教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

救急車が選手村に入って行った 特別扱いの早さで受入れ病院が決まった

2021年07月28日 18時21分38秒 | デジタル・インターネット

救急車が選手村に入って行った 特別扱いの早さで受入れ病院が決まった
https://tanakaryusaku.jp/2021/07/00025450
2021年7月27日 22:31 田中龍作ジャーナル


患者をストレッチャーに乗せる救急隊員。=27日19時43分、選手村の中 撮影:田中龍作=

 きょう27日19時37分頃、晴海の選手村に向けて東京消防庁の救急車が悲鳴のようなサイレン音を響かせながら走って行った。

 選手村に到着した救急隊員は患者をストレッチャーに乗せ、救急車に積み込んだ。

 患者はコロナなのか熱中症なのか。はたまた食中毒なのか。病名は分からない。

 


受け入れ先の病院が決まり、救急車が走り出すまで、わずか11分。

 首都圏では受け入れ先が決まらずに救急車が30分以上も、1時間以上も、立ち往生するのはザラである。病床がひっ迫しているからだ。

 都内の総合病院で発熱外来に勤務する医師は「入院は椅子取りゲームのようになっているのに、オリンピック関係者だと早いのかしらん」と首を傾げた。特別扱いということだろう。


選手村に急行する東京消防庁の救急車。=27日19時37分、選手村付近 撮影:田中龍作=

 27日、東京都は2,848人の新規感染者を確認した。1日あたり過去最多。感染爆発である。

 普通の都民だと入院は難しい状況だ。この先、五輪関係者でも入院は難しくなる可能性が高い。

 菅さん、それでもオリンピックを続けますか?

 ~終わり~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新型コロナ 東京都で新たに3177人の感染確認 初の3000人超

2021年07月28日 18時10分48秒 | デジタル・インターネット

新型コロナ 東京都で新たに3177人の感染確認 初の3000人超

FNNプライムオンライン2021年07月28日16時46分

 

東京都できょう新たに3177人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。

1日の感染者数としては、きのうに続き過去最多を更新し、初めて3000人を超えました。

都内で新たに感染が確認されたのは過去最多の3177人で、これまで最も多かったきのうの2848人を大きく上回り、初めて3000人を超えました。
年代別では、10代以下が388人、20代が1078人、30代が680人、40代が485人、50代が374人、65歳以上が95人などとなっています。
また、重症者はきのう(82人)から2人減って80人、新たに死亡が確認されたのは6人でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京都のコロナ新規感染最多 政府の対策手詰まり

2021年07月28日 14時48分53秒 | ニュース

東京都のコロナ新規感染最多 政府の対策手詰まり

産経新聞2021年07月27日21時27分

 

東京都の27日の新型コロナウイルス新規感染者数が過去最多の2848人となった。政府が東京都に12日から緊急事態宣言を発令して2週間以上が経過したが、感染力が強いインド型変異株(デルタ株)の蔓延(まんえん)もあり、効果が表れる兆しはない。対策は手詰まりに陥っており、ワクチン効果と、危機感を背景にした国民の行動変容に期待するしかない状況だ。

「国民の皆さんにおかれては、不要不急の外出は避け、五輪はテレビなどで観戦してほしい」

菅義偉首相は27日、記者団にこう語り、外出自粛を重ねて呼びかけた。「おかげさまで人流は減少している」とも述べたが、感染減という効果にはつながっていない。

対策の柱である飲食店の酒類制限も行き詰まりが明瞭だ。田村憲久厚生労働相は27日、記者団に「要請に応じずアルコールを出している店が散見される」として改めて協力を求めたが、金融機関や酒販事業者を通じた「働きかけ」方針が猛反発で撤回に追い込まれた一件もあり、協力は得られにくくなっている。政府関係者からは「もう打つ手がない」との声も漏れる。

宣言に準じた蔓延防止等重点措置を適用中の首都圏3県でも感染拡大が続いており、病床使用率の指標は最も深刻な「ステージ4」に迫る。政府は宣言への移行を含め対応を迫られているが、「重症者は減っている」(政権幹部)と否定的な見方もなお強い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五輪中止で命守れ!<本澤二郎の「日本の風景」(4158)

2021年07月28日 13時22分33秒 | 国際・政治

五輪中止で命守れ!<本澤二郎の「日本の風景」(4158)

五輪中止で命守れ!<本澤二郎の「日本の風景」(4158)

<フクシマの怨念か、前代未聞!アスリートの選手村が集団感染の巣!>より、転載させて頂ました。

 予想されたようにコロナ感染が大流行の日本・東京!国内の五輪警備陣だけでも大変な数だ。ボランティア活動の人たち、スポンサー企業からの派遣社員、JOC大会関係者をあわせると、膨大な人数が「日本人の命よりも東京五輪が大事だ」と叫び、そこにまた内外の五輪選手団と関係者が山のような隊列で、東京の一角に集中している。狂気の地獄絵さながらであろう。

 

 コロナ大流行の環境が、完璧に整備されてしまった。こんな愚かなお遊びに4兆円を吐き出す愚かな国と政府の存在に、人類は驚愕すると同時に、笑いこけている。世界の珍事だ。過去の歴史を振り返ってみても、人々が食うや食わずの生活環境下、それでも国民の命を投げ出して、IOCJOCのごく一部の利権屋に、財政ひっ迫の中、これを強行する!信じがたい暴挙、愚挙であろう。日本壊滅か!

 

 自民党本部と公明党本部創価学会の狂気に、霞が関の頭脳までが服従している今回の東京五輪は、正に21世紀のこれ見よがしの珍事に相違ない。知らなかったが、深夜の開会式に子供を動員したり、歩けない老人まで世界の人々の目にさらしていたのだから、もうケチのつけようもない狂気五輪か。

 

 昨日の東京コロナ感染者数は、記録的数字を内外に発信した。政治は結果責任である。安倍と菅と小池らを豚箱に入れて、それで国民が納得するであろうか?

 

<万死に値する菅義偉と小池百合子の大馬鹿コンビ>

 東京五輪中止宣言をするであろうと、小池に一時期期待をかけたが、このバカ女に期待するほうが間違いだった。今は国民がそう認識している。昨日の場面でも、菅は「中止はしない」とロボットに変身したかのように続行を宣言した。

 

 いるのかどうか不明だが、日本の将来を考える関係機関の長老らが密かに協議して、IOCJOCと日本政府に対して、五輪中止を求める場面である。その前に国権の最高機関の議長が行動する時である。

 

 当たり前の行動が、国民の代表である政治屋からもない。第四の権力は、既に崩壊して、機能不全に陥っている。IOCのバッハは「まだまだ日本人の命は少なすぎる」とでもいうのであろうか。

 

<科学的判断でアメリカ選手団はいち早く選手村から逃走>

 五輪競技を見たことがないので多少の正確さを欠いているだろうが、東京五輪のメッカともいえる選手村から、アメリカの選手団が揃って逃げ出した。原因は大量のコロナ感染のメッカという、科学的判断に基づいたものであろう。バイデンの精いっぱいの抵抗かもしれない?

 

 選手村の村長は、森喜朗の仲間だ。名前は知らないが、五輪組織委員会の会長になろうとした、森レベルの野心家だった。会長失格の時点では、悠々自適の村長暮らしを自ら披歴していた屑野郎だ。

 だいたいスポーツで生きてきた人間の資質は、IOCのバッハを見れば一目瞭然である。人間の命など関心が薄い。橋本がそうだし、柔道の山下も、同じようなレベルの屑である。

 

 彼らがまともであれば、体を張って五輪を阻止しなければならなかった。あるいは、フクシマの東電原発の見える「福島エートス」地区で五輪大会をして、10年後も、そのままのフクシマを見てもらう。理由は、地球と人類を破滅に追い込んでいる原発の恐怖を膚で感じてもらい、各国の原発全廃運動へと発展させるために。それなら地球と人類を救うためなので、4兆円負担は高くない。

 

 200万福島県民に覚醒を求めたい。猛省しても始まらないが、原発建設を受け入れた当時の県民と札びらに屈した地方議員、今は多少の札びらで放射能地帯での生活をよしとする県民、共にカネで支配される悲しくも情けない政治経済構造に変化がない。人々の命は、低線量内部被ばくで、今もこれからも子々孫々泣いていく。それでもいいのか、と問いかけたい。酷か?

