板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
~ニュースにブログ~
笹川平和財団がパネル・ディスカッション「米国次期政権下の外交・安全保障政策の展望」を開催
2016年05月19日 16時43分33秒 | 政治
◆公益財団法人笹川平和財団・笹川平和財団米国は5月18日午後4時30分から6時30分、笹川平和財団ビル11階「国際会議場」で、「米国次期政権下の外交・安全保障政策の展望」と題するパネル・ディスカッションを共催した。
【プログラム】は、以下の通り。
開会挨拶 茶野順子(笹川平和財団常務理事)
<パネル・ディスカッションⅠ>「米国の世界的リーダーシップと外交政策」
パネリスト
○サム・ブラネン氏〔A.T.カーニー グローバル・ビジネス・ポリシー・カウンシル(GBPC)シニア・マネージャー〕
Samuel J. Brannen サム・ブラネン
Senior Manager, Global Business Policy Council,A.T.Kearney
A.T.カーニー グローバル・ビジネス・ポリシーカウンシル(GBPC) シニア・マネージャー
2014年から、官民含む世界のトップクラスのCEOやリーダーに対し、戦略アドバイザリー業務を提供するA.T.カーニー社のシニア・マネージャー。現職に就く前は、米国防長官府で活躍。
国防省で勤務する前は、米戦略国際問題研究所(CSIS)にて米国の国家安全保障戦略および政策を専門とする上級研究員を務めた。テキサス州サンアントニオ市のトリニティ大学卒業(政治学専攻)し、ジョージ・ワシントン大学大学院で国際関係の修士号を取得。
○ブライアン・ハーディング氏〔アメリカ進歩センター(CAP)アジア担当ディレクター〕
Braian Harding ブライアン・ハーディング
Director for East and Southeast Asia, Center for American Progress(CAP)
アメリカ進歩センター(CAP)アジア担当ディレクター
CAPでは、国家安全保障・国際政策チームの東アジア・東南アジア担当ディレクター。現職に就く前の2009年~2013年は、政策担当国防次官のもと、アジア太平洋の安全保障問題担当の部長を務め、インドネシア、シンガポール、豪州、ニュージーランドを含む東南アジアやオセアニア地域における米国の主要パートナー国との防衛関係を管理。また、国防総省の上層部に対し、アジア太平洋地域戦略に関するアドバイザー役を担い、米海兵隊の豪州ダークイン駐留やシンガポールへの沿岸海域戦闘艦(LCS)配備を含む米国の防衛政策の重要案件について主要な役割を果たした。過去に、フルブライト奨学生としてインドネシアに滞在。ウィルソンセンターの研究補佐、国家戦略研究所(INSS)の研究補佐官も経験した。バーモント州のミドルペリー大学を卒業(日本研究、歴史専攻)後、ジョージ・ワシントン大学エリオット国際関係大学院にてアジア研究の修士号を取得。京都の同志社大学、インドネシアのジョグジャカルタにあるガジャフダ大学でも学習した経験を持つ。
○フィリップ・ロハウス氏〔アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)研究員〕
PHillip Lohaus フィリップ・ロハウス
Reseatch Fellow,American Enterprise Institute (AEI)
アメリカン・エンタープライズ研究所 マリリン・ウェア安全保障研究センター研究員
現職に就く前は、長期戦略グループ(LTSG)にて先端技術動向の研究事業に従事し、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)メリル戦略研究センターの研究補佐官を務めた。 2006年~2012年は、国防総省のターゲティング・情報アナリストを務め、イラク、アフガニスタンに滞在。現職では、東アジアを含む世界のグレーソーンイシューやハイブリッド戦に関する研究を専門とする。ジョン・カイル元上院議員とジョーゼフ・リーバーマン元上院議員が共同議長を務める「American Internationalism Project(アメリカ国際主義プロジェクト)」の事務局長も兼務。
本事業は、米国の世界におけるリーダーシップの重要性を再確認することを目的とする超党派のイニシアチブである。Lohaus氏の解説や分析は、National InterestやThe Hillなどのメディアに登場しており、研究結果は複数の議会証言でも引用されている。アメリカ特殊作戦軍(USSOCOM)から民間人功労者対象の勲章(joint Civilian Service Commendation Medal)を受賞。フロリダ大学を卒業後、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院にて戦略研究の修士号を取得。
