教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

警告!前田華朗詐欺医師のマイクロ波頭部眼球照射は危険!<本澤二郎の「日本の風景」(4268)

2021年11月18日 17時49分52秒 | ブログ

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警告!前田華朗詐欺医師のマイクロ波頭部眼球照射は危険!<本澤二郎の「日本の風景」(4268)
2021/11/18 11:423
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警告!前田華朗詐欺医師のマイクロ波頭部眼球照射は危険!<本澤二郎の「日本の風景」(4268)

<医療事故で34年間地獄の生活を強いられている夫人から便り>より、転載させて頂きました。お

 医療事故に泣いている市民はゴマンといる。我が家では、既に次男正文が東芝病院で、友人の福田赳夫秘書もした中原義正氏も、身内を徳洲会病院で命を奪われた。問題の根源は、医師も病院も人の道である反省も謝罪もしない。被害者家族は、深い苦渋と憎しみを抱えて生きるしかない。


 昨日便りをくれた都内に住む夫人は、拙著「医師失格」(長崎出版)を読んでくれた方で、公立大病院で、健康で埋まれた息子を、信じがたいことに重度の脳障害にさせられ、しかも責任は母親にあると擦り付けられた。司法も理解してくれなかった。既に34年も悲劇を引きずったまま、地獄の生活を、寝たきりの息子に寄り添って、青息吐息で生きて、この世の幸せを感じられないまま過ごしてきている。そっくり彼女の手記を紹介しようと思い立ったところ、止めてと懇願されてしまった。

 過去に刺客を送り込まれ、危うく難を逃れた体験者だからである。犯罪的医療事故のすごい例である。

<フクシマ放射能被ばく甲状腺治療に前田華朗本に見事に騙された国際ジャーナリスト>

 被害者の質問に答えた前田華朗

竹野内 真理 様

 この度は、ご質問を頂き、ありがとうございます。

お子さんとお二人で、緊張の毎日だとお察しいたします。

当院でも、上顎洞がん、脳腫瘍、甲状腺がん、など脳に影響を及ぼすと思われがちの

部位を多数治療してきています。

マイクロ波について

当学会のHPにマイクロ波について掲載しております。(https://ceat.or.jp)

頭部照射について

前述致しました通り、何例も治療しております。

照射後の症状につきましては個人差がありますので、通院時に直接伺って対応しております。

 治療時の流れなど詳細にご報告いただきありがとうございます。

しかしながら拝見していませんので、一般的なお返事になりますが、永谷先生は信頼している先生で、いつも患者さんの病気について真剣に考えておられる先生です。

症状が残っていてご心配でしたら再度受診してご相談してみてください。

あなたが持っているがんの活性を早く消すことが先決です。早く、がんになる前の状態に戻ることを願っています。

  前田華郎

 (注、甲状腺は良性かガンか。未だ判明していない。前田はガンだと決めつけている。マイクロ波の照射は、眼球は厳禁。頭部照射もいいわけがない。そこが分かっていないやぶ医師か)

 

<医療事故被害者によるの前田に対する穏やかな質問>

一般社団法人 癌活性消滅療法学会

理事長 前田 華郎先生

 突然のお便り失礼いたします。

先生の著作『「がん活性消滅療法」という選択』と、『がんになった医者が書いたがんの本当の治し方』を拝読し、感銘を受け、去る9月27日にナガヤメディカルクリニックでORTとマイクロ波治療器による治療を受けました沖縄の竹野内(53歳、シングルマザー、10歳の息子一人)と申します。

 この度、東京のナガヤメディカルクリニックで治療を受け、お尋ねしたいことが生じ、質問したところ、CEAT学会のホームページを見ることを永谷先生からのメールで薦められまして(文末に添付いたします)この問い合わせメールアドレスに辿り着きました。突然のメールをお許しください。

 甲状腺の左側に5.1mmの結節、右にも同サイズののう胞があり、10歳の子を持つシングルマザーとして、「ガンにはなれない。大きくなる前にどうにかしたい」と考えていた矢先、前田先生の著作を読み、先週末、関東にある実家に帰りました際に、日曜日もオープンしているナガヤメディカルクリニックに予約を入れ、ORTと治療を受けさせてもらいました。

 永谷先生のORTでは、甲状腺と大腸、および女性器にがん活性があるということで、その直後、マイクロ波による治療室に行くことになりました。若い女性の担当者がおられ、下(大腸や女性器)あたりからだんだんと上方にマイクロ波を当てて頂きました。(照射中はほんのりと温かく気持ちが良かったです)