 

 コロナは日本の原子力ムラと世界の原子力ロビーに向かって、怒りの抗議をしている!間違いだろうか。日本人は、ここはしっかりと思考を深めて、原発派の野望を理解する必要がある。

 

 200万福島県民を低線量内部被ばくにさらし続けることは、日本人すべてが殺人鬼であることを証明している。関係者は恥を知るべきである。今のフクシマを改めて科学的に検証、そのための費用負担でなければ国民は納得しない。

 五輪で浮かれて場面ではない。放射能汚染隠しの五輪は、即止めなければならない。

 

 

<「東電原発フクシマ隠し」の安倍・森ら原発派五輪をコロナが許さない!>

 ただでさえも、東電原発フクシマ隠しの東京五輪に浮かれる国民は、ごく僅かなはずである。愚かな国民に対して、新型コロナの襲来で人々が次々と倒れている。 

 医療崩壊が近づいている。小池どうするか?政治責任は重い。

 

 安倍が姿を隠した。山梨の別荘でゴルフ三昧かもしれない。国民の怒りの前に林検察も、甘い対応はとれなくなっている。タイミングを狙っているのかもしれない。国民は林検察の動向に監視の目を向けている。

 

 安倍・桜事件を、珍しく「東京新聞が取り上げた」といって、市民運動家がコピーを送ってきた。悪党の限りを尽くしたジャパンライフの山口のことを報じていた。別の市民運動家は「五輪は安倍逮捕を封じ込めるためだ」と怒り狂っている。多くの国民は、林検察が韓国の検察レベルにならないものか、とやきもきしている。

 

 フクシマ隠しを書かない第四権力、安倍犯罪をしっかりと追及しない新聞テレビ、原発派に屈するだけの新聞、ナベツネ読売・原発新聞に追随する朝日新聞、これらの真実に対して主権者は、怒りを爆発させるだろう。地底のマグマは煮えたぎっている。

 

 真っ先に命を守るために五輪中止だ!

2021年7月28日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 

(毎日)東京都が27日、新型コロナウイルスの新規感染者が2848人確認されたと発表した。これまでで最多だった17日の2520人を上回り、過去最多となった。緊急事態宣言の発令から2週間を過ぎても、感染拡大に歯止めが掛からない状況だ。【古関俊樹】

(毎日)東京都の新型コロナウイルス新規感染者が2848人で過去最多となったことについて、菅義偉首相は27日、首相官邸で開いた関係閣僚会合後、記者団に「30代以下が約7割を占めている。40代、50代の中で入院が増え、デルタ株の割合も急速に増加している。まずは4連休含め現状分析をしていく。さらに各自治体と連携しながら強い警戒感を持って感染防止にあたっていく」と述べた。

(朝日)五輪のメダルラッシュにわく東京都で27日、新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多の2848人となった。4度目の緊急事態宣言から2週間。収まらない感染拡大を、街の人々はどう受け止めるのか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江田五月・元参院議長が死去 社民連代表、法相歴任

2021年07月28日 13時17分07秒 | 国際・政治

江田五月・元参院議長が死去 社民連代表、法相歴任

江田五月・元参院議長が死去 社民連代表、法相歴任

死去した江田五月氏

(共同通信)

 参院議長や民主党政権の法相を歴任した江田五月氏が28日午前、死去した。関係者が明らかにした。80歳。岡山市出身。

 旧社会党書記長だった故江田三郎氏の長男。東大在学中、司法試験に合格し、卒業後に裁判官として東京地裁などで勤務。77年、三郎氏の死去に伴い参院選全国区に立候補し、初当選した。

 83年から衆院議員を4期務め、85年から94年まで社会民主連合代表。93年の細川連立政権樹立に加わり、科学技術庁長官として入閣した。

 民主党が参院第1党に躍進した07年参院選を受け、同党初の参院議長に就き、約3年間務めた。11年1月には菅直人内閣の法相に就任した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「1泊250万円のホテルで大豪遊」日本をしゃぶり尽くしたバッハ会長が次に狙うもの

2021年07月28日 11時39分28秒 | デジタル・インターネット

「1泊250万円のホテルで大豪遊」日本をしゃぶり尽くしたバッハ会長が次に狙うもの

プレジデントオンライン

 

「1泊250万円のホテルで大豪遊」日本をしゃぶり尽くしたバッハ会長が次に狙うもの
2020年夏季五輪東京大会の開会式でスピーチする国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長=7月23日、東京都のオリンピックスタジアム - 写真=PA Images/時事通信フォト

■バッハの、バッハによる、バッハのための東京五輪

 バッハの、バッハによる、バッハのための東京五輪が始まった。

【この記事の画像を見る】
 開催国の国民の多くが開催を望んでいない五輪は史上初であろう。

 朝日新聞の「朝日川柳」に載った一句が、今回の東京五輪の本質を的確に表している。

 「バッハ言う国破れても五輪あり」

 世界205カ国と地域から1万人の選手・関係者が集まり、五輪後に「五輪株」とでもいうような感染力の強い変異株が生まれ、日本人が苦しんでも、トーマス・バッハIOC会長(67)らIOCの幹部たちは、「知ったことではない」というのであろう。

 フランスのル・モンド紙東京特派員は「日本はIOCの囚人になっている」(朝日新聞7月24日付)と報じた。

 アメリカのワシントン・ポストで、これまで多くの五輪を取材してきたマイク・ワイズが、「現代スポーツ史上、最も厚顔で、人類より傲慢さを重視した、お金目当ての大会」と批判し、「金銭欲の金メダルはIOC、銀メダルはNBCユニバーサル、銅メダルは日本の大会組織関係者」だと揶揄していると朝日新聞(同)が伝えている。

■お抱え料理人を帯同させ、「1泊250万円」に宿泊

 金儲(もう)け五輪で銅メダルを授与された組織関係者だが、実態は「IOC貴族」たちにしゃぶり尽くされているようだ。週刊現代(7/24日号)でノンフィクション・ライターの森功がこうリポートしている。

 バッハが宿泊しているのは虎ノ門にある「The Okura Tokyo」の1泊250万円のインペリアルスイートルームだそうだ。

 だが、バッハが払うのはIOCの規定で、最大で1泊4万4000円までだから、その差額を日本側が払わなければならない。

 泊まるだけではなくバッハは、室内の調度品もすべてIOC御用達に替え、料理人も外国から連れてきているというのである。オークラ側は、客のプライバシーに関わるとして答えてはいないが。

 組織委によれば、今年の3月時点の東京五輪の経費は1兆6440億円になり、その中でIOC幹部たちの「おもてなし」代を含めた大会運営費が7310億円にもなるという。このままいけば経費は3兆円を超えるのではないかといわれるが、そのツケは必ず国民に回ってくる。

 サンデー毎日(8月1日号)で元長野県知事の田中康夫がこう話している。

 「長野県知事に当選の2000年は、1998年の冬季長野五輪の宴の後。五輪招致の帳簿は焼いたと居直っていた長野県は財政再建団体転落寸前だった」

 公文書管理に消極的な安倍晋三や菅義偉は、東京五輪の過剰接待や使途不明金を知られるのが嫌で、同じことをするかもしれない。

■まさに“呪われた”としかいいようがない惨状

 そんな国民の不安を象徴するように開会当日は雲の多い日だった。そのため航空自衛隊のブルーインパルスが空に描こうとした五輪マークは雲と重なってはっきり見えなかった。

 1964年の東京五輪開会日は快晴で、空にくっきり五輪のマークが浮かんでいたことを思い出した。

 夜8時から始まった開会式も、前回とは比べものにならない薄っぺらなものに見えたのも、直前まで不祥事が続出したためであろう。

 開会式の演出を指揮する元電通マン・佐々木宏が、タレントの渡辺直美を侮辱する演出プランを出していたことが発覚して辞任。

 開会式直前に、式の作曲を担当していた小山田圭吾の「障害者イジメ」が明るみに出て辞任に追い込まれた。さらにショーディレクターを務める元お笑い芸人・小林賢太郎の「ユダヤ人差別発言」が報じられ解任と、まさに“呪われた”としかいいようがない惨状で、組織委の中からも「開会式は中止すべきだ」という声が上がったのである。