モデレーター(司会者)
○ジェフリー・ホーナン氏〔笹川平和財団 フェロー〕
Dr・ Jeffrey Hornung ジェフリー・ホーナン
Fellow for Security and Foreign Afairs, Sasakawa USA
Sasakawa USA フェロー(外交・安全保障プログラム)
前職に就く前は、ハワイ州ホノルルにある米国防総省の幹部用研究・研修施設、ダニエル・イノウェアジア太平洋安全保障研究センターの准教授を務め、講座の主導、セミナーの進行を担うほか、米太平洋軍司令官幹部に対し日本の安全保障問題に関するブリーフィングを提供。 2009年~2010年は、オハイオ州立大学の東アジア研究センターにて博士課程修了者対象の研究職に就き、日本および東アジアに関する講義を担当。その前は、ジョージ・ワシントン大学の研究補佐としてヽ「アジア太平洋における記憶と和解」をテーマとする事業に取り組んだ。Japan Exchange and Teaching(JET)プログラムの参加者として、日本で英語を3年間教えたほか、2001年の参議院選挙の期間中に当時の自由党の達増拓也衆議院議員の事務所で勤務した。日本の安全保障および外交政策問題について、Asian Security、The Washington Quarterly、The Washington Post,Foreign Affairs、The Wall Street Journal、CNNおよびThe Diplomatを含む数々のメディアに寄稿・発信している。ジョージワシントン大学にて政治学の博士号を取得。ウィスコンシン州のマーケット大学を最優等(magna cum laude)で卒業(国際関係専攻)し、ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題研究所大学院にて国際関係の修士号(日本研究専門)を取得。 2005年~2006年には、フルブライト奨学生として東京大学の客員研究員を務め、博士課程の研究に15ヶ月間従事した。
<パネル・ディスカッションⅡ>「米国の安全保障政策の課題:防衛能力、資源、同盟・パートナーシップ」
パネリスト
○デービッド・アデズニク氏〔外交政策イニシアチブ(FPI)政策ディレクター〕
Dt. David Adesnik デービッド・アデズニク
Pohcy Directot, FoteiPPohcy lnitiative (FPI)
外交政策イニシアチブ政策ディレクター
専門は防衛と戦略問題。前職は、アメリカン・エンタープライズ研究所マリリン・ウェア安全保障研究センターの客員研究員。その前は、米国防省の統合データ支援担当副部長を2年間務め、非正規戦争および対反乱作戦のモデリングとシミュレーションに従事。その他に、防衛分析研究所の研究者として数年間勤務し、イラク自由作戦時は、数ヶ月間バグダードに滞在し、イラク多国籍軍団の作戦研究・システム分析を担当した。また、2008年のジョン・マケイン共和党大統領指名候補の外交・安全保障政策担当のキャンペーン・スタッフも務めた。エール大学を卒業後(歴史専攻)、ローズ奨学生としてオックスフォード大学にて修士・博士号(国際関係)を取得。卒業論文のテーマはレーガン政権の民主化推進への取り組み。外交評議会(CFR)、カーネギー国際平和基金、ハーバード大学、バージニア大学のフェローシップも経験した。Foreign Policy、Weekly Standard、The National Review、The Washington Free Beacon、The Washington Quarterly、Forbes.com、FoxNews.com、The Daily Callerなど、多数のメディアに寄稿しており、TVラジオ番組のコメンテーターとしても活躍中。
○メリッサ・ダルトン氏〔米国戦略国際問題研究所(CSIS)国際安全保障部 フェロー〕
MeHssa Dalton メリッサ・ダルトン
Senior Fellow and Chief of Staff,lnternational Security Program, Center for Strategic and lnternational Studies(CSIS)米戦略国際問題研究所(CSIS)国際安全保障部シニアフェロー兼首席補佐官
