goo blog サービス終了のお知らせ 

教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

田原氏「小泉内閣になるまで、政権がお金を配っていた」橋下氏「テレビ番組などで予測を話しても意味がない」政治ジャーナリズムのあり方とは?

2021年11月12日 17時11分28秒 | 国際・政治

田原氏「小泉内閣になるまで、政権がお金を配っていた」橋下氏「テレビ番組などで予測を話しても意味がない」政治ジャーナリズムのあり方とは?

配信

ABEMA TIMES
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍と林芳正の激突<本澤二郎の「日本の風景」(4262)

2021年11月12日 16時56分11秒 | 国際・政治

安倍と林芳正の激突<本澤二郎の「日本の風景」(4262)

安倍と林芳正の激突<本澤二郎の「日本の風景」(4262)

<台湾独立派(安倍+岸信夫)と対中穏健派(岸田+林)の対決>より、転載させて、頂きました。

 1972年の日中国交回復前後の永田町を知る関係者が少なくなった点は、なんとも寂しい。数日前には、元外交官で日中友好派の野田英二郎さんが亡くなった、という葉書が届いた。彼は、極右青嵐会の森内閣(清和会)が誕生して以来、厳しい目で中国外交を観察していたらしく、筆者にまで支援の手を求めてきたほどだ。言論界の右傾化にも神経をすり減らしていた。後藤田正晴にも仕えた親中派外交官だった。

 

 角福戦争といわれた自民党派閥間の政争劇は、いうなれば福田派の背後の戦前派国家主義勢力の岸信介の台湾・蒋介石派と、田中派を支援した宏池会大平派の中国認識・日中友好派の攻防戦だった。

 

 国際社会の流れに掉さした大角連合と、台湾の国民党蒋介石に与した岸・福田派青嵐会の政争でもあった。国連は当然のことながら北京に軍配を上げた。岸に追随した福田赳夫は、それでも政権を担当すると、大局に従って日中平和友好条約を締結した。

 

 しかし、岸の薫陶を受けた石原慎太郎や森喜朗ら台湾独立派の青嵐会は、森政権の誕生を契機として、時代錯誤の台湾派にのめり込んだ。祖父の岸から薫陶を受けた安倍晋三と岸信夫は、依然として台湾独立運動と連携して、今また反中政策に躍起となっている。日本海波高しの元凶は、岸の安倍に帰結する。安倍が弟を防衛相に押し付けた理由は、台湾独立派支援であろう。危険この上ない。

 台湾総統の蔡英文が、安倍・岸の兄弟と深すぎる仲は、知る人ぞ知るである。このところのワシントンの暴走外交に狂喜している安倍と岸である。危険極まりない。歴史は繰り返す、であっては、断じてなるまい。

 

 安倍と宏池会の岸田とは水と油だ。外相に起用した林芳正は、無論、反安倍の急先鋒で、満を持しての就任といえる。

 知らなかったが、もう存在していないと思っていた超党派の日中友好議員連盟の会長だった。ということは、親子二代の同会長だったことになる。父親の義郎もそうだったが、人柄が温和で欲深い所がなかった。仕える秘書の態度もよく、長い間、3人の秘書とは年賀状をやり取りしていた。こんな例も珍しい。

 

 芳正の経歴を見ると、外れモノといわれてきた安倍とは比較にならない。既に二人の地元・山口県では、流れが変わった。ワシントンと北京を知る人物は、まさに大平正芳や宮澤喜一に相当しようか。岸田の弱点をカバーすることが出来るだろう。

 岸田内閣の唯一適材適所人事といえる。安倍・日本会議の反撃にひるむことはない。逆に、安倍の心臓を振幅させるだろう。護憲リベラルの宏池会・大宏池会実現に期待する向きも理解できる。 

 

