教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

駅通路でポイ捨て煙草を取り、掃除をしていた叔母さんのお話

2017年06月02日 17時39分27秒 | まち歩き

昨日は、出かけて駅のコンコースでほうきと金掴みで、ポイ捨ての煙草の吸い殻を取っている清掃会社の制服を着たおばさんと話しました。『煙草好きの人は、病気なっても死ぬまで止めへんよ。』と言いました。長年掃除してるので経験からわかるらしいです。JR大阪駅では、ホームから線路に降りて、木の棒の先に錐のようなものをつけて、突き刺して取っています。私鉄沿線の主要駅でも同じ事が行われています。煙草のポイ捨て、バス乗り場、道路、駐車場にも車の灰皿から捨てている若い女性も見ました。煙草を吸う人のマーナの向上も必要です。車の窓から、火のついた煙草を捨てられ、庭が燃えた道路沿いの家もあります。日常生活の中でも目線を低くして見ないと分からない事もあると言う事実です。高校数学で教えていた山口大学工学部出身のS先生の日常生活の中に生きた教材が有ると言った言葉を思い出しました。

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HOME 天木直人のブログ 末期的症状を呈して来た安倍・菅暴政コンビの人事権.

2017年06月02日 16時27分23秒 | 国際・政治

末期的症状を呈して来た安倍・菅暴政コンビの人事権濫用

2017-06-02

 官僚の謀反がよほど怖いのだろう。

 安倍・菅暴政コンビの前川たたきがあまりにも下品になってきた。

 そんな中での、釜山総領事の更迭だ。

 きのうの産経新聞のスクープ記事から一夜明けて、今日の各紙が森本康敬釜山総領事の更迭人事について一斉に、詳細に報じている。

 着任からわずか1年足らずの人事交代というから、明らかに更迭だ。

 慰安婦問題に関する政府の方針を批判した事が更迭の原因であることも各紙が一斉にそう書いているから間違いない。

 私が驚いたのは、その批判が、仲間内の私的な会話で語られていたと各紙が書いていたことだ。

 まさしく共謀罪の懸念が先行して現実のものとなっている。

 森本総領事も、私的な会話まで責任を取らされては、たまったものではないだろう。

 安倍・菅暴政は官僚の言動をここまで監視しているということだ。

 おまけに森本総領事はノンキャリアだという。

 ノンキャリアの発言まで許さない余裕のなさは、もはや末期症状だ。

 そして、極めつけは、この情報が「政府関係者」からメディアに意図的に流された事だ。

 その証拠に、きょうの各紙は、判で押したように同じ内容の記事を一斉に書いている。

 政府批判は許さないぞ、という官僚たちへの見せしめだ。

 安倍・菅暴政コンビの人事権濫用と情報操作はもはや犯罪的だ。

 そこまで安倍・菅暴政コンビは追い込まれているという事である(了)

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HOME 天木直人のブログ これからの政治報道は7月2日の都議会一色になる

