レスポンス 9月27日(火)9時30分配信
川崎汽船は、ある非船舶運航事業(NVOCC)企業が、川崎汽船に倒産の可能性があるかのようなメールを顧客に発信した事実が確な認された、と発表した。
川崎汽船では、メールは何ら根拠を持たない事実無根のもので、このNVOCC企業に対してはメールの撤回を求め強く抗議を申し入れたとともに、今後、必要 な法的措置を講じることも検討しているとしている。この企業もメールの誤りを認め、撤回と訂正文書の顧客への送付を約束したとしている。
川崎汽船では、財政状態は2016年6月30日現在の現預金が2143億円、純資産合計が3303億円、自己資本比率が29.1%、流動比率が154.5%と、健全性を保っており、メールが誤りであることは明らかとしている。
《レスポンス レスポンス編集部》
関西の伝統ある名門企業の川崎汽船への倒産の疑い有りとの事実無根の嫌がらせです。株の暴落を狙った陰謀では有りませんか。
1919年4月10日、川崎造船所(現川崎重工業)の船舶部が独立する形で、同社の現物出資によって設立された。規模では、日本郵船・商船三井に次いで国内第3位である(2014年3月末時点で583隻を運航)。上位2社と比較するとコンテナ船への依存率が高いとされる。このほか、石炭・鉄鉱石などの不定期貨物船、自動車運搬船、LNGタンカー、石油タンカーなどを運航する。また、日本で初めて自動車専用船を導入したのは同社。
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