<攻守所を変えてのリベラル宏池会VS傷ついた清和会>

 安倍と岸の弱点を知悉している知性派は、忍耐に長けているだけでなく、決断力と実行力、バランス感覚がある。

 もともと宏池会は、旧田中派の流れと連携してきた。現在の茂木派である。旧河野派とも深い。清和会を蹴散らせる自民党派閥は、宏池会なのだ。

 

 清和会は、いずれ反安倍の福田康夫の倅が浮上する。そこを見込んでの、岸田による達夫総務会長起用である。福田康夫は宮澤に恩義がある。達夫の大抜擢人事に安倍は恐怖を抱く。安倍は正面から林に威圧され、足元から福田達夫に脅かされることになった。

 

 攻守所を変えた体制だ。しかも、安倍は首相の匙加減で、いつでも収監される運命にある。「台湾に行きたい」と漏らす安倍が、おいそれと出歩けるのか、捜査当局の許しが出るのかどうか。

 

 岸信夫は杖を手放したのかどうか?病気持ちの兄弟の将来は、暗くなりつつあると想定できる。

 

<ワシントンは共和党からリベラル民主党のバイデン>

 ワシントンには、もともとリベラル派の民主党が、核軍拡・死の商人派の共和党と互角の戦いをしている。

 朝鮮戦争とベトナム戦争で敗北するなど、歴史上の大戦争で完全に勝利した戦争は、日本とだけである。それも二発の原爆を投下することでの勝利だった。かてて加えて、戦争責任者の昭和天皇を存続させるという大失政を演じてしまった。

 

 それでも、多くの日本人は、戦前の暗すぎた教育勅語と国家神道というカルトに、いいように操られて、無数の若者の命を奪った。誰しもが否定できない真実である。敗戦で、この悪魔体制が滅んで喜んだ。ワシントン詣での原点だ。しかし、時代は変わった。

 

 天皇制の政治利用に長けた、田布施の清和会・国家主義は、平和憲法にもとるものであろう。田布施ゾンビは、21世紀には不要である。

2021年11月12日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

(時事)林芳正外相は11日の就任記者会見で、超党派国会議員でつくる日中友好議員連盟の会長を辞任すると表明した。林氏は「外相としての職務遂行に無用な誤解を避ける」と理由を説明した。

本澤先生、おはようございます。

日刊ゲンダイデジタル記事を貼り付けます。安倍晋三が怒り心頭?です‼️(笑い)

     八千代、青柳

 

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/297105 

 

http://jlj0011.livedoor.blog/archives/31107019.html

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍と林芳正の激突<本澤二郎の「日本の風景」(4262)

2021年11月12日 16時18分34秒 | 国際・政治

安倍と林芳正の激突<本澤二郎の「日本の風景」(4262)

安倍と林芳正の激突<本澤二郎の「日本の風景」(4262)

<台湾独立派(安倍+岸信夫)と対中穏健派(岸田+林)の対決>より、転載させて、頂きました。

 1972年の日中国交回復前後の永田町を知る関係者が少なくなった点は、なんとも寂しい。数日前には、元外交官で日中友好派の野田英二郎さんが亡くなった、という葉書が届いた。彼は、極右青嵐会の森内閣(清和会)が誕生して以来、厳しい目で中国外交を観察していたらしく、筆者にまで支援の手を求めてきたほどだ。言論界の右傾化にも神経をすり減らしていた。後藤田正晴にも仕えた親中派外交官だった。

 

 角福戦争といわれた自民党派閥間の政争劇は、いうなれば福田派の背後の戦前派国家主義勢力の岸信介の台湾・蒋介石派と、田中派を支援した宏池会大平派の中国認識・日中友好派の攻防戦だった。

 

 国際社会の流れに掉さした大角連合と、台湾の国民党蒋介石に与した岸・福田派青嵐会の政争でもあった。国連は当然のことながら北京に軍配を上げた。岸に追随した福田赳夫は、それでも政権を担当すると、大局に従って日中平和友好条約を締結した。

 