 甲状腺のあたりになり、サングラスをかけるように指示され、照射を受けたところ、眼に刺激があったので、ぎゅっと目をつぶっていました。

<目に強い刺激!頭部照射で大変な衝撃のマイクロ波!心の中で止めてと叫んだ>

 その後、担当女性が「今度は頭にかけますね。横を向いてください」と極自然ににこやかに言われ、自分としては(え?頭にはがん活性はないのになぜ?)と思いながらも、反応の鈍い私はそのまま、「あ、はい」と応じてしまいました。照射されると、大変な衝撃で、眼にも強い刺激があり、また頭の奥から震えがくるような感覚でした。心の中で「止めて欲しい!」と叫んでいました。

 

終わった後、再び先生の短い診察があり、「活性はかなり低下しました。またいらして下さい」と言われ、この時は「サウナのようで気持ちが良かったです」と先生には申し上げましたが、頭の照射については、心の中で不安が残りました。頭と眼にもにも違和感が残っていたからです。

 夜、実家に帰って久しぶりに母とおしゃべりし、寝る前に「冷やした方がいいかもしれない」とも思いましたが、冷やすことをせずににそのまま寝ました。

すると翌朝、鏡を見ると左瞼の上が赤く腫れていました。一緒に寝ていた息子も部屋の中に蚊は居なかったと言います。そしてこの赤い腫れは徐々に引いて行ったものの、3,4日続きました。

また、頭の違和感が続くので、OOのアパートに帰ってから、寝るときに頭を冷やしたところ、左半球の歯が浮くような違和感を感じがします。そしてそれが現在もかすかな鈍痛と共に続いています。

 (特に、照射を受けてから4日後に15分くらい太陽に当たっていたのですが、やはり左目と左半球に鈍痛がしばらく続きました。普段、海や日光浴が好きで、今までこのようなことは一度もありませんでした。)

以上のようなことを、永谷先生にメールでお伝えし、ご質問をしたのですが、お答えがはっきりしない部分があります。

10歳の子供を抱えたシングルマザーとして、どうしても健康寿命を延ばしたい、病院に行く事態を避けたい、と心から願ってCEATの本を見つけて読み、永谷クリニックに行かせてもらったのですが、今は、頭の左半分に違和感と鈍痛が残り、不安感でいっぱいで、どうしてよいかわからない状態でおります。とりあえずは具体的な情報が頂ければ、と切に願っております。

そこで大変恐縮なのですが、前田先生がお手すきの時に、以下の質問にお答えいただくことは可能でしょうか。

1.永谷先生のお話ですと、マイクロ波にも有害なものと無害なものがあり、CEATにおけるマイクロ波の治療器は、人体と同じ周波数を使っているので、安心してよいということですが、具体的にもう少し、教えて頂けないでしょうか? また、永谷先生のお話ですと、日本でも米国でも長年実験研究しているので安心です、というお話ですが、論文や公開されている文書を添付して頂けますでしょうか?(英語でも読むこと可能です)

2. 頭部への照射も、安全なのでしょうか。永谷先生によると、甲状腺に活性があったので、頭にがん活性はなくとも、頭部への転移を防ぐ意味で予防的に脳にも照射したということですが(できれば照射前にご説明頂きたかったと思いました)、予防の意味でこのマイクロ波は脳に使えるのでしょうか?

3.お話ししましたように、現在、頭部の左半分に違和感と時折鈍痛があるのですが、この状態を改善する方法はありますでしょうか? (e.g 寝るときに氷枕などで冷やすべきかどうか、何かを貼るべきか等。ちなみに永谷先生が以下のメールで述べられている帯状疱疹という状態にはなったことがなく、今もその状態ではありません。)

大変恐れ入りますが、以上の質問にお答えいただけましたら幸甚です。

長文メールを大変失礼いたしますが、参考として、永谷先生とのやりとりも下記に添付させて頂きます。

どうぞ何卒よろしくお願いいたします。

竹野内真理拝 2020年10月2日

(追記:この書面の内容は個人情報としてお取り扱いいただけますと幸いです。)

 

(参考のメールのやり取り)****************

<永谷医師のいい加減出鱈目コメント?論文のなしか!>

9月28日 竹野内より永谷先生へ

 