 開会式中継に抜擢されたNHKの和久田麻由子の声も心なしか沈んで聞こえた。

■経済団体トップもスポンサー陣も出席しなかった

 唯一といってもいいのではないか。オールド野球ファンを歓喜させたのは、長嶋茂雄(85)が王貞治、松井秀喜と聖火ランナーとして現れたときだった。

 長嶋もこの日を楽しみに、昨年秋から過酷なリハビリに取り組んでいたそうだ。足取りはおぼつかないが、左手でトーチを掲げる立姿は現役時代を彷彿とさせるほどカッコよかった。

 亡くなった長嶋の妻は、前回の東京五輪のコンパニオンで美しい人だった。巨人軍の9連覇は翌年から始まった。

 開会式の前日、天皇はバッハらIOC関係者19人と面会した。だが事前に報じられていた通り、開会宣言に「祝う」という言葉はなく、「記念する」に変更された。

 各国首脳の数はリオ五輪の半分。経団連、経済同友会、日本商工会議所の経済3団体のトップ全員も出席を見合わせた。

 最高位のスポンサーも、トヨタ自動車、パナソニック、味の素、P&G、NTT、NEC、富士通、TOTO、日本郵政、JR東日本が、社長ら経営幹部たちは出席せず、トヨタは国内のテレビCMまで放送しないことにした。

 全米に放映権を持つNBCが7月24日に明らかにしたところ、開会式のアメリカの視聴者は約1670万人だったという。これは1988年のソウル五輪を下回り、過去33年で最低だったそうである。

■「試合を夕方に」と選手が訴えるほどの暑さ

 何とも哀愁漂う寂しい船出となった東京五輪だが、元々は安倍晋三首相(当時)らの「嘘」で招致にこぎつけたことが、今回の五輪の不幸の始まりだった。安倍首相は2013年9月にアルゼンチンのブエノスアイレスで開催されたIOC総会でこう演説した。

 「フクシマについて、お案じの向きには、私から保証をいたします。状況は、統御されています。東京には、いかなる悪影響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも、及ぼすことはありません」

 汚染水はいまだに統御されておらず、「アウト・オブ・コントロール(制御不能)」であるこというまでもない。

 さらに東京都は、夏に開催することについて、「この時期の天候は晴れることが多く、温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスできる理想的な気候」と抜かしたのだ。

 酷暑に多湿。早速、テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)らが、「暑すぎる、試合時間を夕方に変更してくれ」といい出しているが、当然のことである。

 いっそのこと室内競技以外、すべての競技を夕方から深夜にしたらどうか。無観客だから選手たちが同意すればできるはずだ。放映権を持っているNBCに気兼ねして、熱中症で倒れる選手が続出したらどう責任を取るのか。

 復興五輪も消え、コロナに打ち勝つこともできず、無観客で外国からの観光客もゼロでは、「お・も・て・ナシ」である。

■“ぼったくり”で儲けたバッハ会長の「野心」

 日本人の多くが、東京五輪開催がコロナ感染拡大につながらないか不安でいる中、菅首相だけは開催にこぎつけたことをよろこんでいるようそだが、不吉なデータがあると毎日新聞(7月24日付)が報じている。

 前回の東京五輪のときの首相は池田勇人だったが、開会式1カ月前にがんのため入院療養させられた。開会式には入院先の許可を取って出席するが、翌日辞任を表明。翌年死去。

 1972年の札幌五輪のときは佐藤栄作首相だったが、3カ月後に沖縄返還を実現して6月に退陣を発表した。

 1998年の長野五輪は橋本龍太郎首相。五輪は日本の景気回復に役立つと期待したが、大会の5カ月後の参院選で自民党が大敗して、引責辞任に追い込まれた。

 そして極めつけは、東京五輪が開催されるはずだった昨年、安倍首相が持病の悪化を理由に辞任したのである。

 菅首相の場合は橋本ケースに当てはまるかもしれない。

 一将功成りて万骨枯るの図である。東京五輪を開催すれば成功不成功に関わらず、日本やNBCから“ぼったくり”できると高笑いしているのはバッハIOC会長だけであることは間違いない。

 だが、功成りカネを儲けたバッハIOC会長には、もう一つの「野心」があると週刊文春(7月29日号)が報じている。

■広島で平和を祈念したという“実績”が欲しかった

 週刊文春によれば、バッハの任期は2025年までだが、その彼が最後に狙っているのは「ノーベル平和賞」だというのだ。

 元西ドイツのフェンシング金メダリストとはいえ、クーベルタンの五輪精神を蔑ろにし、莫大なカネのかかるバカ騒ぎの祭典にしただけの男になぜ、という疑問は当然だろう。

 その切り札としてバッハがやろうとしているのが、北朝鮮へ行って金正恩朝鮮労働党総書記と会い、拉致問題を解決する“仰天”プランだというのである。

 そのためには、何としてでも原爆被災地・広島を訪れ、被爆者と面会する必要があったのだろう。7月16日、地元民が反対する中、平和記念公園へ行き、被爆者の梶矢文昭と短い対面をして、すぐに帰京してしまった。

 「バッハ氏にとっては、広島を訪問し、平和を祈念したという“実績”が何より大事だったのでしょう」(組織委最高幹部)

 利用できるものは何でも利用するが、用済みになれば非情に切り捨てる。それがバッハ流処世術のようだ。

 IOCの会長選を“鳥人”といわれたウクライナの棒高跳びの英雄、セルゲイ・ブブカと争ったとき、セネガル人のラミン・ディアク(世界陸連前会長)に協力してくれと頼み込み、票をまとめてもらって当選した。

■「北朝鮮に行きたい」と安倍前首相に要望

 だが、ディアクに東京五輪招致で日本側から賄賂をもらっていた疑惑が出て、フランス当局の捜査対象になると、「バッハ氏はIOC会長として捜査当局に陳情すらしなかった」(IOC関係者)。

 バッハが金正恩と会談したのは2018年3月だったという。その1カ月前の平昌冬季五輪で、韓国と北朝鮮の女子アイスホッケー合同チームができて話題になった。

 バッハと会った金正恩は、「凍り付いた北南関係が五輪を契機に氷解したのは、IOCの功労だ」と述べたそうである。

 その後も、森喜朗や安倍晋三に取り入り、2019年のG20大阪サミットに招かれたときには、「スピーチで北朝鮮に触れたい」といい出して森に止められた。安倍には、「北朝鮮に行きたい。拉致被害者の救出に協力したい」と申し出て、安倍から「こちらのルートでやります」と断られている。

 しかし、この男のことだから、機を見て北朝鮮に入り、平壌での冬季五輪開催をエサに、金正恩と拉致問題を話し合うということをやりかねない。

 IOCが資金面をバックアップして平壌冬季五輪を開催させるが、その前に拉致被害者たちを日本へ返せ。万が一、それが実現できればノーベル平和賞も夢ではないかもしれない。

■「五輪の終焉」を見据えてしゃぶり尽くすつもりか

 私は、バッハの行動の背景には、遠からず来るであろう「五輪の終焉」を見据えているような気がしている。五輪カードが利用できる間に徹底的にしゃぶり尽くすということだ。

 2024年のパリと、2028年のロサンゼルス、2032年のブリスベンは決まったが、開催国に名乗りを上げる国は年々少なくなっている。2004年の五輪開催には11都市が立候補したが、2024年はわずか2都市だった。

 肥大化しすぎて、開催国には多額のコストがかかるのに経済効果には疑問符が付く。そのため、都市が手を上げようとしても、住民たちの反対で辞退に追い込まれるケースが相次いでいるのだ。

 招致にこぎつけても、開催後には莫大な負債が残り、国民は長い年月を「借金」で苦しめられることになる。

 儲かるのはIOCやアメリカの大メディアNBCだけである。オランダのように五輪招致はしないという国や都市が増えてくるはずだ。

 特に今回の東京五輪は、コロナ対策に加えて無観客、観光客ゼロだから、恐ろしいほどの赤字が出ることは小学生でも分かる。

 日本のケースを反面教師として、これから五輪を招致しようと考えている国々が検討すれば、到底間尺に合わないからやめようとなるはずだ。

■「なんとかわいそうなオリンピックだろう」

 作家の沢木耕太郎は週刊文春(5/20日号)に寄稿した「悲しき五輪」の中でこのようにいっている。

 沢木はこの時点で、予定通り東京五輪が開催されても、紀元前8世紀に始まった古代オリンピックが関係者による不正や買収が横行して消滅したように、19世紀に始まった近代オリンピックも、同じような理由で滅びの道を歩んでいるのではないかと見ている。