現職では、中東における米国の防衛政策、米国のグローバルな防衛戦略・政策、同盟国・パートナー国との協力関係を専門に研究に従事。また、スタッフのトップである首席補佐官として、国際安全保障部ディレクターに対し、戦略やマネジメントに係るイシューについて助言。現職に就く前の2007年~2014年は、米国防総省にて政策担当国防次官のもと、政策担当国次官の特別補佐官、アフガニスタンの首都カブールにおける国際治安支援部隊(ISAF)司令官の政策アドバイザー、そしてレバノンおよびシリア担当部長として活躍。米国防総省での最終ポストは戦力計画に関する上級アドバイザーで、2014年の「四年毎の国防計画見直し」および国防総省の計画指針の策定に取り組んだ。 2003年~2005年は、米国国防情報局の情報分析官。CNN、MSNBC、Bloomberg Foreign Affairs、Foreign Policy、Fortune、Defense News、National Interestを含むメディアに解説や分析が発表されている。バージニア大学を卒業(国際関係専攻)後。ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院にて国際関係・経済の修士号を取得。
○レイチェル・ホフ氏〔アメリカン・アクション・フォーラム 防衛分析担当ディレクター〕
RacheI Hoff レイチェル・ホフ
Director of Defense Analysis, American Action Forum
アメリカン・アクション・フォーラム 防衛分析担当ディレクター
現職は、中道右派シンクタンク、アメリカン・アクション・フォーラムの防衛分析担当ディレクター。前職は、2009年に共同で創設した保守系シンクタンク、外交政策イニシアチブ (Foreign Policy lnitiative、FPI)の渉外・広報担当ディレクター。 2006年~2008年は、マック・ソーンペリー下院議員(共和党、テキサス州選出)の外交・安全保障専門の立法担当補佐官。2004年~2006年は、保守派シンクタンクのアメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)にて研究員補佐として複数の外交・防衛政策研究者を支えた。タフツ大学を卒業後(政治学専攻)、テキサス大学オースティン校リントンジョンソン公共政策大学にて、グローバル政策研究の修士号を取得。過去に、複数の共和党の選挙活動や機関にて勤務・ボランティアをし、2012年共和党全国大会ではワシントンDC代表の代議員に選定された。 2016年の共和党全国大会の代議員にも選定され、政策綱領委員会(Platform Committee)に務める予定。
モデレーター(司会者)
○ジェフリー・ホーナン氏〔笹川平和財団 フェロー〕
閉会
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
トランプ大統領が誕生した場合、「日米両国の同盟関係」に「再調整が必要」となり、小沢一郎代表の出番だ
◆〔特別情報1〕
米国の新進気鋭の若手知日派である安全保障・外交専門家7人は、大統領予備選挙で共和党候補指名が確実視されている不動産王ドナルド・トランプ氏が、大統領選挙の本選挙(11月8日)で当選することをひどく懸念している。トランプ氏が安全保障・外交政策を根底から覆し、とくに日米同盟関係も大きく変化させるのではないかと、恐れていることが、公益財団法人笹川平和財団・笹川平和財団米国共催のパネル・ディスカッションで判明した。モデレーター(司会者)を務めた笹川平和財団米国フェローのジェフリー・ホーナン政治学博士(2001年7月29日の参院議員選挙の際、当時自由党の衆院議員だった岩手県の達増拓也知事の事務所に勤務)は、パネル・ディスカッションの最後、トランプ大統領が誕生した場合の「日米両国の同盟関係」について、「再調整が必要かもしれません」と述べて、以下のように締め括った。なお、外務官僚出身の達増拓也知事は、小沢一郎代表の側近であり、今後の日米関係上、興味深い。小沢一郎代表の出番が近づいているということだ。
第11回 世界戦争史に学ぶ「現代兵学研究会」
日時2016年5月29日(日)16時30分~20時30分
「大日本帝国陸軍中野学校の大陰謀 日本を100年守り続ける東西冷戦の仕掛け」
~戦後70年間有効に作用し続けた朝鮮半島分断戦略と新東西冷戦
《日本人シュメール起源説》「天孫人種六千年史の研究」(愛媛県大三島神社
神官・三島淳雄著)~第6回 日本の神社名をシュメール語で読み解く
第54回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成28年6月12日 (日)