永谷先生、こんにちは。
27日にORTとマイクロ波照射を受けました竹野内です。ご診療をどうもありがとうございました。本当に驚くべきご診察でした。
さて、恐縮ですが本日は一点、少し不安になっている点がありまして、メール差し上げています。お忙しいところすみません。ご診察の後の照射のほうですが、女性の方に担当頂き、体の下のほう(腸の下部あたり)から順番に当てて頂いたのですが、だんだん上になり、目が少し近づきましたら、サングラスをかけるように言われました。(サングラスをかけていても目が渋い感じで、近づいてきたら結構な刺激でぎゅっとつぶっておりました。)甲状腺の部分まで当たるのだろうなと思っていたのですが、その後、担当の女性が「頭にも当てますね」と、おっしゃり、私は(頭は私にはがん活性があるわけではないですし、自分的に頭はできれば避けたい部分だったので)「え?」と思いながらも、担当女性がとても自然ににこやかな笑顔でおっしゃっていたのにつられ、お断りする暇もなく、そのまま照射頂きました。すると、頭全体大変な衝撃でぶるぶる震えるような感じがあり、また目も非常に強い刺激がありました。照射が終わってから、先生には(私はこういう時に気を遣ってしまうほうであること、また実際に他の体の部分が程よい温かさと気持ちよさがあったので)「サウナのような感じで気持ち良かったです」と申し上げましたが、頭の照射については、少々不安感が残りました。なんとなく頭に違和感が残ったような気がしていたからです。そして翌朝、鏡を見ましたら、左目のまぶた全体が赤く腫れあがっていました。3日目の今もやや腫れています。そして頭の左の奥のほうの一点になんとなく鈍痛があるような気がいたします。もう受けてしまったのだから仕方がないとも思いましたが、不安感がぬぐえず、先生にメールを書くことにしました。まずお尋ねしたいのは、がん活性のない頭を照射したのはどういう経緯でなのでしょうか?将来起こりえる病気を防ぐとかそういう意味なのでしょうか?(ごめんなさい、私は携帯電話も脳に良くない、脳しゅようの原因ともなりえると思っていたので、メカニズムがよくわからず、先生にご説明頂けると助かります。)もうひとつお尋ねするとしたら、この眼の周りや頭部の違和感は、どのくらいの日数でなくなるものでしょうか。。また早めに頭の違和感をなくすリフレッシュする方法、万一の後遺症が残るのを防ぐ方法(またはそういったことは一切ないものなのでしょうか)などありますでしょうか。ぶしつけで失礼なご質問で申し訳ありませんが、シングルマザーでまだ10歳の息子を抱え、どうしても病気になりたくないという強い気持ちから貴クリニックを訪ねた者として、聞かざるを得ない気持ちになってしまいました。ご理解いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。         20年9月30日竹野内真理拝

9月29日 永谷先生から竹野内

竹野内真理様

 おはようございます。初めてのことでしたので、ご不安も多いと思います。

まず、マイクロ波についてご説明いたします。マイクロ波の周波数帯はかなり広く、生体に対する影響を与える周波数帯とそうでないものがあります。マイクロ波は正常な生体の周波数と同じ周波数を照射するという原理に基づいて行われています。したがって、生体への影響はありません。

がん活性のない頭を照射した理由ですが、甲状腺のがん活性は、脳へのリンパ節からの転移も起こる可能性があるため照射をしております。目や頭の違和感はどのような症状でしょうか。可能性としては、マイクロ波は、正常細胞と共鳴するので熱を発生します。(組織破壊はありません。)このため冷却されることが症状を早く改善する方法と思われます。

 いろいろな情報が世の中に広がっていて、正しいもの、正しくないもの様々存在しています。それらを、ひとつづつ証明することは大変ですし、真実をとらえることも難しいと思います。当クリニックで行っているマイクロ波は、前田華郎先生を始めとする仲間の先生が、日本、アメリカで長年の実験の結果、安全性を確認しているものですので、ご安心ください。

勿論、目や脳に違和感を持つようであれば、目や脳には、がんの活性によりますが、保護カバーをして照射するか、必要がなければ照射は行いません。竹野内様の不安の内容十分お話しを伺いながら行ってまいりますのでご安心ください。