 しかし、岸の薫陶を受けた石原慎太郎や森喜朗ら台湾独立派の青嵐会は、森政権の誕生を契機として、時代錯誤の台湾派にのめり込んだ。祖父の岸から薫陶を受けた安倍晋三と岸信夫は、依然として台湾独立運動と連携して、今また反中政策に躍起となっている。日本海波高しの元凶は、岸の安倍に帰結する。安倍が弟を防衛相に押し付けた理由は、台湾独立派支援であろう。危険この上ない。

 台湾総統の蔡英文が、安倍・岸の兄弟と深すぎる仲は、知る人ぞ知るである。このところのワシントンの暴走外交に狂喜している安倍と岸である。危険極まりない。歴史は繰り返す、であっては、断じてなるまい。

 

 安倍と宏池会の岸田とは水と油だ。外相に起用した林芳正は、無論、反安倍の急先鋒で、満を持しての就任といえる。

 知らなかったが、もう存在していないと思っていた超党派の日中友好議員連盟の会長だった。ということは、親子二代の同会長だったことになる。父親の義郎もそうだったが、人柄が温和で欲深い所がなかった。仕える秘書の態度もよく、長い間、3人の秘書とは年賀状をやり取りしていた。こんな例も珍しい。

 

 芳正の経歴を見ると、外れモノといわれてきた安倍とは比較にならない。既に二人の地元・山口県では、流れが変わった。ワシントンと北京を知る人物は、まさに大平正芳や宮澤喜一に相当しようか。岸田の弱点をカバーすることが出来るだろう。

 岸田内閣の唯一適材適所人事といえる。安倍・日本会議の反撃にひるむことはない。逆に、安倍の心臓を振幅させるだろう。護憲リベラルの宏池会・大宏池会実現に期待する向きも理解できる。 

 

<攻守所を変えてのリベラル宏池会VS傷ついた清和会>

 安倍と岸の弱点を知悉している知性派は、忍耐に長けているだけでなく、決断力と実行力、バランス感覚がある。

 もともと宏池会は、旧田中派の流れと連携してきた。現在の茂木派である。旧河野派とも深い。清和会を蹴散らせる自民党派閥は、宏池会なのだ。

 

 清和会は、いずれ反安倍の福田康夫の倅が浮上する。そこを見込んでの、岸田による達夫総務会長起用である。福田康夫は宮澤に恩義がある。達夫の大抜擢人事に安倍は恐怖を抱く。安倍は正面から林に威圧され、足元から福田達夫に脅かされることになった。

 

 攻守所を変えた体制だ。しかも、安倍は首相の匙加減で、いつでも収監される運命にある。「台湾に行きたい」と漏らす安倍が、おいそれと出歩けるのか、捜査当局の許しが出るのかどうか。

 

 岸信夫は杖を手放したのかどうか?病気持ちの兄弟の将来は、暗くなりつつあると想定できる。

 

<ワシントンは共和党からリベラル民主党のバイデン>

 ワシントンには、もともとリベラル派の民主党が、核軍拡・死の商人派の共和党と互角の戦いをしている。

 朝鮮戦争とベトナム戦争で敗北するなど、歴史上の大戦争で完全に勝利した戦争は、日本とだけである。それも二発の原爆を投下することでの勝利だった。かてて加えて、戦争責任者の昭和天皇を存続させるという大失政を演じてしまった。

 

 それでも、多くの日本人は、戦前の暗すぎた教育勅語と国家神道というカルトに、いいように操られて、無数の若者の命を奪った。誰しもが否定できない真実である。敗戦で、この悪魔体制が滅んで喜んだ。ワシントン詣での原点だ。しかし、時代は変わった。

 

 天皇制の政治利用に長けた、田布施の清和会・国家主義は、平和憲法にもとるものであろう。田布施ゾンビは、21世紀には不要である。

2021年11月12日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

(時事)林芳正外相は11日の就任記者会見で、超党派国会議員でつくる日中友好議員連盟の会長を辞任すると表明した。林氏は「外相としての職務遂行に無用な誤解を避ける」と理由を説明した。