「参議院議員選挙結果と安倍晋三政権の命運」
~「自公」VS「野党連合」激突
~ニュースにブログ~
笹川平和財団がパネル・ディスカッション「米国次期政権下の外交・安全保障政策の展望」を開催
2016年05月19日 16時43分33秒 | 政治
◆公益財団法人笹川平和財団・笹川平和財団米国は5月18日午後4時30分から6時30分、笹川平和財団ビル11階「国際会議場」で、「米国次期政権下の外交・安全保障政策の展望」と題するパネル・ディスカッションを共催した。
【プログラム】は、以下の通り。
開会挨拶 茶野順子(笹川平和財団常務理事)
<パネル・ディスカッションⅠ>「米国の世界的リーダーシップと外交政策」
パネリスト
○サム・ブラネン氏〔A.T.カーニー グローバル・ビジネス・ポリシー・カウンシル(GBPC)シニア・マネージャー〕
Samuel J. Brannen サム・ブラネン
Senior Manager, Global Business Policy Council,A.T.Kearney
A.T.カーニー グローバル・ビジネス・ポリシーカウンシル(GBPC) シニア・マネージャー
2014年から、官民含む世界のトップクラスのCEOやリーダーに対し、戦略アドバイザリー業務を提供するA.T.カーニー社のシニア・マネージャー。現職に就く前は、米国防長官府で活躍。
国防省で勤務する前は、米戦略国際問題研究所(CSIS)にて米国の国家安全保障戦略および政策を専門とする上級研究員を務めた。テキサス州サンアントニオ市のトリニティ大学卒業(政治学専攻)し、ジョージ・ワシントン大学大学院で国際関係の修士号を取得。
○ブライアン・ハーディング氏〔アメリカ進歩センター(CAP)アジア担当ディレクター〕
Braian Harding ブライアン・ハーディング
Director for East and Southeast Asia, Center for American Progress(CAP)
アメリカ進歩センター(CAP)アジア担当ディレクター
CAPでは、国家安全保障・国際政策チームの東アジア・東南アジア担当ディレクター。現職に就く前の2009年~2013年は、政策担当国防次官のもと、アジア太平洋の安全保障問題担当の部長を務め、インドネシア、シンガポール、豪州、ニュージーランドを含む東南アジアやオセアニア地域における米国の主要パートナー国との防衛関係を管理。また、国防総省の上層部に対し、アジア太平洋地域戦略に関するアドバイザー役を担い、米海兵隊の豪州ダークイン駐留やシンガポールへの沿岸海域戦闘艦(LCS)配備を含む米国の防衛政策の重要案件について主要な役割を果たした。過去に、フルブライト奨学生としてインドネシアに滞在。ウィルソンセンターの研究補佐、国家戦略研究所(INSS)の研究補佐官も経験した。バーモント州のミドルペリー大学を卒業(日本研究、歴史専攻)後、ジョージ・ワシントン大学エリオット国際関係大学院にてアジア研究の修士号を取得。京都の同志社大学、インドネシアのジョグジャカルタにあるガジャフダ大学でも学習した経験を持つ。
○フィリップ・ロハウス氏〔アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)研究員〕
PHillip Lohaus フィリップ・ロハウス
Reseatch Fellow,American Enterprise Institute (AEI)
アメリカン・エンタープライズ研究所 マリリン・ウェア安全保障研究センター研究員
現職に就く前は、長期戦略グループ(LTSG)にて先端技術動向の研究事業に従事し、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)メリル戦略研究センターの研究補佐官を務めた。 2006年~2012年は、国防総省のターゲティング・情報アナリストを務め、イラク、アフガニスタンに滞在。現職では、東アジアを含む世界のグレーソーンイシューやハイブリッド戦に関する研究を専門とする。ジョン・カイル元上院議員とジョーゼフ・リーバーマン元上院議員が共同議長を務める「American Internationalism Project(アメリカ国際主義プロジェクト)」の事務局長も兼務。
本事業は、米国の世界におけるリーダーシップの重要性を再確認することを目的とする超党派のイニシアチブである。Lohaus氏の解説や分析は、National InterestやThe Hillなどのメディアに登場しており、研究結果は複数の議会証言でも引用されている。アメリカ特殊作戦軍(USSOCOM)から民間人功労者対象の勲章(joint Civilian Service Commendation Medal)を受賞。フロリダ大学を卒業後、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院にて戦略研究の修士号を取得。