2017年06月02日 16時13分28秒 | 国際・政治

これからの政治報道は7月2日の都議会一色になる

2017-06-02

 ついに小池百合子が自民党との全面対決に踏み切った。

 私はそれを歓迎する。

 政局は俄然おもしろくなってきた。

 私は東京都知事選が終って間もない頃、小池百合子に最も近い関係にある人物と会食してメッセージを託した。

 安倍暴政をストップできるのは小池百合子しかいない。

 その為には対決姿勢を鮮明にすべきだ。

 自らの考えを変えろとは言わないが、少なくとも、歴史認識と憲法9条改憲だけは、自らの考えを封印してでも、安倍首相と反対の姿勢を貫けと。

 そのメッセージが伝わったかどうかはわからない。

 しかし、その後の小池百合子の言動を見ていると、安倍・菅政権と対抗している事は明らかだ。

 問題は、自民党内にとどまって反安倍勢力の旗頭になるのか、自民党と決別して一大勢力をつくるかだ。

 そして、あの赤坂の夜の会合に参加した事を見て、私は自民党内にとどまって総裁を目指す事を選んだと思った。

 しかし、その後の状況の変化が全面対決の道を選ばせたようだ。

 もちろん、豊洲問題や東京五輪問題による決断の遅れが、自民党の巻き返しを許したこともある。

 このままでは都議会で自民党に勝てないと考えたとしても不思議ではない。

 しかし、それだけではないはずだ。

 私が注目したのは、小池百合子が、「忖度」という言葉を使って安倍・菅政権を批判したことだ。

 それに呼応するかのように、若狭議員が小池百合子に先行して離党した時、加計疑惑も離党に踏み切った理由の一つだと明言したことだ。

 いうまでもなく、森友学園疑惑、加計獣医学部疑惑、それに山口準強姦疑惑で露呈した、安倍・菅暴政の人事介入・忖度政治は、いまや安倍政権のアキレス腱だ。

 それを批判するということは安倍・菅暴政コンビの逆鱗に触れる事だ。

 それを批判して自民党を離脱したのである。

 東京都議会選に出た時の「賭け」の再現だ。

 全面戦争に賭けたのである。

 すべては都議会選挙の結果いかんだ。

 負ければ小池百合子はただの東京都知事に終わり、勝てば都民ファーストは一気に小池新党となって国政に向かうだろう。

 これから7月2日までの一か月の政治報道は東京都議会選挙一色になる。

 そして、その後の日本の政治は激変する。

 私は、もちろん小池百合子の勝利を期待する。

 新党憲法9条にチャンスが来る時は、小池新党が勝ち、既存の野党が崩壊し、日本の政治構図が激変する時であると思うからである(了)

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HOME 天木直人のブログ それにしても、野党のこのていたらくは一体何だ

2017年06月02日 15時47分11秒 | 国際・政治

それにしても、野党のこのていたらくは一体何だ

2017-06-02

 前川次官が捨て身の衝撃的な告発をしてから一週間もたつというのに、なぜ野党は証人喚問を実現できないのか。

 これほど安倍・菅暴政コンビに鉄槌を下す爆弾告発はないというのに。

 安倍・菅暴政コンビが前川次官の証人喚問に応じないのは当然だ。

 そんなことをすればこれまでの嘘がすべてばれ、政権を投げ出さなくてはいけなくなるからだ。

 だからこそ野党は国会審議をボイコットしてまで証人喚問を要求しなければいけない。

 ところが、ここのゆるさはどうか。

 安倍政権を倒すという熱気がまるで伝わって来ない。

 これでは前川次官も救われない。

 本来は国会で証言すべき重要な新事実を、メディアでしゃべるしかない。

 こんなことを前川次官にさせている様では駄目だ。

 国会で、国民の前で、証言させてはじめて、安倍・菅暴政コンビを追いつめることができるのだ。

 いまの日本の救いがたいところは、告発しても、その骨を拾ってくれる、強い、正義の野党が存在しないところだ。

 これでは後に続く告発者など出て来るはずがない。

 野党がこの体たらくだから安倍・菅暴政コンビはやりたい放題なのだ。

 無党派が増えるわけだ。

 小池新党に期待が集まるわけである(了)

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「War Room」(作戦司令室)のバノン首席戦略官が、「約束を守らない危険な男」安倍晋三首相に攻撃を開始する

2017年06月02日 15時31分22秒 | 国際・政治

「War Room」(作戦司令室)のバノン首席戦略官が、「約束を守らない危険な男」安倍晋三首相に攻撃を開始する

2017年06月02日 01時45分36秒 | 政治

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
「War Room」(作戦司令室)のバノン首席戦略官が、「約束を守らない危険な男」安倍晋三首相に攻撃を開始する