 そして、外国からの支持もなく、国内においても7割以上が開催に反対していることに、「なんとかわいそうなオリンピックだろう」と慨嘆するのである。

 バッハIOC会長はNHKのインタビューで、「(東京五輪開催は=筆者注)世界の人々の希望と結束の象徴になる」と語った。だが実際は「日本人の不安と分断を象徴する五輪」になってしまっている。

 かわいそうな東京五輪というしかない。パリ、ロサンゼルス、ブリスベンが決まっているが、五輪の終焉はそう遠くないかもしれない。(文中敬称略)
トーマス・バッハ男爵による日本国民受難の『東京オリンピック凶相曲』になりかねません。

----------
元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任する。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『編集者の教室』(徳間書店)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、近著に『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五輪開催中に秋の政局が決まる。菅首相のまま9月に衆議院を解散して10月総選挙、その後、自民党総裁選となる。自民党惨敗を見越して、既に菅首相は、選挙後に続投する気はなく辞任する。』

2021年07月28日 11時07分00秒 | 国際・政治

五輪開催中に秋の政局が決まる。菅首相のまま9月に衆議院を解散して10月総選挙、その後、自民党総裁選となる。自民党惨敗を見越して、既に菅首相は、選挙後に続投する気はなく辞任する。

 
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
五輪開催中に秋の政局が決まる。菅首相のまま9月に衆議院を解散して10月総選挙、その後、自民党総裁選となる。自民党惨敗を見越して、既に菅首相は、選挙後に続投する気はなく辞任する。』より、転載させて頂ました。

◆〔特別情報1〕
 これは上皇陛下の側近で、MSA資金の最終承認者である吉備太秦からの情報である。
 いま日本では、コロナ禍のなかでの五輪強硬開催以上に、深刻な状況が起きている。償還期限のきた国債の償還がまったくできていない。日本の銀行も企業も、償還が出来ていないため、お金が戻ってきていない。そのため、新たに国債を発行したとしても購入してもらえない。そのため、政府は補正予算が組めないことを意味する。コロナ感染者(陽性者)は増えているし、五輪も始まったということで、とりあえずここは、菅首相のまま9月に臨時国会を召集し、衆議院を解散して10月総選挙となる。自民党の総裁任期は9月だが、総選挙を理由に一カ月先延ばして総選挙後に総裁選をする。総裁選で自民党が勝てば、菅首相はそのまま続投となる。しかし、選挙で自民党は単独過半数割れ以上の大負けするだろう。自民党惨敗を見越して、既に菅首相は、選挙後に続投する気はなく辞任する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニュース  政治  菅首相 東京五輪「人流減っている。中止しない。テレビ観戦を」

2021年07月27日 21時02分57秒 | ニュース

ニュース  政治  菅首相 東京五輪「人流減っている。中止しない。テレビ観戦を」
菅首相 東京五輪「人流減っている。中止しない。テレビ観戦を」
2021/07/27 18:36毎日新聞

菅首相 東京五輪「人流減っている。中止しない。テレビ観戦を」

東京都で新規感染者が過去最多を更新したこと受け、集まった記者団に一礼して取材に応じる菅義偉首相=首相官邸で2021年7月27日午後6時12分、竹内幹撮影

(毎日新聞)

 東京都の新型コロナウイルス新規感染者が2848人で過去最多となったことについて、菅義偉首相は27日、首相官邸で開いた関係閣僚会合後、記者団に「30代以下が約7割を占めている。40代、50代の中で入院が増え、デルタ株の割合も急速に増加している。まずは4連休含め現状分析をしていく。さらに各自治体と連携しながら強い警戒感を持って感染防止にあたっていく」と述べた。

 さらに「国民の皆さんにおかれましては、不要不急の外出は避け、オリンピック・パラリンピックはテレビ等で観戦をしてほしい」と述べた。東京オリンピック・パラリンピック中止については「人流(人の流れ)も減っていますし、ありません」と否定した。』

8月8月8日(日) 午後8時のオリンピックの閉会式まで、変異株の感染者が、東京都内で拡大しょうが、亡くなる人が増えても戦前の行け行け⇨ドンドン!突撃ラッパです。
https://youtu.be/Jx_BhdBf0IE

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開会宣言の不起立問題、「起立アナウンス」できず 組織委謝罪

2021年07月27日 20時31分15秒 | ニュース

開会宣言の不起立問題、「起立アナウンス」できず 組織委謝罪
産経新聞2021年07月27日13時56分

『23日に行われた東京五輪の開会式で、天皇陛下が開会を宣言された際、菅義偉(すがよしひで)首相と小池百合子東京都知事がともに椅子に着席したままだったことについて、大会組織委員会は27日、台本にあった起立を促す場内アナウンスができていなかったと説明した。

組織委によると、台本では、陛下が開会を宣言される前に、起立を促す場内アナウンスを流すこととなっていた。しかし、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長がスピーチの最後で、陛下に開会宣言を求める発言をしたため、そのままの流れで進行し、場内アナウンスを入れるタイミングを失ったという。

組織委の高谷正哲スポークスパーソンは「関係者に混乱が生じたと認識している。申し訳ない」と謝罪した。』

学校行事のように起立!礼、着席とアナウンス(放送).で、指示しないと駄目と言う事です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国紙の「言いがかり」?<本澤二郎の「日本の風景」(4157)

2021年07月27日 10時37分48秒 | 国際・政治

韓国紙の「言いがかり」?<本澤二郎の「日本の風景」(4157)

  • 0

韓国紙の「言いがかり」?<本澤二郎の「日本の風景」(4157)

<フクシマは科学的安全性は確保されているのか?疑わしい>より、転載させて、頂ました。

 韓国紙がフクシマ産の花束、選手村での食材、福島産木材などを取り上げて「放射能は大丈夫か」と報じたという。それを日本の五輪宣伝のスポーツ紙

が「言いがかりだ」と反撃の記事(以下に添付)を載せ、ネットニュースが取り上げた。本当に「言いがかりだ」と開き直れるのか。

 

 読売・産経・NHKなど御用メディアが飛びつきそうな話題であるが、目下、確認が取れていない。米大統領の言い分を拝借すると、科学的根拠はどうなのか、となろう。

 

 東京五輪は様々な名称を冠されている。森喜朗と安倍晋三の政治理想である「神の国」五輪はどうか。その目的は「福島放射能汚染隠し」そのものだった。其の点では「フクシマ放射能汚染隠し五輪」が一番適当かもしれない。

 

 人類を欺こうとする陰謀・策略をベースにして、しかも、ちゃっかり4兆円という莫大な資金でもって、空前の利権五輪に格上げしたものでもある。このことに異論があれば、是非とも反論を期待したい。五輪獲得には「フクシマは制御されている」と信じがたい嘘をついて、あまつさえIOCを賄賂で買収したものである。この不正行為について、近くフランス検察が動くらしい。フランスのマクロン政権は、国民の支持を失っているため、検察を抑え込む力はない。どうなるか、見物であろう。

 

 開会式を見なかったが、一部の報道で「フクシマ放射能や東北復興について、全く触れていなかった」という点からも、奇妙奇天烈な利権五輪そのものだった。一概に韓国紙の言い分を「言いがかり」と開き直れるはずがない。

 

<フクシマ放射能制御の大嘘から始まった「311フクシマ隠し東京五輪」>

 この10年、フクシマは日本国内からも遮断されてきた。200万県民のフクシマは、いわば江戸時代のような鎖国状態にあった。

 

 科学的にフクシマの内実が公表されることはなかった。学識者のシンポジウムでは「フクシマは安全、問題はない」というし、日本学術会議のフクシマ報告書も「問題はない」と決めつけて、原発建設強行時のように「安全神話」を振りまいて、日本国民から外国人までも「安心」させてしまった。

 