モデレーター(司会者)
○ジェフリー・ホーナン氏〔笹川平和財団 フェロー〕
Dr・ Jeffrey Hornung ジェフリー・ホーナン
Fellow for Security and Foreign Afairs, Sasakawa USA
Sasakawa USA フェロー(外交・安全保障プログラム)
前職に就く前は、ハワイ州ホノルルにある米国防総省の幹部用研究・研修施設、ダニエル・イノウェアジア太平洋安全保障研究センターの准教授を務め、講座の主導、セミナーの進行を担うほか、米太平洋軍司令官幹部に対し日本の安全保障問題に関するブリーフィングを提供。 2009年~2010年は、オハイオ州立大学の東アジア研究センターにて博士課程修了者対象の研究職に就き、日本および東アジアに関する講義を担当。その前は、ジョージ・ワシントン大学の研究補佐としてヽ「アジア太平洋における記憶と和解」をテーマとする事業に取り組んだ。Japan Exchange and Teaching(JET)プログラムの参加者として、日本で英語を3年間教えたほか、2001年の参議院選挙の期間中に当時の自由党の達増拓也衆議院議員の事務所で勤務した。日本の安全保障および外交政策問題について、Asian Security、The Washington Quarterly、The Washington Post,Foreign Affairs、The Wall Street Journal、CNNおよびThe Diplomatを含む数々のメディアに寄稿・発信している。ジョージワシントン大学にて政治学の博士号を取得。ウィスコンシン州のマーケット大学を最優等(magna cum laude)で卒業(国際関係専攻)し、ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題研究所大学院にて国際関係の修士号(日本研究専門)を取得。 2005年~2006年には、フルブライト奨学生として東京大学の客員研究員を務め、博士課程の研究に15ヶ月間従事した。
<パネル・ディスカッションⅡ>「米国の安全保障政策の課題:防衛能力、資源、同盟・パートナーシップ」
パネリスト
○デービッド・アデズニク氏〔外交政策イニシアチブ(FPI)政策ディレクター〕
Dt. David Adesnik デービッド・アデズニク
Pohcy Directot, FoteiPPohcy lnitiative (FPI)
外交政策イニシアチブ政策ディレクター
専門は防衛と戦略問題。前職は、アメリカン・エンタープライズ研究所マリリン・ウェア安全保障研究センターの客員研究員。その前は、米国防省の統合データ支援担当副部長を2年間務め、非正規戦争および対反乱作戦のモデリングとシミュレーションに従事。その他に、防衛分析研究所の研究者として数年間勤務し、イラク自由作戦時は、数ヶ月間バグダードに滞在し、イラク多国籍軍団の作戦研究・システム分析を担当した。また、2008年のジョン・マケイン共和党大統領指名候補の外交・安全保障政策担当のキャンペーン・スタッフも務めた。エール大学を卒業後(歴史専攻)、ローズ奨学生としてオックスフォード大学にて修士・博士号(国際関係)を取得。卒業論文のテーマはレーガン政権の民主化推進への取り組み。外交評議会(CFR)、カーネギー国際平和基金、ハーバード大学、バージニア大学のフェローシップも経験した。Foreign Policy、Weekly Standard、The National Review、The Washington Free Beacon、The Washington Quarterly、Forbes.com、FoxNews.com、The Daily Callerなど、多数のメディアに寄稿しており、TVラジオ番組のコメンテーターとしても活躍中。
○メリッサ・ダルトン氏〔米国戦略国際問題研究所(CSIS)国際安全保障部 フェロー〕
MeHssa Dalton メリッサ・ダルトン
Senior Fellow and Chief of Staff,lnternational Security Program, Center for Strategic and lnternational Studies(CSIS)米戦略国際問題研究所(CSIS)国際安全保障部シニアフェロー兼首席補佐官