本澤先生、おはようございます。

日刊ゲンダイデジタル記事を貼り付けます。安倍晋三が怒り心頭?です‼️(笑い)

     八千代、青柳

 

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/297105 

 

http://jlj0011.livedoor.blog/archives/31107019.html

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アパレルの三鈴破綻 親会社転々、コロナ禍で再建断念

2021年11月12日 16時14分37秒 | 社会・経済
この記事は会員限定です

アパレルの三鈴破綻 親会社転々、コロナ禍で再建断念

[有料会員限定]

1963年創業の老舗アパレル会社、三鈴(東京・品川)が9月30日に東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。アパレル業界の構造不況の波にのみ込まれ、店舗の統廃合や、ヨンドシーホールディングスRIZAPグループなど度重なる親会社の交代により再建を目指していた。最後は新型コロナウイルス禍で業績が大幅に悪化し、事業継続が困難となった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

>岸田首相が竹中平蔵を「デジタル田園都市構想」委員に抜擢で批判殺到!

2021年11月12日 14時47分23秒 | 国際・政治

LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見

リテラ > 社会 > 政治 > 岸田首相が竹中平蔵を「デジタル田園都市構想」委員に抜擢で批判殺到!
岸田首相が竹中平蔵を「デジタル田園都市構想」委員に抜擢で批判殺到! どこが”新自由主義と決別”? またぞろパソナの食い物に
2021.11.10 10:40


岸田首相が竹中平蔵を「デジタル田園都市構想」委員に抜擢で批判殺到! どこが新自由主義と決別? またぞろパソナの食い物にの画像1
パソナグループHPより

 総裁選で「小泉改革以降の新自由主義的政策を転換する」と大々的に掲げた岸田文雄首相だったが、それを真正面から裏切るような人事を発表し、ネット上で大きな怒りを買っている。明日11日、初会合が開かれる「デジタル田園都市国家構想実現会議」のメンバーに、よりにもよって「小泉改革以降の新自由主義的政策」を政権の中枢で推進してきた竹中平蔵氏を抜擢したからだ。

 衆院選でも新自由主義からの脱却や格差是正を訴えていたというのに、まさか、格差拡大の要因をつくり出した張本人である竹中氏を重用する──。しかも、岸田首相は衆院選公示を控えた先月10月15日に「新しい資本主義実現会議」を設置したが、これは安倍政権がつくった「産業競争力会議」「未来投資会議」、菅政権が設置した「成長戦略会議」の流れを汲むもので、これらの会議では竹中氏がメンバーに選ばれてきた。しかし、岸田首相は「新しい資本主義実現会議」のメンバーに竹中氏を加えなかったことから、ネット上では「竹中がついに切られたのか」と話題を集めていた。


 
 ところがどっこい、衆院選が終わって岸田首相が設置を発表した「デジタル田園都市国家構想実現会議」では竹中氏がメンバーに選ばれたのだ。もし、これが衆院選前に発表されていれば、大きな反感を買ったことは間違いなく、有権者に対する裏切りと言ってもいいだろう。
 しかも、竹中氏がメンバー入りしたことで、岸田首相が掲げる「デジタル田園都市国家構想」が、またしても竹中氏が関係する企業の食い物になる可能性は高い。

「デジタル田園都市国家構想」は「デジタル実装を通じて地方と都市の差を縮め、地方活性化を推進する」ものだというが、一方、竹中氏が会長を務めるパソナグループは昨年、本部機能を担う社員約1200人を兵庫県の淡路島に異動させるなど「地方創生」に注力。その背景には「人脈を使って淡路島を特区に指定させ、補助金や税優遇を手にする狙いがあるのでは」(「サンデー毎日」2020年10月4日号/毎日新聞出版)と囁かれてきたが、「デジタル田園都市国家構想」が地方創生に力を入れるパソナへの利益誘導の舞台になることは十分に考えられる。


