東電の情報操作<本澤二郎の「日本の風景」(4269)
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東電の出鱈目情報止まず<本澤二郎の「日本の風景」(4269)
<21世紀は人類と原子力ムラとの死闘の行方が左右する!>
誰も書かない。誰も知っていて書かない、書けない。それが原子力ムラである。恐怖の死神か、吸血鬼か。官邸と霞が関、電力会社と連合労組と原発御三家(東芝・三菱・日立)、配下の国策会社電通が主犯ということになろうか。
地球と人の命を奪う悪鬼そのものといっていい。21世紀は、戦争というよりも、原子力ムラと人類の戦いによって、大きく左右される。「核の平和利用」と喧伝してきたワシントンの大嘘を受け入れてきた、国家主義の政治屋と巨人・読売グループに扇動されてきた日本人は、311を目の前にしてもゆでガエルを決め込んでいる。
以上の指摘に対して、原子力ムラ御用学者らの反論がどういうものか、参考までに聞きたいものである。
<311でも懲りない東電に謀殺された渡邉泰子さんに合掌>
最近、記憶を頼りに東電の反原発幹部社員だった、渡辺泰子さん謀殺事件(1997年)の概要を披歴させてもらった。彼女の勇気と信念が、上司だった勝俣被告(311時点の東電会長)と衝突、哀れ殺害されたものとみられる指摘が少なくない。捜査当局は、露骨にもネパール人を犯人に仕立て上げた。16年後に冤罪で釈放、その後は真犯人の捜査を、ぴたりとやめた。新たな疑惑となっている。いわゆる原子力ムラの、東電謀殺事件の二年前、もんじゅ西村成生謀殺事件(1995年)が起きている。
原子力ムラは、いとも簡単に人を殺す悪鬼なのか。最近の福井県議の殺人事件?がどうなったか、気がかりである。
国民に奉仕する法務検察の大改革が不可欠だろう。
<猛毒トリチウムの海中投棄の影響は「極めて軽微」と世論操作>
311でも全く懲りない東電が、廃炉に100年かかるということに加えて、膨大な量の猛毒トリチウム水海中投棄についての「シュミレーション」とやらを公表した。そして新たな放水強行のために「影響は軽微」という、大嘘を垂れ流し始めた。
東電のこの発表の事実を確かめようと、NHKデジタルで確かめようとしたが駄目だった。311では散々大嘘を垂れ流したNHKである。気が引けたのであろう。しかし、よく調べてみたら、福島放送局で垂れ流していた。
福島県民と漁民を安心させる思惑からである。相変わらず200万県民を侮っている。「福島エートス」と称する、放射能下での暮らしを強要するという、前代未聞の当局と原子力ムラは、県民を体よく人体実験させて、第二の第三のフクシマに備えようというのか。想定される六ケ所村のこと、東海村のこと、福井の原発銀座のことを考えると、いつもの東電懲りない面々の、嘘の放送を耐える力など漁民や市民にない。
<東電社員は毎日たらふく原発周辺海域の魚介海藻類を食べよ!>
トリチウムはベーター線なので、一般の線量計では測定できない。猛毒トリチウム水を測定をさせない魂胆なのか。
一つ原子力ムラに提案したい。彼ら原子力ムラ構成員は、コロナ禍でも高給を懐に入れている。そこで、彼らが安全だと吹聴する、フクシマの野菜やコメだけでなく、地元の漁民が捉まえた魚介類、採取した海藻類を毎日、たらふく食べて、日本国民と人類に「安全だ」と言いふらして欲しい。
それが真実というのであれば、反原子力ムラのジャーナリストも、それを検討しようと思う。どうだろうか。賛同してもらえると、彼らが心配している風評被害はなくなるだろうから。
<風評で誤魔化す猛毒トリチウム海水放出で魚介類SOS>
真っ先に復興相の西銘恒三郎が、その第一号として実行して、国民に安全だと。出来れば、双葉町に住んで見てはどうか。直ちに実施してもらいたい。岸田内閣の救世主になれるだろう?
トリチウム水は猛毒である。世界的に検証されている真実である。
<竹野内ファイルの警告資料に向き合う必要がある!>
前にも紹介したが、本日も日本を代表する反原発派の竹野内真理女史のファイルを開こうと思う。トリチウム水の猛毒の実態を紹介している。東電の言う「軽微」なものではない。
カナダでは、トリチウム水放出量と新生児死亡率が比例している、原発周辺地域ではダウン症候群の赤子が生まれていると、カナダ原子力委員会が報告している。
イギリスでは、原発労働者の子供に小児白血病が、その原因をトリチウムとプルトニウムと指摘された。
インドでは、先天性の赤子が発生、アメリカでも。
<低濃度のトリチウムの長期間被ばくを1960年代の欧州で警告>
<生体内に取り込まれた有機結合型トリチウムはけた違いに影響>
<日本の玄海原発周辺では白血病死亡率6倍=2019年壱岐新聞>
https://takenouchimari.blogspot.com/2013/04/blog-post_500.html
2021年11月19日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
<西銘復興相は双葉町で仕事をすることを期待する!>
(時事)西銘恒三郎復興相(沖縄・北方担当相)は8日、時事通信などのインタビューに応じ、東京電力福島第1原発の事故処理の過程で出る処理水の海洋放出について、「決して風評被害を生じさせないという強い決意の下で対応したい」と強調した。政府は今年4月、2年後をめどに放出を実施する方針を決定。漁業関係者などからは、新たな風評被害を懸念する声が出ている。主なやりとりは次の通り。
<東電はIAEAを隠れ蓑にしては日本の恥である!>
(時事)東京電力福島第1原発から出る放射性物質トリチウムを含んだ処理水について、東電は17日、海洋放出した場合の環境や人への影響について「極めて軽微」とする評価結果をまとめた。今後、国際原子力機関(IAEA)の専門家や一般から意見を募り、内容を踏まえ評価を見直していくとしている。
風評被害、生じさせない 原発処理水の海洋放出―西銘復興相・新閣僚インタビュー
評価では、海水で100倍以上に希釈した処理水を、トンネルを通じて発電所の沖合約1キロの海底から放出する計画を想定。IAEAなどが定める手法を使って人への影響などをシミュレーションした。
<福井の原発銀座に核爆発した東芝3号機と同じMOX燃料が>
(時事) フランスで製造されたウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を積んだ輸送船が17日、関西電力高浜原発(福井県高浜町)内の港に到着した。関電はMOX燃料を同日中に陸揚げして構内へ搬入した。高浜原発でプルサーマル発電の燃料に使用していく。海外から日本へのMOX燃料輸送は2017年9月以来、約4年2カ月ぶり。