◆〔特別情報1〕
 「多臓器不全」安倍晋三首相は、財務官僚、文科官僚をはじめ全省庁の官僚から「叛旗」を翻されている。対外的には、"Mad Dog狂犬"と呼ばれる米ジェームズ・ノーマン・マティス国防長官が訪日(2月3日)した際の約束「6月衆院解散」を違える可能性が大となり、苦しい状況 に立たされている。ホワイトハウス地下50メートルにある「War Room」(作戦司令室)に陣取っているスティーブン・バノン首席戦略官兼上級顧問が、「約束を守らない危険な男」安倍晋三首相をターゲットに攻撃を開始 し、遂には「見捨てる」作戦に打って出ようとしている。トランプ大統領の指南役キッシンジャー博士が、9月を目標している「米朝和平」(米朝国交正常化・ 国交樹立・平和友好条約締結→朝鮮半島統一)に大障害となるからである。大障害を除くため、密かに米CIA要員を多数、送り込んでくる模様だ。これは、天 皇陛下にごく近い筋からの情報である。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
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第65回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成29年6月4日 (日)
「黄金の国ジパングが、『世界の警察官』米国を再生、ドルを兌換紙幣化する」~トランブ大統領は、キッシンジャー博士の指南で「金本位制」に戻す


平成29年6月17日 (土)13時~17時
第36回【『矢部マリ子記念 一由倶楽部 鉄板会』】
場所 都内某所(お申込みを頂いた方のみご連絡申し上げます)


平成29年月6月25日 (日)12時30分~16時
元毎日新聞記者・政治経済評論家歴45年!
板垣英憲が伝授する「必勝!」のための情報キャッチ術・情勢判断学
~情報4重層「表・裏・陰・闇」とジレンマ情勢予測秘術
場所 小石川後楽園内「涵徳亭」不老・蓬莱
参加費 5,000円


第25回 板垣英憲・『悠久の歴史研究会』
日時2017年6月25日(日)17時00分~20時30分
「日本民族のルーツを探る」~黄金の国ジパングの秘密
天孫人種と所祭神
第4章 津國火明族津守連と大海神、住吉神
  第1節 津國、玉野國、大隈、墨江、名兒、難波津の語原 
第2節 津守連と大海神 
第3節 住吉神「1住吉神は南風神 2鎮座 3社殿順序と祭神」


◆板垣英憲の新刊のご案内◆

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911テロ/15年目の真実 【アメリカ1%寡頭権力】の狂ったシナリオ 《完ぺきだった世界洗脳》はここから溶け出した
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トランプと「アメリカ1%寡頭権力」との戦い 日本独立はそのゆくえにかかっている!
クリス・ノース(政治学者),ベンジャミン・フルフォード(元フォーブス誌アジア太平洋支局長),板垣英憲(元毎日新聞政治部記者),リチャード・コシミズ(日本独立党党首)
ヒカルランド


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伝統的右翼がネトウヨを叱る? 宮沢賢治も信じた国柱会は今〈AERA〉

2017年06月02日 14時03分55秒 | 社会・経済

伝統的右翼がネトウヨを叱る? 宮沢賢治も信じた国柱会は今〈AERA〉

5/5(金) 7:00配信

 

東京都江戸川区一之江の国柱会本部。宗教を問わず入居できる介護付き有料老人ホームも運営している(撮影/編集部・山口亮子)

「安倍首相ガンバレ」を叫ぶ子どもたち、教育勅語を朗唱させる幼稚園……。森友学園問題に端を発して「右翼」という人たちが、にわかにクローズアップされている。AERA 2017年5月1-8日号では「右傾化する日本」を大特集。「右翼」って何?「保守」とどう違う? 素朴な疑問に答える。

日本社会の右傾化を、戦前からの伝統を持つ右翼団体はどう受け止めているのか。戦前の右翼思想に多大な影響を与えた国柱会関係者に聞いた。

 

*  *  *

 戦前の右翼に大きな影響を与えた宗教団体がある。国柱会。1884(明治17)年、田中智学が日蓮系の在家仏教主義の教団として創立した。読んで字のごとく、日本の柱となることを目指し、天皇を中心とした「立正安国」(法華経の教えに帰依することで平和な国家を実現すること)を標榜した。田中智学は「八紘一宇」(世界を一つの家にする意。戦時中に侵略戦争のスローガンとして使われた)を造語したことで知られる。

 

 創立から130年以上が経過した教団は、今も全国に1万9千人弱の信者を擁する。近年はみどりの日を昭和の日にする運動に注力し、2007年に実現。今は、来年の明治維新150年を前に、文化の日を明治の日にする運動を本格化させている。そんな同会の本部を東京都江戸川区一之江に訪ねた。

 

●ヘイトあってはならぬ

 

 国柱会の文字が刻まれた門柱を通り過ぎてすぐ左手には、同会が運営し、信者でなくても入居できる介護付き有料老人ホーム「申孝園ロータスヴィラ」がある。石畳の道を抜け、田中智学が揮毫した立正安国碑のある庭園を過ぎた先に本部はあった。

 

「戦前のイメージが強いので、まだあったんですかとか、『八紘一宇』という言葉を作ったこともあり、国柱会が日本を軍国主義に導いたと言われたこともあります。ただ、当時は仏教界全体が軍国主義を支援していた部分があったと思うんです」

 

 田中智学の玄孫(やしゃご)で5代目賽主(会長)の田中壮谷氏(40)はこう言う。東京都江戸川区一之江の国柱会本部。宗教を問わず入居できる介護付き有料老人ホームも運営している(撮影/編集部・山口亮子)

 

 

「一人一人が国を支える柱だという考えをもってもらい、自分を大切にし、その上で自分の国も愛してもらいたいという趣旨で会を運営しています」

 

 日本会議には属しておらず、国柱会としての日本会議の活動への動員は行っていないという。署名集めなどの協力要請があれば、ものによっては協力する程度だという。

 

「私が代を継いでからは、政治的な色は出していません。あまりそういうことにはかかわりたくない。ただの墓守ではないかと批判を受けることもありますが、朝拝、勤行(ごんぎょう)、夕拝など日々祖先や国に祈りを捧げることが自分の本分だと思っています」

 

 英国への留学経験があり、海外に友人を多く持つ壮谷氏は、「差別はあってはいけないことで、ヘイトスピーチはすべきではない」と言い切る。

 

「『八紘一宇』という言葉も、そもそもは法華経を中心にしたユニバーサル・ブラザーフッド(四海同胞)ということ。排他的であってはならないと思っています」

 

 右翼、左翼を問わず高齢化が進んでいる現在、国柱会も例外ではない。熱心な信者は80代、90代が多く、世代交代で信仰心が薄れ、寺の住職と檀家のような関係になりがちだという。

 

「高齢者には、後世に自分が大切だと思うことを伝えていってほしいです。右、左にかかわらず、そうしてほしい。皆が同じベクトルになるというのも怖いもので、議論をするということは大切だと思うんですね」

 

●右傾化いい傾向でない

 

 右傾化と言われる日本の現状を、国柱会の関係者はどう受け止めているのか。60代の男性信者はこう言う。

 

「戦後、あまりに左傾化していたから、今度は右傾化しているのでしょう。しかしどちらかに傾くというのは、結局いい傾向ではないですね。それに、バックボーンとして思想的なものを持っている人は少ないんじゃないですか」

 

 国柱会の場合、信者の政治的な立ち位置は一様ではない。

 

「政治的な行動は個人の自由ですから、共産党を支持する人までいたはず。政治的には幅が広いですね」(男性信者)国柱会は戦前、さまざまな考えを持つ人物を惹きつけていた。法華経の教えを通じて理想世界を実現するという考えは、理想郷「イーハトーブ」を繰り返し描いた熱心な信者でもある宮沢賢治の作品に影響を与えたとされる。右翼では「一人一殺」を唱え、1932年に血盟団事件を起こした井上日召が、田中智学の影響を受けていたとされる。

 

 満州事変を起こした陸軍軍人・石原莞爾も熱心な信者だった。世界最終戦争を経て世界が統一されるとする「世界最終戦論」にしても「満州国」建国にしても、色濃く影響を受けている。アジア主義に加えて農本主義的な色彩も強め、46年には山形県高瀬村(現遊佐町)の西山農場に移って農地を開墾し、思想を共有する人々と共同生活を 敗戦直後には「身に寸鉄を帯びず」と戦争放棄を唱えるなど思想の振れ幅は大きいが、国柱会への信仰は一貫していた。

 

●安倍現象は条件反射

 

「戦前の右傾化の流れの中で、いわゆる右翼の主流は社会の現状に強い不満を抱く一方、左翼の理想主義にも納得できず、第三の道を志向してきました」

 

 こう話すのは、田中智学の三男・里見岸雄が主に国体と日蓮を研究する機関として25年に創立した里見日本文化学研究所所長の金子宗徳氏(41)。日蓮系にせよ、右翼団体「大東塾」を39年に設立した影山正治に代表される神道系にせよ、近代批判と古代回帰を柱に文学運動を展開した日本浪曼派にせよ、人間や世界の在り方を問い直し、第三の道を探ろうとしたと指摘する。

 

「それと比べると、今は右傾化したと言われる割に第三の道を目指す動きは見られない。それどころか大半は、第三の道を探さなければならないと考えたことすらないのではないか」

 

 思想に基づいた保守、右翼の立場からこう話す。

 

「ネトウヨや安倍信者にしても、我々とは何か違う。率直に言わせてもらえば、『軽い』なと」

 

 外国人労働者の問題や外交・安全保障政策などについて同じような主張をしていたとしても、どこかしら相容れない部分があるという。これまでさまざまな保守系団体に関与してきたが、そこに集う人々との間に齟齬を感じたという。

 

「保守的で素直な人が多かったけれども、自分の生まれ育った社会に根源的な違和感がない。悪いリベラル・左翼によって、すばらしい日本の国が汚されているという単純な図式に基づいて活動をしている。なぜ現状に対してそこまで肯定的になれるのか、悪いのは左翼だけなのか、どうにも理解できませんでした」

 

 今の右傾化は、「日本がなぜ他国に気を使わなければならないのか」という素朴ないらだちの次元にとどまり、問題の本質に迫る動きは少ないと感じている。安倍首相は外国に気を使ってばかりいるような日本を変えようとしていると見えるので、多くの人が飛びついているのでは、ある種の条件反射のような現象ではないかと分析する。

 

 その上でこう語る。

 

「今の右傾化は、結局新自由主義的な自己責任の論理一辺倒。これまでの左翼が強かった時代の反動に過ぎないのではないか」

 

 近代化へのアンチテーゼとして生まれ、現状に疑問を持ちながら活動してきた伝統的な右翼。その流れとは違う形で進むこの国の右傾化は、どこに行き着くのだろう。(編集部・山口亮子)AERA 2017年5月1-8日合併号

田中智学の玄孫(やしゃご)で5代目賽主(会長)の田中壮谷氏(40)はこう言う。東京都江戸川区一之江の国柱会本部。宗教を問わず入居できる介護付き有料老人ホームも運営している(撮影/編集部・山口亮子)

 

 国際通の5代目賽主の田中壮谷氏は、「一人一人が国を支える柱だという考えをもってもらい、自分を大切にし、その上で自分の国も愛してもらいたいという趣旨で会を運営しています」、「差別はあってはいけないことで、ヘイトスピーチはすべきではない」、「『八紘一宇』という言葉も、そもそもは法華経を中心にしたユニバーサル・ブラザーフッド(四海同胞)ということ。排他的であってはならないと思っています」と発言されているお言葉は、左右を問わずに今の日本には大切なことです。

゜「今の右傾化は、結局新自由主義的な自己責任の論理一辺倒。これまでの左翼が強かった時代の反動に過ぎないのではないか」は鋭い洞察です。

新自由主義により日本人の精神と心も毒されてはいけないと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

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6月1日(木)のつぶやき

2017年06月02日 04時08分29秒 | 受験・学校・学問
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