 筆者は、たまたま次男が原発大手の東芝経営の東芝病院で、お粗末すぎる医療事故で命を奪われてしまった。しかも、反省も謝罪もしない悪辣な企業体質から東芝研究を開始した。

 

 其の結果、東電福島原発の3号機が東芝製であることを知って驚いた。しかも、水素爆発ではなく、核爆発を起こいしていた事実をつかんだ。案の定、アメリカの専門家が「廃炉に100年かかる」と判定している事実にも仰天、廃炉の深刻さとそのための膨大な資金の必要性を理解してしまった。

 

 東電福島原発崩壊の10年後も、ほとんど何も変わっていない事実をつかんだが、それ以外の県民の健康被害の実情など、市民生活の姿形を知ることがなかった。御用学者と御用新聞の成果に翻弄された10年だった。

 

 いうなれば、東京五輪は21世紀の今日からすると「神がかり五輪」「神隠し五輪」でもあったのだ。原子力ロビーと日本会議が演出したものであろう。

 

<安心安全なフクシマであれば、なぜ福島五輪にしなかったのか>

 甲状腺がんに罹った幼子たちが、その後に体全体に転移して、命を失っているという悲惨な実情を、当局は封じ込めている。はたまた「福島エートス」とかいう施設なのか、事実を確認していないため詳細は不明だが、いわば住民の無知を悪用して「人体実験」をしている重大疑惑も指摘されている。

 

 福島復興五輪というのであれば、五輪の中心は、東京ではなく、福島にすべきだった。福島県内の端っこで、だれも興味を示しそうもないソフトボールの試合をしたという報道を目にしたが、本来であれば、競技の大半を福島でやるべきだった。しかし、そうしなかった。

 

 神がかり五輪でしかないことを、内外に鮮明にさせている。

 

<東電福島放射能汚染地区に行かない原発派政治屋と官僚>

 この10年間、311直後に現地に飛び込んだ菅直人を記憶しているが、ほかに現場をまじかに見聞視察した首相はいない。

 地球上で一番危険な場所であるためだ。

 今も変わらない危険地域なのだ。

 

 被ばく作業員が何人亡くなっているのか。労災認定はしたのかどうか。大分怪しい。正確な情報を、いまも隠しているのであろう。

 

 安心安全を吹聴してきた原発派の政治屋も、通産官僚も逃げてしまっている。現在の通産相の原発派の梶山は、現地を視察したろうか。していない。

 潔く再稼働を止めて、54基の原発をすべて廃炉にすべきである。 

 

<フクシマ報道規制は真実=原発ロビーが支配する政府と福島県>

 自民党の権力闘争を追いかけてきた以外は、二度と戦争を引き起こさないために、日中友好活動に取り組んできた凡人ジャーナリストも、許しがたい4兆円五輪を追及する中で、再び原子力ロビーの暴政と暴走が、否応なしに目の前に飛び込んできた。

 

 五輪の利権アサリと新聞テレビ報道を操る電通が、視界に入ってきた。恐ろしい原発ロビーと背後の財閥の蠢動も。彼らには倫理も法律も、あってなきがごとしであることも判明した。

 敗戦で勝ち取った民主主義が機能していない日本であることも。

 

 政府も福島県も彼らの手のひらで踊っていて恥じない。

 このことは、第二のフクシマの再現を見て取れる。

 

 かれこれ20年以上も前から叫ばれてきた異常気象の元凶は、原発から大量に吐き出される高温の排水による、予想外の水蒸気である。大洪水と干ばつ・熱波と強力ハリケーン、森林大火災に地球は窒息寸前である。

 

 福島では体力のない児童生徒が悲惨な運命に置かれている。低線量による内部被ばくの恐ろしさが、チェルノブイリどころか、福島県でも起きている。

 

 鉄板で蓋されたフクシマと、東京での4兆円お祭り騒ぎで、湯水のように血税を懐に入れるIOCJOCと、姿を隠している闇の原発ロビーの暴政に、善良な日本人が浮かれるはずがない。

2021年7月27日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

(東スポ)韓国メディアが、東京五輪の表彰式でメダリストに渡されるビクトリーブーケに異論を唱えた。

同ブーケは福島産トルコギキョウ、宮城産ヒマワリ、岩手産リンドウ、福島産ナルコラン、東京産ハランを使用している。そんな中、韓国紙「国民日報」は「メダリストに渡される花束は、東日本大震災の被災地産だ。今回は復興五輪ということで福島産の花を含めて使用されているが、放射能への懸念も少なくないのが事実」と伝えた。

その上で、選手村で福島産食材を使用していることや、選手村の建物の一部で福島産木材が使われていることを蒸し返した。実際、韓国のオリンピック委員会を兼ねる大韓体育会は、自国選手に選手村で使用される福島産食材を摂取させないために、給食センターを稼働させている。放射能への懸念からだが、科学的な安全性は実証されており、言いがかりと言ってもいい。

福島県の内堀雅雄知事は「(韓国側の行動は)科学的データなどの事実をきちんと把握していない。誤解と偏見をなくし、正しい情報を認識してもらうことが風評払拭の本質だ」と語っていたが、この手の被害にピリオドが打たれる日はやって来るのだろうか。

 

 コメント 1
1.唐澤辰巳
2021年07月27日 12:57
 当初はビクトリーブーケに対してあれこれ言っていた韓国選手がちゃんと受け取っているのは何故でしょうか?単にいちゃもんつけることが目的だったのですか?オリンピック前にはボイコットを示唆し来日すれば禁止されている垂れ幕を掲げ、用意された食事も拒絶する、それなら当初の予定通りボイコットすればよかったのではありませんか。東京オリンピックパラリンピック絶対反対。東京オリンピックパラリンピック中止あるのみ。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京五輪開会式の当日、こちらの記事が話題を集めていた。 『五輪の闇 想像以上』(東京新聞7月23日)

2021年07月27日 10時20分56秒 | デジタル・インターネット
「東京新聞」7月23日朝刊の紙面

 東京五輪開会式の当日、こちらの記事が話題を集めていた。

『五輪の闇 想像以上』(東京新聞7月23日)

【写真】「パソナで働いて応援!」と書かれた東京オリンピック公式ガイドブックの広告
 オーバーだなぁ。五輪の闇? 開会式で制作を担当した組織委員会関係者が取材を受けた? どれどれ。

《現場で1つの演目のストーリーと出演者を固めた後、組織委や都の有力な関係者やJOC(日本オリンピック委員会)サイドから、唐突に有名人などの出演依頼が下りてくる。部内では有力者ごとに「○○案件」とささやかれた。》(東京新聞・同)

 つまりエライ人達から「○○を開会式に使え」という現場介入が多かったという。すいません、やっぱり「五輪の闇」でした。政治利用の祭典でした。

小池百合子の“口利き”演出

 この件に関しては「週刊文春」が4月8日号で『 森・菅・小池の五輪開会式“口利きリスト” 』として既にすっぱ抜いていた。

 たとえば小池百合子都知事が「火消しと木遣りを演出に入れて。絶対よ」と組織委側に要望を伝えていたという。

 火消し団体の総元締めである『江戸消防記念会』はもともと自民系の団体だったが、2016年の都知事選で江戸消防会の一支部が小池を支援した。小池氏からすればこのときの「恩返し」であると。これが約4カ月前の記事だ。

 すると開会式では「火消しと木遣り」があったではないか。他では森喜朗案件として市川海老蔵の名があり、文春はこちらも的中。政治利用の答え合わせがたまらなかった。

 そうそう、森喜朗と言えば地元の「北國新聞」で開会式前日に大声でやらかしていた。

『開会式に松井氏登場 長嶋、王氏と共演か 森組織委前会長が明かす』(北國新聞7月22日)

 記事によれば、松井氏は派手なことを嫌う謙虚な性格なので一度は辞退したという。しかし師と仰ぐ長嶋氏が野球の発展を願って開会式への出席を決めたので松井氏も翻意した可能性がある、と。

森喜朗が漂わせた“サプライズの予感”

 長嶋・王・松井の共演はあるのかと北國新聞が問うと、

《森氏は「それは当日に期待してほしい。私自身は登場しないが、思いが入った開会式になる」と明言を避けたが、にやりとした表情にはサプライズの予感が漂っていた。》

 もう、全部喋ってるじゃん!