現職では、中東における米国の防衛政策、米国のグローバルな防衛戦略・政策、同盟国・パートナー国との協力関係を専門に研究に従事。また、スタッフのトップである首席補佐官として、国際安全保障部ディレクターに対し、戦略やマネジメントに係るイシューについて助言。現職に就く前の2007年~2014年は、米国防総省にて政策担当国防次官のもと、政策担当国次官の特別補佐官、アフガニスタンの首都カブールにおける国際治安支援部隊(ISAF)司令官の政策アドバイザー、そしてレバノンおよびシリア担当部長として活躍。米国防総省での最終ポストは戦力計画に関する上級アドバイザーで、2014年の「四年毎の国防計画見直し」および国防総省の計画指針の策定に取り組んだ。 2003年~2005年は、米国国防情報局の情報分析官。CNN、MSNBC、Bloomberg Foreign Affairs、Foreign Policy、Fortune、Defense News、National Interestを含むメディアに解説や分析が発表されている。バージニア大学を卒業(国際関係専攻)後。ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院にて国際関係・経済の修士号を取得。
○レイチェル・ホフ氏〔アメリカン・アクション・フォーラム 防衛分析担当ディレクター〕
RacheI Hoff レイチェル・ホフ
Director of Defense Analysis, American Action Forum
アメリカン・アクション・フォーラム 防衛分析担当ディレクター
現職は、中道右派シンクタンク、アメリカン・アクション・フォーラムの防衛分析担当ディレクター。前職は、2009年に共同で創設した保守系シンクタンク、外交政策イニシアチブ (Foreign Policy lnitiative、FPI)の渉外・広報担当ディレクター。 2006年~2008年は、マック・ソーンペリー下院議員(共和党、テキサス州選出)の外交・安全保障専門の立法担当補佐官。2004年~2006年は、保守派シンクタンクのアメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)にて研究員補佐として複数の外交・防衛政策研究者を支えた。タフツ大学を卒業後(政治学専攻)、テキサス大学オースティン校リントンジョンソン公共政策大学にて、グローバル政策研究の修士号を取得。過去に、複数の共和党の選挙活動や機関にて勤務・ボランティアをし、2012年共和党全国大会ではワシントンDC代表の代議員に選定された。 2016年の共和党全国大会の代議員にも選定され、政策綱領委員会(Platform Committee)に務める予定。
モデレーター(司会者)
○ジェフリー・ホーナン氏〔笹川平和財団 フェロー〕
閉会
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
トランプ大統領が誕生した場合、「日米両国の同盟関係」に「再調整が必要」となり、小沢一郎代表の出番だ
◆〔特別情報1〕
米国の新進気鋭の若手知日派である安全保障・外交専門家7人は、大統領予備選挙で共和党候補指名が確実視されている不動産王ドナルド・トランプ氏が、大統領選挙の本選挙(11月8日)で当選することをひどく懸念している。トランプ氏が安全保障・外交政策を根底から覆し、とくに日米同盟関係も大きく変化させるのではないかと、恐れていることが、公益財団法人笹川平和財団・笹川平和財団米国共催のパネル・ディスカッションで判明した。モデレーター(司会者)を務めた笹川平和財団米国フェローのジェフリー・ホーナン政治学博士(2001年7月29日の参院議員選挙の際、当時自由党の衆院議員だった岩手県の達増拓也知事の事務所に勤務)は、パネル・ディスカッションの最後、トランプ大統領が誕生した場合の「日米両国の同盟関係」について、「再調整が必要かもしれません」と述べて、以下のように締め括った。なお、外務官僚出身の達増拓也知事は、小沢一郎代表の側近であり、今後の日米関係上、興味深い。小沢一郎代表の出番が近づいているということだ。
第11回 世界戦争史に学ぶ「現代兵学研究会」
日時2016年5月29日(日)16時30分~20時30分
「大日本帝国陸軍中野学校の大陰謀 日本を100年守り続ける東西冷戦の仕掛け」
~戦後70年間有効に作用し続けた朝鮮半島分断戦略と新東西冷戦
《日本人シュメール起源説》「天孫人種六千年史の研究」(愛媛県大三島神社
神官・三島淳雄著)~第6回 日本の神社名をシュメール語で読み解く
第54回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成28年6月12日 (日)
「参議院議員選挙結果と安倍晋三政権の命運」
~「自公」VS「野党連合」激突