よろしくお願いいたします。

                                    ナガヤメディカルリニック                                                 永谷信之

9月29日夜

竹野内から永谷先生へ

永谷信之先生

早速のご返事をありがとうございました。感謝いたします。

先生からのご質問へのお答えと、先生からのメールを読んで質問が2つ出てまいりました。お忙しい中恐縮ですが、記させて頂きます。

「目や頭の違和感はどのような症状でしょうか。」

ということで、すみません、正直に書かせて頂きます。

照射中は、頭の中を衝撃波が頭を貫通する感覚で、目はぎゅっとつぶっていないと刺激が強く耐えられない感覚でした。耳もあまりに熱くて痛くなってきたので、止めてもらいたいと思いました。終わってほっとしたのですが、その後、なんとなく頭に違和感が残っているようで、特に左半球の奥のほうがなんとなく重たく鈍痛があるような気がしています。当日は用事を済ませてから実家に帰り、夜は実家の母と久しぶりにおしゃべりをしたり、また実家に久しぶりに寝泊まりしたので、なんとなく寝るときに「冷やしたほうがいいかもしれない」という感覚がありながらも、そのまま寝てしまいました。翌朝、鏡を見たら、左上のまぶたが赤く腫れていました。触ってみたら痛痒い感じでした。(部屋に蚊はいませんでした。一緒の部屋で寝ていた息子も蚊はいなかったと言っていました。)27日お昼に照射で今これを書いているのが30日夜ですが、今も少し左のまぶたはやや赤くなっており、触ると微妙に痛痒い感覚が残っています。それと左半球の奥に重たい感じというがあり、たまに鈍痛がある気がします。

(普段私は携帯電話の電磁波があまり良くないという話を携帯電話が登場した時代から聞いており、携帯もイヤホンマイクで使用していたり、最近はあまり使用しなかったり、使用する場合はスピーカーフォンにしていました。たまに電話に出なければならないときは、習慣で顔の左に当てて話をしますが、話し終わった後は、なんとなくそちら側に違和感が生じることもあり、携帯については気を付けていました。今回は違和感が長引いています。)

「 マイクロ波についてご説明いたします。マイクロ波の周波数帯はかなり広く、生体に対する影響を与える周波数帯とそうでないものがあります。マイクロ波は正常な生体の周波数と同じ周波数を照射するという原理に基づいて行われています。したがって、生体への影響はありません。 」 →生体およびクリニックで使われている周波数についてもう少し教えて頂けますでしょうか。

「当クリニックで行っているマイクロ波は、前田華郎先生を始めとする仲間の先生が、日本、アメリカで長年の実験の結果、安全性を確認しているものですので、ご安心ください。 」

→研究論文その他のどんな形でも良いので文書の情報がありましたら送付していただけますでしょうか?(日本語でも英語でも構いません。翻訳をしているという職業上、一応読めます。。)

細かい質問をしてしまい、恐縮です。大変申し訳ありませんが、お時間がある時で構いませんので、どうぞよろしくお願いいたします。

竹野内真理拝

 

10月2日 永谷先生から竹野内

竹野内様

マイクロ波の論文につきましては、CEAT学会のホームページをご参照ください。

頭痛につきましては、帯状疱疹のような症状かもしれません。続くようでしたら

近くの病院でご確認ください。

よろしくお願いいたします。

                  ナガヤメディカルクリニック

                       永谷信之

 

 

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文通費どころじゃない維新の血税かすめとり! 橋下徹が「政党交付金を国に返す」宣言の裏で返還せずダミー団体に横流しプール

2021年11月18日 16時51分48秒 | デジタル・インターネット

https://lite-ra.com › 社会 › 社会問題
 文通費どころじゃない!維新が政党交付金も返還せず掠め取り
文通費どころじゃない維新の血税かすめとり! 橋下徹が「政党交付金を国に返す」宣言の裏で返還せずダミー団体に横流しプール
2021.11.17 10:32


維新こそ本当の“税金ドロボウ”! 国庫に返還すべき政党交付金をダミー団体に横流しプール
 そして、「なんば維新」に一旦プールされた政党交付金は、年を越して、おおさか維新の会の各支部に戻されたものと考えられる。そのカラクリを、他ならぬ維新離党組の足立康史・衆院議員が当時、Twitterで口を滑らしていたからだ。

〈維新の党の残金は、当面の必要経費を除いて国庫に返納しました。必要経費については、残留組は維新の党として年越しできましたが、おおさか組はできません。そこで、なにわ維新という暫定の箱を作って年越しした次第です。ザッツオール。〉(2016年5月26日付け、原文ママ)

 足立議員は〈必要経費〉などとごまかしているが、〈暫定の箱を作って年越し〉を狙ったことをはっきり認めているのだ。なお、足立議員はツイートで「なんば維新」ではなく「なにわ維新」と書いていたが、調べてみたところ、これは単純な取り違えのようだ。

 繰り返すが政党交付金は国民の血税である。その返還すべき血税を、維新はこのような姑息な手口で自分たちのものにしたのである。また、この返還逃れの実態が明確になっても、維新はこの問題をシカトしつづけ、国庫への返還もしていないのだ。

 しかも、当時「残った政党交付金は国庫に返納する」と宣言した張本人である橋下氏も、「なんば維新」の問題を無視しつづけているくせに、今回の文通費問題では“維新の手柄”であるかのようにテレビで猛アピール。さらに問題の矛先を与党ではなく野党に向けて露骨な野党批判を展開し、前述した大石議員の〈維新は今年度の政党交付金18億円を返してから、偉そうなこと言え〉というツイートにも噛みつき、〈政治闘争資金として政党交付金があることも知らないようだ〉などと批判。一方、元維新の丸山穂高・前衆院議員に政党交付金の不適切使用を暴露されたからか、ここに来て国政維新に対して政党交付金から支出される可能性もある組織活動費、政策活動費の使途を公開すべきなどだと主張している。

 維新が活動費の使途を公開したところで文通費における「セルフ領収書」のように抜け道をつくり出すことは明々白々で何の意味もないが、ようするに橋下氏は「最大の税金の無駄遣い」と言われる政党交付金を「政治闘争資金だ」などと正当化するだけではなく、政党交付金の問題を「活動費の使途の公表」にずらそうとしているのだ。

 ともかく、国に返還すべき国民の血税をかすめ取っても平然としてきたくせに、何が「身を切る改革」だ、という話だが、ところがメディアは吉村知事の100万円受け取り問題をはじめ、こうした看板倒れでしかない維新の実態を報じようとせず、橋下氏のような“維新の代理人”を平然と公の電波に登場させているのである。

 メディアがこの調子だと、来年の参院選では維新がさらに躍進することになるのは目に見えているが、そんなことは看過できるはずがない。維新がいかに「口だけ番長」であるのか、市民の手によってどんどん暴いていくほかないだろう。

(編集部)

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「一歩間違えば廃墟と化す」カジノ含む日本のIR計画が暗礁に乗り上げている理由

2021年11月18日 16時13分32秒 | デジタル・インターネット
2021年11月17日 13:47 (配信日時 11月17日 09:15)

「一歩間違えば廃墟と化す」カジノ含む日本のIR計画が暗礁に乗り上げている理由

 1/2
 

統合型リゾート施設(IR)誘致計画の申請が10月1日に始まった。現在誘致を公式に表明しているのは、大阪府・市、和歌山県、長崎県だ。経済ジャーナリストの芳賀由明さんは「横浜市が撤退した影響が3つの地域に及び始めている。コロナで状況は変わった。一歩間違えると、ハコモノ行政の繰り返しになる」という――。

カジノを含む統合型リゾート(IR)の事業者について記者会見する大阪府の吉村洋文知事=2021年9月28日、大阪市中央区
カジノを含む統合型リゾート(IR)の事業者について記者会見する大阪府の吉村洋文知事=2021年9月28日、大阪市中央区 - 写真=時事通信フォト

このままでは「歴史的失敗」に現実味

カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致施策が岐路に立たされている。有力候補地と目されていた横浜市が撤退した影響が残りの3地域にもおよび始め、来年4月以降の政府の誘致先選定に暗雲がかかり始めた。また、世界で猛威を振るう新型コロナウイルスがIR環境を一変させた。コロナ以前に作られた大規模集客施設の建設計画や経済効果の皮算用を見直しせずに突き進めば、ラストリゾートともてはやされた日本のIR誘致が歴史的失敗に終わりかねない。

国交省はIR誘致計画申請の受付を10月1日に始めた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で当初予定より9カ月遅れてのスタートだが、コロナ禍がIR誘致に及ぼす影響は受付時期の遅れだけにとどまりそうもない。

現在、IR誘致を公式に表明し事業者の選定を終えたのは大阪府・市、和歌山県、長崎県の3地域。IRの旗振り役だった菅義偉前首相のお膝元であり最有力候補とまでいわれた横浜市が反対派市長の誕生で一転して撤退を決めたことで、政府方針の「最大3カ所まで」という枠に収まる3グループは安堵するかにみえた。しかし事態は全く逆のようだ。

横浜の方針撤回に勢いづいて反対運動も活発化、IR誘致を表明した自治体への風当たりがにわかに強まってきた。

コロナ前後でIRを取り巻く環境が変わった

「コロナの前と後ではIRを取り巻く環境が全く変わった。“ポストコロナ”に適応した形に見直さなければ必ず失敗する」

双日総合研究所の吉崎達彦チーフエコノミストは、コロナ感染拡大前に作られたIR政策や事業計画を早急に見直すべきだと警鐘を鳴らす。

IRの中核施設の開発要件は2018年に施行されたIR整備法とその後の施行令に定められており、宿泊施設は客室床面積の合計が10万平方メートル以上(客室換算2000~2500室)、国際会議施設は概ね1000人以上の収容能力、展示会施設は国際会議施設の広さに合わせて2万平方メートル、6万平方メートル、12万平方メートルから選択、などとなっている。また、カジノ施設はIR施設全体の床面積の3%以下に制限する。

IR誘致を目指す3地域はこれらの開発要件に基づいて国に提出する「区域整備計画」を策定するため、事業者から提出された計画案を審査して発注事業者を選定する。つまり、「区域整備計画」は国が求めた巨大施設の建設と、それに見合う集客見通しや収益見通し、自治体が求める経済効果をすべて盛り込んだものになるわけだ。

3地域は優先交渉権を持つ事業者を選定済み

IR誘致に名乗りを上げた3地域は今年9月末までに優先交渉権を持つ民間事業者を選定済みだ。2025年に開催する万博会場となる夢洲に誘致する大阪府・市は米カジノ大手MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの共同グループを、和歌山市の人口島マリーナシティに誘致する和歌山県はカナダ企業の日本法人クレアベストニームベンチャーズを、ハウステンボス隣接地への誘致を決めている長崎県はオーストリア国営企業の日本法人カジノ・オーストリア・インターナショナル(CAIJ)をそれぞれ決めた。

MGMとオリックスが大阪に提案した事業計画案は、初期投資が1兆800億円で最大規模。2028年の開業を想定しており、2500人収容の宿泊施設や6000人超が利用できる国際会議場など巨大な施設を造る。雇用創出数は約1万5000人、府と市は合計年1100億円の増収が見込めるという。

コンファレンスホール
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/piovesempre

クレアが和歌山県に提案した案は、初期投資約4700億円で県が当初想定していた2800億円を大幅に上回る。開業4年で経済波及効果は約2600億円を見込み、雇用創出効果は大阪並みの約1万4000人だ。

長崎県に提案されたCAIJの事業計画も大風呂敷だ。総事業費3500億円や九州域内への経済波及効果を年3200億円としたのは、県が経済波及効果3200億~4200億円、雇用創出効果2万8000~3万6000人としていた当初見込みに合わせた格好だ。最大1万2000人を収容できるMICE(会議・展示場等)施設も建設する。さらに雇用創出効果は大阪や和歌山を大きく引き離し3万人だ。

「5000人規模の会議なら、リモートでいい」

事業計画の策定や事業者選定時期はすでに新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大していた。しかし国交省は「中核施設の開発要件」に沿って巨大施設の建設を既定路線のまま事業計画に盛り込むことを求めている。

開発要件の見直しを行わなかった理由について、観光庁の特定複合観光施設区域整備推進本部は「公的財源を投入しない原則に基づいて自治体が現行制度で施設を造りたい希望もあり、国としても他国に比べて見劣りしていたMICEの国際競争力を高めたい考えもある」(前川翔企画官)と説明する。

地域経済活性化の起爆剤にしたい自治体にとっては、カジノに加えて巨大施設や大規模イベントによる内外からの集客能力こそが頼りだからだ。しかし、コロナ禍のなか、学術やビジネス分野では会議やイベントの大部分がオンラインで行われるようになり、MICE施設の利用ニーズは世界的に縮小した感が否めない。

IR業界に詳しい国際カジノ研究所の木曽崇所長は「国交省は新型コロナ感染前に作った開発要件をコロナ後も全く変えていないが、いまや5000人も集めて会議を行うニーズはない。リモート会議をすればよい」とMICE市場の変貌を指摘する。大型IRの必要性や開発要件を見直すには政府方針の転換が不可欠でIR整備法の改正も必要となるため、観光庁がおよび腰になるのも仕方がないかもしれない。

和歌山では「二階王国」が揺らぎ始めた

自治体のIR誘致計画申請の受付が始まった10月1日。横浜市では、林文子前市長が2年前に設置した都市整備局内の「IR推進室」が廃止された。

「ほぼ当確」(自民党関係者)とさえ言われていた有力候補の横浜市が撤退したことで、以前から手を挙げていた3地域の誘致政策にも少なからず影響をおよぼし始めた。10月31日の衆院選を機に市民運動にも新たな動きが出てきた。申請受付期限の2022年4月28日まで無風とはいかなそうだ。

横浜
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/TommL

菅前首相と同様にIRを強力に推進してきた二階俊博前自民党幹事長の地盤、和歌山3区は衆院選で最多の4人が立候補した。元総務省職員の本間奈々氏など二階氏を除く3人がIR誘致に反対だった。なかでも本間氏は二階氏を中国寄りだと厳しく批判し、二階氏が進めてきたカジノ建設で治安が悪化すると力説。反二階派や市民団体などの票を集めた。

選挙ではほとんど地元回りをしなかった二階氏だが、今回は幹事長退任による影響力低下の危機感からか山間の過疎地区まで入り「政治の原点はふるさとだ」などと熱心に街宣して回った。ふたを開けてみれば二階氏の圧勝だったが、二階王国が揺れ始めた。

衆院選前の10月8日に開かれた県のIR対策特別委員会では、県からIR運営会社クレアベストニームベンチャーズ(カナダ)の日本法人を中心とする共同事業体を優先事業者に選び、「区域整備計画」の原案作りに入るとの説明があった後、自民党県議から事業の不安定さや不透明さを問題視する質問が相次いだ。

山下直也議員は「非公開だからといって姿が見えないのでは信用できない」と指摘。事業者との契約関係があいまいなことの説明を求めた。党県議団の重鎮、冨安民浩議員は「資金調達や収益など、大事業をやるのにこれでは心もとない。県が何が何でも進めようとしているのは問題ではないか」と疑問を呈した。

県の楠見直博IR推進室長は「まだ未確定な部分は残っているが11月には『区域整備計画』の原案を作り上げる」と苦しい説明に終始。推進派であるはずの自民党議員からの追及に当惑気味だった。

市民団体は住民投票を求める署名活動を開始

横浜市長選の影響を問われた仁坂吉伸知事は報道陣に「やっぱりIRは良くないんだという人が増えそうだ」と心配していたが、それが現実になった格好だ。

県にはカジノに反対する3つの市民団体があるが11月6日、これらのグループが中心となりIR誘致の是非を問うための住民投票を求める署名活動を開始した。「ストップ! カジノ和歌山の会」の豊田泰史共同代表は「新型コロナでIR事業者はどこも経営不振になり、大きな会議場もいらなくなった。強い業者は撤退したし選定された業者の経営状況も良くない。建設してもさらに環境が悪化すれば廃墟になりかねない」と危惧する。

豊田氏は横浜市と同じ方法で市民の問題意識を高めたいと考えている。「住民投票の請求は6200人の署名で可能だが、2万人以上を集めて12月に市長に提出したい」という。署名が所定数に達すれば市長は住民投票条例案を市議会に諮らなければならない。自民県議は選定事業者の経営状況を不安視しているうえ、維新の会は県議、市議ともIR誘致に反対しており、大阪とは温度差がある。二階氏の神通力が弱まり始めた和歌山でIR誘致の是非が改めてクローズアップされそうだ。

事業者選定プロセスの不透明さが指摘される長崎県

近畿圏の2地域に比べ地元政財界や県民の歓迎ムードが強い長崎県だが、運営事業者の選定を巡り不透明な手続きが問題視されてきた。事業者選定では、1次審査でCAIJを大幅に上回る得点を取っていた2事業者が2次審査で落選したことで、2事業者が審査結果に疑義を申し立てている。しかも県から事前に「信用性」や「廉潔」の問題などを理由に辞退を迫られたというのである。

 
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PRESIDENT Online北海道の感染増加の原因はワクチン未接種の昼カラか 今のコロナはインフルエンザ並み
  1. 中村ゆきつぐ

    11月18日 09:45

  2. 4

     
 
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