 おとなしくしてるべき森喜朗なのに「もう五輪が始まるのだからいいだろ」と言っているようにみえる。

 このスクープも驚かせた。

『組織委 森氏復帰を検討』(朝日7月23日)

 森喜朗氏の「名誉最高顧問」就任を検討しているという。翌日に読売も報じた。森氏は女性蔑視発言で辞任した経緯があるため政府は難色を示しているというが、注目すべきは五輪開幕が近づくにつれて組織委員会の中に公然とこういう声が出ていることだ。これも「もう五輪が始まるのだからいいだろ」という態度にみえる。「国民はアスリートだけ見ていろ」という。

 これは菅首相の「競技が始まり、国民がテレビで観戦すれば、考えも変わる」と表裏一体でもある(20日のウォール・ストリート・ジャーナルのインタビュー)。

 さらに時を同じくして、五輪開幕直後の竹中平蔵氏のツイッターの投稿が話題となった。

竹中平蔵のツイートを要約すると

『故堺屋太一さんは、祭りのような「非日常」があって初めて、社会は面白くなり発展すると述べられた。五輪は最高の「非日常」だ。だから色んなことも起こりうる。それを政治的に、姑息に目くじら立てて批判するのは寛容・平和の五輪精神に反する。心からこの五輪を応援しよう、それが心ある国民の声だ。』(7月24日)

 長いツイートなので中抜きさせていただく。

 要約すればこれも、

《五輪が始まったのだからゴチャゴチャ言うな。非国民になるぞ》

 と読める。※勝手に中抜きしてごめんなさい。

 五輪が始まったのだからゴチャゴチャ言うな論法は強者にとっての開会宣言なのだろう。ちなみに発売中止となった開会式の公式プログラムの広告には、

『パソナで働いて応援!』

 という全面広告があった。※電子版で見たら本当にこのコピーでした。決して中抜きしていません。 

 思い出した。竹中平蔵先生って丸川珠代五輪相言うところの「ステークホルダー」(利害当事者)だった。忘れてました。それにしても『働いて応援!』って凄い。ただの労働ですそれ。

KADOKAWAのエライ人も…

 そのオリンピック開会式の公式プログラムは「KADOKAWA」が出していた。するとどうでしょう、KADOKAWAの代表取締役社長で東京五輪・パラリンピック組織委員会参与の夏野剛氏がネット番組にご登場。「子供の運動会や発表会は無観客で行われてるのに五輪が有観客で行われれば不公平感が出る」という論調に対し、

《「そんなクソなピアノの発表会なんかどうでもいいでしょう。五輪に比べれば」と言い放った。》(スポニチWEB7月23日)

 庶民の生活や思い出なんてクソというKADOKAWAのエライ人。これも、始まったらゴチャゴチャ言うな系である。

 気になるのは竹中氏や夏野氏だけでなくSNSでも五輪が始まったのだからゴチャゴチャ言うな論法をよく見かけること。さらに「五輪にゴチャゴチャ言ってた奴が見てるのか」タイプもいる。

 コロナ禍で五輪を開催して大丈夫ですか、開催するなら基準や目安を教えてくれませんか、大会が始まって医療が逼迫したらどうするのですか、心配だから説明してくださいという声をゴチャゴチャ扱いにしてよいのだろうか。

 竹中平蔵氏に言わすと、心配だから説明してくださいという声も「政治的に、姑息に目くじら立てて批判する」人になる。「寛容・平和の五輪精神に反する」人になる。

菅首相、なんで怒ってるの?

 こんな出来事もあった。

『首相、記者団の取材にいら立ち 立て続け質問、注意促す』(共同通信7月21日)

《菅義偉首相は21日、官邸で記者団の取材に応じた際、社名を名乗らず立て続けに質問しようとした記者を「ルールを守ってください」と遮り、後方で控えていた小野日子内閣広報官らに「はっきり言ってください」と注意を促すなど、いら立ちをあらわにした。》

 動画で確認できるが、記者はきちんと名乗っている。そして『来日した東京五輪・パラリンピック関係者と、一般国民の動線が混在していると指摘し、「命を守る」との首相の主張とは実態が異なっているのではないか』(共同通信)と質問しているだけ。

 国民の命を守ることについて質問したらなぜ怒られるのか。

 記者が繰り返し聞いたのは首相が質問をはぐらかしているからだ。ルールを守れという人がなぜ五輪開催の明確なルール(基準)を言わないのか。なぜ説明無しで五輪になだれ込もうとしたのか。

 五輪が始まっても、アスリートが素晴らしい競技内容を見せてくれても、エライ人達が問い合わせを受け続けるのは当然だ。きちんと答えない限り。

 首相は官邸を出る際、秘書官に向かって叱責するなど怒りが収まらない様子だったという(共同通信)。

 だから、なんで怒ってるの?

「罪悪感にかられ続けた組織委員会関係者の男性は『社会と矛盾することばかりしている。五輪がもう嫌いになった』」——演出人事説明「全部ウソ」《五輪の闇、想像以上——開会式制作担当、苦悩の証言》【東京新聞1面・2面7/23】 https://t.co/m9t61UxTlU

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

創業150年の小田原かまぼこ店 「GoTo特需」目前で破綻

2021年07月26日 16時45分58秒 | 社会・経済

創業150年の小田原かまぼこ店 「GoTo特需」目前で破綻

日経BizGate

 

創業150年の小田原かまぼこ店 「GoTo特需」目前で破綻
丸う田代は業容拡大に伴い借入金が増え経営を圧迫していた(写真は帝国データバンク提供)

 新型コロナウイルス禍が企業に大きな打撃を与えています。収束の見通しがつかないなか、破綻を余儀なくされた企業もあります。この連載では書籍『コロナ倒産の真相』(日本経済新聞出版)をもとに、新型コロナが企業にどう影響したのかを事例をもとに解説します。これを知ることは、今後また起きるかもしれない大きな変化への対応力を高めることにつながるはずです。今回は神奈川・小田原のかまぼこ御三家の1つ「丸う田代」の事例を紹介します。

 「鈴廣」「籠清」と並ぶ、小田原かまぼこ「御三家」の一角、「丸う田代」が2020年10月2日までに自己破産申請の準備に入りました。過去の経理担当役員による横領発覚、不動産取得に伴う多額の借入金も重荷となり続けました。近年は業績悪化に歯止めがかからず、最後はコロナ禍がとどめをさす形で、150年を超える歴史に幕を下ろしました。

小田原かまぼこ「御三家」の一角に

 丸う田代の創業は、明治初期にさかのぼります。現在の「小田原かまぼこ通り」に面した土地にて、創業者の田代卯之助氏が鮮魚商を営むかたわら、かまぼこの製造に着手。地元・小田原は江戸時代から、東海道五十三次・箱根八里の宿場として栄え、沿岸漁業も盛んな町でした。豊富な漁獲量に注目した創業者は早速、かまぼこ作りに取り組みました。魚の吟味から煮出し、製法など試行錯誤を繰り返した末、明治10年頃に上質のかまぼこの製造に成功しました。

 独自の製法を受け継いだ2代目・永之助氏は、当時流行した料理の二色卵をヒントに「君まき」を開発。その後、同社の代表製品のひとつに成長しました。やがて同社製品は小田原を代表する名産品として、県外にもその名が知られるようになり、需要も拡大。最新機械を導入した近代的製法を取り入れるとともに、品質のさらなる向上に努めました。戦後、丸うののれんは3代目・政吉氏、4代目・勇輔氏、5代目・勇生氏へと受け継がれました。この間、全国蒲鉾品評会に毎年出品した製品は、農林水産大臣賞や水産庁長官賞など数々の栄誉に輝いています。かまぼこの一大産地において、「鈴廣」「籠清」と並ぶ小田原かまぼこ「御三家」の一角に数えられるまでの地位を築きました。

経理担当役員による横領発覚

 1974年には、総額8億円をかけて静岡県焼津市に静岡工場を建設し、主力生産を同工場に移しました。自社オリジナル商品の開発に積極的に取り組むとともに、業容を順次拡大させ、ピーク時の92年3月期には年売上高約25億6300万円を計上。70年代から90年代にかけて毎期申告所得を公示するなど、自他ともに認める地元を代表する優良企業に成長していました。