 
 実際、竹中氏には利益誘導の“前科”が数々ある。たとえば、竹中氏がいまも有識者議員を務める「国家戦略特区諮問会議」では、国家戦略特区で神奈川県において実施を認めた家事支援外国人受入事業で事業者に選ばれた企業のなかにパソナがあった。また、同じく国家戦略特区に選ばれた兵庫県養父市では企業による農地の所有を認めるなどの規制緩和がおこなわれたが、そこにも竹中氏が社外取締役を務めているオリックスが100%出資する子会社のオリックス農業が参入している。

 さらに、竹中氏が会長を務めていた「未来投資会議」の分科会では、空港の民間運営事業にかんして各空港の財務状況を分析した国交省の非公表内部資料を竹中氏が開示させていたことを2020年に「週刊朝日」(朝日新聞出版)が報道。関西国際空港の運営にはオリックスが携わっており、これは明確に分科会会長という立場を利用した利益相反行為だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 政治 自民、憲法改正に積極的な維新に接近…消極姿勢の公明けん制

2021年11月12日 14時24分18秒 | 国際・政治

ニュース
 政治
自民、憲法改正に積極的な維新に接近…消極姿勢の公明けん制
2021/11/12 06:54読売新聞

 自民党が、衆院選で躍進した日本維新の会に接近している。憲法改正や防衛力強化に積極的な維新との連携で議論の前進を図るためだ。同様に国民民主党との連携も模索する。自民の改憲案の実現や防衛力強化に消極的な公明党をけん制する思惑もある。

国民民主との連携も模索

 自民党の茂木幹事長は9日夜、維新の馬場幹事長と東京都内の中国料理店で会食した。茂木氏は「国民投票法を何としても一度は国民の手に委ねたい。国民に憲法を触らせたい」と述べ、改憲の国会発議と国民投票実施に意欲を見せた。馬場氏は「(国会で)憲法審査会をしっかり動かしてほしい」と要請した。

 会合は、自民側が持ちかけた。両党の国会対策委員長らも同席し、国会で連携して改憲議論を進める方針を確認した。

 衆参両院の憲法審査会では、野党第1党の立憲民主党などが開催を拒み、今年1~6月の通常国会では、衆院で4回、参院で6回の開催にとどまった。状況打開のため、自民は国民にも触手を伸ばす。自民党憲法改正推進本部の衛藤征士郎本部長は8日、国民の玉木代表に電話し、改憲論議で協力を要請。玉木氏は「憲法の議論は、どんどん進めなければいけない」と応じた。

 自民内には「維新、国民を巻き込めば、与党だけで議論を進めていると批判されずに済む。今が改憲のチャンスだ」(幹部)との見方が広がる。与党に維新、国民を加えると、衆参両院で改憲の国会発議に必要な3分の2以上に達する。

 維新と国民は衆院で計52議席を持ち、公明の32議席を上回る。自民党幹部は、「維新、国民と話をまとめれば公明は改憲の議論に乗らざるを得ない」と皮算用をする。維新は「野党として是々非々で付き合っていく」(松井代表)としながら、改憲論議ではむしろ加速に向けて自民に圧力をかける構えだ。

 岸田首相は、自衛目的で敵のミサイル発射基地などを破壊する「敵基地攻撃能力」保有を含めた防衛力強化を検討しており、自民党内には安保分野でも維新、国民との協力に期待する声がある。

 公明は、自民と維新、国民の接近を警戒している。公明は自民が掲げる憲法への自衛隊の明記などに慎重姿勢を崩していない。敵基地攻撃能力の保有にも否定的だ。山口代表は記者会見で「自公は政権合意を結んで閣僚も出して政治に責任を持つという構えだ」と述べるなど、自民と維新などの連携をけん制している。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする