明されてしまった。

 まず、原発が「安全」か?であるが、本来的に不完全な人間が設計、施工、運営する以上、あらゆる機械・設備に事故は不可避である。しかし、事故が起きた場合に制御不能である以上、私たちにとって原発が安全でないことは明らかである。

 また、これも私たちが福島で実体験したように、原発事故は、広範囲にわたり、短期間では除去が不能な深刻な汚染を拡散する。だから、事故を起こすまでの原発は、確かに、石油を使った火力発電よりも安価である、とは言えたかもしれない。しかし、いったん事故が発生したら、その限りなき対応に、無限に近い費用がかかる。だから、結局、原発は安価でなどない。

 つまるところ、私たちの政策上の選択肢は限られてくる。

 私たちは、まず、目標として、原発の廃止を決定する。そして、順次、より安全な他のエネルギーに代えていく行程表を作成し、それを着実に実行していく。これ以外に私たちの選択肢はないはずである。

 ところが、電力会社の労働組合の支援を受けている政党が、その故に、原発廃止を政策として決定できない…と言われている。

 しかし、私にはそれが理解できない。

 まず、今は原発に依存せざるを得ない電力会社であっても、それが上述のように「禁じ手」であることが明らかになった以上、目標としてその全廃を決定することこそ、それこそ人の道であろう。しかし、だからといって、即停電・失業になどならないことも当然である。

 これまでの文明の発展を振り返ってもあきらかなように、私たち日本人は、正しい目標に向かって着実に技術開発に成功してきた。だから、関係者にとっては、これから、原発依存を減らしながら新エネルギーに転換して行く、新しいビジネスが始まるだけのことである。企業と労組は、なぜ、危険な過去と現在に固執して前に進もうとしないのか?
(慶大名誉教授・弁護士)
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天木直人のブログそれを言うなら「安倍訪欧露はやめろ」だろう

2016年05月02日 12時53分18秒 | 国際・政治

2May
2016
それを言うなら「安倍訪欧露はやめろ」だろう
 下村博文前文科相がきのうのフジテレビで言ったらしい。
 熊本・大分の余震が続く限り衆参同日選挙は難しいと。
 それを言うなら安倍総理の外遊を止めろ、だろう。
 もうすぐサミットで会うというのに、なぜこんな時にわざわざ会いに行く必要があるのか。
 北方領土は進展しないとあきらめて非公式会談にしたぐらいなら、こんな時に訪露すべきではない。
 下村氏はテレビでそう言うべきだった(了)
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天木直人のブログ岸田外相の訪中は失敗だったと書いた産経新聞

2016年05月02日 12時44分31秒 | 国際・政治



2May
2016
岸田外相の訪中は失敗だったと書いた産経新聞


  何のための岸田外相の訪中だったのか。
 成功だったのか失敗だったのか。
 岸田外相の訪中を伝える大手新聞の記事は、大騒ぎをする割には肝心なところがさっぱりわからない。
 そう思っていたら、きょうの産経新聞が教えてくれた。
 日中関係の悪化の原因は日本が一番よく分かっているはずだと一方的に対日批判する傲慢な王毅外相に対し、岸田外相は穏やかに、両国外相の往来が途絶えていることは好ましくないと答えた。日本外交はこんなことでいいのか、と(桜井よし子)。
 中国の王毅外相がは田外相との会談で4つの要求を突きつけた。(1歴史を直視・反省し、一つの中国政策を守る。2中国脅威論をまき散らさない。3経済面で中国を対等に扱い協力を推進する。4国際社会の問題で中国への対抗心を捨てる)
 こんな事が外相会談で行われていたのだ。
 産経新聞はその社説で「改善を妨げるのはどっちだ」と書いている。
 当然だろう。
 この産経新聞の記事でわかることは、岸田外相は、日中関係の改善どころか、関係悪化の為に訪中したということだ。
 岸田外相の訪中は無意味であるばかりでなく、外交敗北の為に行ったということだ。
 他の大手新聞は何故、産経新聞のように本当の事を書いて国民に教えようとしないのだろうか(了)
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天木直人のブログ菅直人元首相の脱原発勇敢賞受賞のニュースに思う

2016年05月02日 12時29分35秒 | 国際・政治

2May
2016
菅直人元首相の脱原発勇敢賞受賞のニュースに思う


 国民を裏切った民主党が民進党と名前を変えて再び政権交代を叫ぶ。
 しかし、そこで登場する主要メンバーは当時のままだ。
 岡田民進党代表の下に、枝野、野田、玄葉、安住、前原、細野、蓮舫など、そっくりそのままだ。
 おまけに、民主党分裂のもう一方の責任者である鳩山、小沢も野党共闘で気勢をあげている。
 そんな中で、ただ一人、メディアに名前が出て来ない民主党の大物政治家が菅直人だ。
 よほど嫌われているのか。
 そう思っていたら、ドイツの電力会社から「脱原発勇敢賞」を受賞したというニュースが流された。
 何のことはない。政治家の特権を使って外遊していたのだ。
 そういえば、脱原発で気勢をあげているもう一人のかつての大物政治家がいる。
 言わずと知れた小泉純一郎元首相だ。
 だったら、菅直人と小泉純一郎の二人で脱原発党をつくったらどうかと思うのだが、この二人が力を合わせることは地球が落ちてもない。
 みな、自分たちの生き残りの為に、政治を利用し、その特権にあぐらをかいているのだ。
 こういう政治家たちは、自分たちが何も出来なかった事を素直に認めて、さっさと消え去るべきだ。
 新しい発想に基づいた、新しい政治家による、新しい政治をつくらなければ、ここまで行き詰まった安倍自公政権でも、倒すことは出来ない(了)
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『悪の地政学』と『悪の戦争経済学』でわかった『日本人が背負う《世界大戦》重大リスク』出版記念セミナー

2016年05月02日 12時25分35秒 | 国際・政治

板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
~ニュースにブログ~
『悪の地政学』と『悪の戦争経済学』でわかった『日本人が背負う《世界大戦》重大リスク』出版記念セミナー
2016年05月02日 06時41分16秒 | 政治


『悪の地政学』と『悪の戦争経済学』でわかった『日本人が背負う《世界大戦》重大リスク』出版記念セミナー 講師:板垣英憲5/27

講師:板垣英憲                          

激動するこれからの世界は一体どこに向かっていくのか?
「第三次世界大戦」勃発の危機が迫りくる中、果たして日本人は「400年戦争のない平和な時代」を守り続けることができるのか?
中国習近平、ロシアプーチン、イスラエルネタニヤフ、北朝鮮金正恩、イランvsサウジアラビア、スンニ派vsシーア派、イスラム国、タリバン・・・
世界各国の最新の動向とともに、今後いかにして日本は戦争のリスクを回避できるか、ジャーナリスト板垣英憲が本書では語り尽くせなかった仰天の極秘情報を語ります。

日時:2016年5月27日(金) 
開場18:00 開始18:30 終了20:30
料金:5,000円
定員:80名
会場:ヒカルランドパーク(東京・飯田橋)
新宿区津久戸町3-11飯田橋TH1ビル7F

お申込みはこちら

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
安倍晋三首相は、7月の参院選挙に敗北すると、退陣を迫られるので、G7伊勢志摩サミットが花道となる

◆〔特別情報1〕
 熊本大地震の余震が続いているなか、安倍晋三首相は、G7伊勢志摩サミット(5月26日、27日)への地ならしのため、4月30日~5月7日の日程で、イタリア、フランス、ドイツ、英国の先進7カ国(G7)諸国とベルギーを歴訪し、その序にロシアへも足を伸ばす。しかし、7月の参院議員選挙(総選挙との同日=ダブル選挙の可能性大)に敗北すると、安倍晋三首相は、退陣を迫られる。そうなれば、G7伊勢志摩サミットが事実上の花道となる。一方、岸田文雄外相は4月30日、中国ナンバー2の李克強首相や王毅外相ら要人と相次ぎ会談した。日本の外相が国際会議以外で訪中するのは、4年半ぶり。この結果、小沢一郎代表は、北京市で習近平国家主席、李克強首相と会談しやすくなった。習近平国家主席、李克強首相は2013年3月14日就任早々から小沢一郎代表に訪中を要請していたが、小沢一郎代表は「二重外交になる」との理由で遠慮していたからだ。
第53回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成28年5月8日 (日)
G7伊勢志摩サミットは、成功するか
~どうなる世界経済、どう動く日本の景気
(世界から狙われる日本の金塊)


第11回 世界戦争史に学ぶ「現代兵学研究会」
「大日本帝国陸軍中野学校の大陰謀
日本を100年守り続ける東西冷戦の仕掛け」
~戦後70年間有効に作用し続けた朝鮮半島分断戦略と新東西冷戦
《日本人シュメール起源説》「天孫人種六千年史の研究」(愛媛県大三島神社
神官・三島淳雄著)~第6回 日本の神社名をシュメール語で読み解く
日時2016年5月29日(日)16時30分~20時30分
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「笑点」視聴率、今年最高20・4%!歌丸卒業発表で注目

2016年05月02日 11時58分37秒 | 芸能ネタ
「笑点」視聴率、今年最高20・4%!歌丸卒業発表で注目
スポニチアネックス 5月2日(月)9時39分配信

「笑点」視聴率、今年最高20・4%!歌丸卒業発表で注目
4月30日に「笑点」の司会引退を発表した桂歌丸
 日本テレビの演芸番組「笑点」(日曜後5・30)が1日、放送され、平均視聴率は20・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と今年最高を記録したことが2日、分かった。

【写真】歌丸の司会引退に、目を赤くして涙をためる三遊亭円楽

 4月30日に落語家の桂歌丸(79)が大喜利の司会引退を発表。視聴者の注目を集めた形となり、大台突破となった。
今年の視聴率は1月3日の11・0%から10日12・7%、17日14・1%、24日12・9%、31日18・7%、2月7日16・5%、14日17・9%、21日17・8%、28日17・2%、3月6日18・3%、13日12・3%、20日12・2%、27日15・3%、4月3日15・4%、10日18・7%、17日18・2%、24日17・7%、5月1日20・4%と推移している。
 15日放送回で満50年を迎える「笑点」。初回放送から参加する唯一の出演者でもある歌丸だが、昨年6月に腸閉塞(へいそく)で2カ月近く入院、今でも普段の移動は車椅子と体調は万全ではなかった。4月30日に東京・後楽園ホールで行われた「笑点50周年記念スペシャル」(5月15日、後5・00)の収録で「来週(22日)の放送を最後に大喜利の司会をやめさせていただきたいと思っております」と勇退を決断した。』

円楽さんのお顔の写真を拝見し、よい引け時と思いました。人間どの世界も最後の出処進退の潔さが、一番大切と思います。
大喜利の司会名調子でした。
長い間お疲れ様でした。
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「世界の車窓から」放送1万回 石丸謙二郎たった1度のピンチとは…

2016年05月02日 11時08分36秒 | 旅行
「世界の車窓から」放送1万回 石丸謙二郎たった1度のピンチとは…
スポニチアネックス 5月2日(月)7時51分配信

「世界の車窓から」放送1万回 石丸謙二郎たった1度のピンチとは…
5月2日に放送1万回を迎える「世界の車窓から」(C)テレビ朝日
 1987年にスタートしたテレビ朝日の長寿番組「世界の車窓から」(月~金後11・10)が2日、放送1万回を迎える。
【写真】「世界の車窓から」でナレーターを務める俳優の石丸謙二郎
 「世界の車窓から」は世界各地の鉄道を取材。窓から見える景色を始め、沿線の街や名所、遺跡など様々な情景を伝える海外鉄道ドキュメンタリー番組。現在まで104カ国と地域を訪れ、総取材距離は約75万キロ。地球を19周近くした計算になる。
 放送開始からナレーターを務める俳優の石丸謙二郎(62)は「生まれてから自分の名前『石丸謙二郎』をおそらく1万回も言ってないと思うんです。それを考えると、タイトル『世界の車窓から』1万回読んでいるとなると、1万回の量を感じました」と独特の表現で積み重ねてきた回数への驚きを口にした。
30年近く1度も休まずにナレーターを務めてきたが、1度だけピンチがあったという。「舞台が続いたときに声をやられて、ナレーション撮りのスケジュールをのばしてもらったことがあったんです。OAギリギリで回復したのでなんとか間に合ったけど、もしかしたら代役になってしまうかというピンチでした」と振り返る。
 「童謡にあるように線路はどこまでも続いているから、世界中の線路はまだまだたくさんあるんです」と番組が“発掘”できる余地はまだまだあると話す。「1万回ってお正月を迎えたような区切りはあるんですけど、ただ通り過ぎるんじゃないかなと思います。おそらく、スタッフとも『1万回ですね』『ああ、0いっぱいだね』ぐらいで終わるんじゃないかなと、そういう通過点もあっていいんじゃないかな」と自然体を強調した。
テレビ朝日の番組として放送1万回を迎えるのは「徹子の部屋」に次いでの快挙となる。2日の放送ではインド北西部・ラジャスタン州の古都ジョードプルを出発。夜明け前のジョードプル駅から300キロ西のオアシス都市ジャイサルメールまで、広大なタール砂漠を走る新たな旅が始まる。』

30年近く1度も休まずにナレーターを務めてきたが、1度だけピンチがあったという。「舞台が続いたときに声をやられて、ナレーション撮りのスケジュールをのばしてもらったことがあったんです。OAギリギリで回復したのでなんとか間に合ったけど、もしかしたら代役になってしまうかというピンチでした」と振り返られていますが、本当に立派です。
継続は、力なりを実証されたと思います。
一度も休まれなかったのは、石丸謙二郎さんの節制と精進のたまものと思います。

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