 しかし、2000年代以降は箱根や伊豆地区の観光土産としての販売が鈍化。2002年には内部不祥事が発覚しました。経理担当役員のH氏(後に解任)が、8億5000万円もの会社資金を20年にわたり横領していたことが判明したのです。以降も売り上げは年々減少を続け、過去の不動産取得に伴う多額の借入金を抱え、各種リストラや横領事件関連の費用負担も重なりました。長年蓄積した内部留保を食いつぶし、2013年3月期にはついに債務超過に転落してしまいました。

 2015年3月期からは、外部コンサルタントの指導を仰ぎ、金融機関の協力も得ながら経営再建に努めました。しかし、年商を上回る借入金が重荷となるなか、2020年3月期の年売上高は約14億5200万円にとどまり、約7200万円の当期純損失を計上。業績悪化に歯止めがかからず、5期連続欠損で資金繰りにも窮するようになり、2~3年前からは複数の取引先への支払遅延や支払延期要請が表面化していました。

コロナ禍で売り上げが“蒸発”

 2020年3月期末時点の債務超過額が5億2500万円まで膨らみ、破綻の瀬戸際に追い込まれていた矢先、国内で新型コロナウイルスの感染が拡大。4月に緊急事態宣言が発出され、営業自粛の動きが日本中に広がりました。同社も例外ではなく、直営の元箱根港店、小田原駅前店が7月中旬まで臨時休業に追い込まれました。

 本店を含めこれら直営店の販売が“蒸発”したうえ、箱根地区のホテル・旅館、百貨店、土産店、高速道路サービスエリア内の店舗向けの販売も激減しました。このため、外部仕入れを減らし、工場生産もストップ。これに伴い、50人近くいたパート従業員との契約も解除し、自社オリジナル品は在庫対応に切り替え、手元資金の維持に努めました。例年であれば、年末商戦用の自社ブランド品の製造に入る時期ですが、生産再開できるだけの資金的な余裕はもはや残されていませんでした。同時期には、事業譲渡に向けたスポンサー企業を水面下で探し求め、「かなり進んでいた話もあった」(会社関係者)というが、結実しませんでした。長年、当社を支え続けた取引金融機関の協力も限界となり、10月2日、自社ホームページ上に「閉店のお知らせ」を公開。事後処理を弁護士に一任し、自己破産申請の準備に入りました。

「Go To トラベル」東京追加翌日に破綻

 かまぼこの町・小田原で、老舗業者が倒産するのは、今回が初めてではありません。かまぼこメーカーとしては後発ながら、業歴400年を超える「美濃屋吉兵衛商店」が、2019年6月に破産したばかりでした。実は、当社と美濃屋には同業者以上の接点があったのです。市内の当社所有不動産を美濃屋が賃借し、本社を構えていたのです。

 経営多角化の失敗で躓(つまず)いた美濃屋に対し、同社は本業一筋を貫いていました。しかし、業容拡大に伴い借入金が膨れあがり、長年経営を圧迫し続けた点は同じでした。年商を超える借入金ゆえ、コロナ禍の緊急時でさえ制度融資を受けられるだけの調達余力も残っていなかったのです。また、内部管理体制におけるガバナンスの甘さも酷似しています。当社の場合、20年もの間、経理担当役員による横領を看過し、自社の経営体力を奪う遠因となりました。そして、地元の観光需要に左右されるビジネスモデルも共通しています。足下のコロナ禍だけでなく、2019年10月の台風19号、大涌谷の火山警戒レベル引き上げなどで、箱根や小田原の観光需要が落ち込むたびに販売減を強いられてきました。

 2020年10月1日、政府の観光支援事業「Go To トラベル」の対象に東京発着旅行が追加されました。初めての週末を迎えた3、4日、箱根地区も多くの観光客でにぎわっていました。「たら」「れば」をいっても仕方ありませんが、この追加決定がもう少し早く行われていれば、最大のかきいれどきである年末商戦を前に、150年を超える歴史に幕を下ろす最悪の事態は避けられたのかもしれません。

(※)新型コロナウイルス関連倒産の定義
新型コロナウイルス関連倒産(コロナ関連倒産)とは、帝国データバンクが全国の事業者の倒産取材をする過程で新型コロナが倒産の一要因または主因となったことを当事者(社長や役員)または代理人(弁護士)が認めた場合、また、取引先への通知などにその旨の記載が確認できた倒産を指します。

帝国データバンク 情報部 著『コロナ倒産の真相(日経プレミアシリーズ)』(日本経済新聞出版、2021年)、「第4章 飲食業界-倒産件数が過去最多に」から抜粋。転載にあたり一部編集しました。

帝国データバンク 情報部
1900年創業の民間信用調査会社。国内最大級の企業情報データベースを保有。帝国データバンク情報部は、中小企業の倒産が相次いだ1964年、大蔵省銀行局からの倒産情報の提供要請に応じるかたちで創設。情報誌「帝国ニュース」の発行、「全国企業倒産集計」などを発表している。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【速報】登山で行方不明になっていた大阪大学の審良特任教授を発見 足にケガ

2021年07月26日 15時11分36秒 | ニュース
 

【速報】登山で行方不明になっていた大阪大学の審良特任教授を発見 足にケガ

【速報】登山で行方不明になっていた大阪大学の審良特任教授を発見 足にケガ

【速報】登山で行方不明になっていた大阪大学の審良特任教授を発見 足にケガ

(MBSニュース)

 7月24日、奈良県天川村で登山中に遭難したとみられる大阪大学の審良静男特任教授が、7月26日に無事見つかったということです。

 関係者によりますと審良教授は足をけがしているということです。

 警察によりますと、大阪大学の審良静男特任教授(68)は24日午前9時半ごろ、「近鉄の下市口駅に着いた。今から奈良県天川村の観音峯に向かう」という内容のメールを長男に送ってきたということです。しかし、夜になっても帰宅しなかったため、長男が警察に届け出たということです。

 警察と消防は遭難した恐れがあるとして捜索を行っていました。

 審良教授は、免疫学の世界的権威として文化功労者を受賞したほか、ノーベル賞の有力候補としても名前が挙がったことがあります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田舎の五輪秘話と過労死危機<本澤二郎の「日本の風景」(4156)

2021年07月26日 13時39分51秒 | 国際・政治

jlj0011のblog

田舎の五輪秘話と過労死危機<本澤二郎の「日本の風景」(4156)
2021/07/26 10:042
前の記事
ホーム
田舎の五輪秘話と過労死危機?<本澤二郎の「日本の風景」(4156)

<コロナにかき消されてオリンピック話題が全然聞こえてこなかった!>より、転載させて、頂ました。

 2021年7月25日の日曜日は、我が地域の住民にとって、ちょっとした大事な日となった。市民の寄り合いというべきか。およそ50世帯の家の代表が、釜や熊手、中には自動草刈り機を持参して、周囲の道路わきの土手などの伸び放題の夏草を刈り取る作業日なのだ。


 欠席すると、確か1500円を支払わねばならないため、各家庭は無理してでも午前8時に集合する。そこで出欠をとるまで、小学校1年生の教室のようにワイワイガヤガヤ。


 東京では、こんなことはない。田舎特有の行事で、菅義偉のいう共助なのであろう。年寄り家族中心の家庭の中には、体調を壊した家庭もあるが、田舎の非情な掟がそれで揺らぐことはないらしい。


 皆さんはほとんどマスクをしている。突然、めまいがする、といって引き返した老人が出た。「命が大事」だ。熱中症に罹ったものか?三密禁止も、このような寄り合いでは通用しない。


 一人だけマスクをしない古老がいたが、周囲のマスク姿に圧倒されてか「マスクを忘れた」といって、農作業用のズボンのポケットに手を突っ込むと、マスクが出てきた。そして口元にかけたのだが、即座に「苦しい」といって外してしまった。


 彼に声をかけてみたが、反応がない。耳が遠くなっていた。草刈りの途中、彼の方から声をかけてきた。「どこの人か」と。麦わら帽子にマスク姿に、昔のなじみも勘違いするらしい。自宅を指さしながら名前を告げると、飛び出した言葉が、何と「二郎さんの息子さんか」。若く見られたのだ。


 ワイワイガヤガヤの話題は、ワクチン注射のことばかり。「もう終わった」というものもいる。「あと一回残っている。腕から肩までがひどく痛かった」、すると2度打ちの老人が「元気な証拠。若者ほど痛がるようだ」というワクチン後遺症を告げる。本当だろうか?確かめようがない。


 「来年、もう一度打つ必要がある」とも。2回では効果が消えるというのである。米ファイザー社CEOは、ぼろ儲けで笑い転げているようだが、確か彼も3度打ちを叫んでいる。 

 五輪にも来て、菅と会談までしてウハウハらしい。ワクチンメーカーは、世界の資金を独り占めしている。その金額がどれほどのものか、誰も記事にしない。各国政府も沈黙している。そこから吐き出されるだろう、賄賂金も半端ではないだろう。


 おしゃべり人間と見られがちな、家庭の主婦も20人ほどいる。彼女らは、しっかりと固まって作業中でも話は止まらない。この世の地獄の様を体得しているであろう人たちの声を、聞き耳立てようとしても、無駄なことだった。

 

 友人が贈ってくれたガスオイルエンジンのニチネン自動草刈り機を、何とか組み立てて作動寸前まで辿り着いた。エンジン音はすさまじいが、肝心の刃が草を咬むと、瞬間止まってしまう。不良品かもしれない。それとも?という次第で、今回は出番がなかった。それこそ周囲に人がいれば、危険この上ない農機具なのだ。


 日本製も当てにならない時代の到来か。コロナが市民生活を左右、日本という社会の怪しげな側面を暴き立てているのだろうが、政治も行政もついて行くことが出来ないでいる。


 一台のリヤカーが姿を見せた。昔はどこの家にもあった便利な運搬車だが、最近は姿を消して久しい。タイヤが新しい。空気もいっぱい。動いても音がしない。最高の自然と共存する器具なのだろう。しかし、タイヤがべら棒に高いという。ここから見える無農薬・有機肥料農法による、最高の健康食材作り?ここに舵を切らないと、この国の将来は見えてこない。


 結局のところ、50人ほどの村の寄り合い中、東京オリンピックの話題を耳にすることが出来なかった。


<NHKひとり絶叫宣伝も政権浮揚につながらない!>

 正午になったので、念のためNHKラジオをつけてみた。アナウンサーの絶叫が部屋中を支配、即座に消した。


 4兆円の無駄使いに日本国民は、怒り狂っている。他方で、IOCとJOCは、日本人選手が有利な競技を先行させている。金だ、銀だとテレビやラジオがわめいているが、国民がそれに合わせて踊ることはない。


 OOが金だと言われても、OOが何者かを知らない。NHKは必死で勝者を美談でまとめ上げて、工夫を凝らしているが無駄である。痛々しい報道に人びとは、無関心をかこって、それから怒っている。

 日本国民は、この点で優れている!大衆は愚にして賢である。東北復興税をとられ、新たに五輪4兆円負担に怯えているのだから。

 これほどの無駄・無駄を許す国民は、この地球に存在しない。IOCのバッハが狂喜する理由である。いち早く、IOC五輪脱退論論が勢いを増すだろう。必然的に、安倍晋三逮捕論も勢いを増してきている。


<過労死から身を守れ!中国人の才女・魏亜玲さん死去の教訓> 

 「日本の風景」(4152)の冒頭で、少し紹介した中国人の才女・才媛の魏亜玲さんの一人息子・あきら君と連絡が取れた。北京の友人が協力してくれたお陰である。様子が少し分かってきた。


 日本と中国は二度と対決してはならない。1972年の国交正常化の理念は、双方の国民・人民の思いは、永遠である。双方の政府の判断も、この路線から外れてはならない。二度と東アジアを戦乱の地にしてはならない。問題が生じれば、外交で処理する、話し合いで決着させるのである。


 この72年の決断に反対した日本の台湾ロビーが、20年前からの岸・森・小泉・安倍の「清和会」政権によって、双方の関係は怪しく揺れ、遂には軍事的衝突の動きさえ見せている。神道・国家主義の日本政府を象徴してか、日本会議の右翼・御用学者が勝手な屁理屈をつけて、緊張を煽り続けている。


 最悪の場合は、台湾有事でとんでもない事態も想定される昨今である。神道という原始カルト教の野望を食い止めることが、外交の喫緊の課題である。ワシントンに悪乗りすることは、死の商人・財閥を小躍りさせるだけで、断じてこれを食い止める必要が、国民と議会の責任である。


 其れはさておく。改めて、彼女の命を奪った元凶は「過労死」と断定できるだろう。働きすぎに人間的な+αによる心労が重なったものに相違ないが、それにしても魏亜玲さんほど夜も寝ないで働く人を知らない。


 ことし2月下旬のシンポジウムの下準備の過労で、過労死の原因となる症状が表面化した。その場面で、筆者も参加を求められた。この時、元南京大虐殺記念館館長を長く歴任した朱成山教授との間接的交流までも、彼女は犬馬の労を取ってくれた。「このころ自覚症状が現れたようだ」と、息子のあきら君が涙ながらに明かしてくれた。

 妙ちくりんなシンポに浮かれた老人たちが少なくなかったが、それは彼女の死への旅立ちを約束させていたのだろう。


 人間は仕える人物いかんで、人生を左右される。目的を達成するためには、部下に対して厳しく当たる輩は財閥に多い。電通にもいた。東芝や三菱など財閥経営者に多い。これを中小企業経営者もまねて、独裁的に振舞って社員を駄目にする。パワハラ・セクハラの類は、いわば常態化している。


 魏さんの才女ぶりに気付いたのは、初めてのメールのやり取りだった。日本人よりも立派な文章に驚かされた。日本語の翻訳通訳はお手の物だった。いずれ詳細を書きたい。彼女の人脈は国際的であるのだから。

 

<マルクスは「労働者よ、団結せよ」、日本から過労死を阻止せよ!>

 最近、カール・マルクスの「資本論」が読まれているという。

 マルクス知らずの凡人は「労働者よ、団結せよ」を思い出すだけである。搾取される奴隷から、人間らしい人間になれ、と叫んでいるのであろう。


 せっかく労働組合を組織しても、役員は労働貴族の原発派「電機連合」では、組合員の思い、いわんや国民の意思と無縁である。原発で地球の海水温上昇で、これからの時期、大量の水蒸気で大型の台風が日本にも接近する。それを歓迎するかのような原発派支配の日本である。


 まともな反原発労働組合は、行動を起こして原発派の組合とそこに食らいつく政治屋に対して、論争を開始すべきだろう。気候変動は、台風と大洪水で測定できる日本である。


 そのために働き過ぎで命を落とす人たち。その仲間にされたような、中国人才女の無念を癒す努力も重要であろう。労働者よ、団結して過労死を止めよう。人間性のある経営者の日本にすることであろう。魏さんの思い出を集める過労死ストップの市民運動を立ち上げる時かもしれない。

 五輪4兆円を安倍や森、菅、小池らから返還させる運動も必要だろう。市民が決起する時代なのだ。

2021年7月26日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

舛添要一氏 “免停5回” 木下富美子都議は「絶対辞めない」「親分の小池百合子って人も黙ってる」

2021年07月26日 13時00分27秒 | 国際・政治

舛添要一氏 “免停5回” 木下富美子都議は「絶対辞めない」「親分の小池百合子って人も黙ってる」

舛添要一氏  “免停5回” 木下富美子都議は「絶対辞めない」「親分の小池百合子って人も黙ってる」

「因縁」の舛添要一氏(左)と小池百合子都知事

(東スポWeb)

 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏が25日、「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA TV)にVTR出演。東京都議選の期間中に無免許運転で人身事故を起こして辞職勧告決議案が可決された、木下富美子都議についてコメントした。

 番組では木下都議と思われる人物が免許停止中にスクーターを運転する、新たな映像を紹介。過去3年で5回の免許停止処分を受けており、違反内容は速度違反2回、携帯電話使用2回、信号無視1回、一時停止無視1回と報じた。

 MCの千原ジュニアらが呆れる中、舛添氏は「でもこれ、都議辞めないと思いますよ。決議って全然法的拘束力ないから」と指摘。

「非難がある中、そこまでしたやりたいのか?」の声が出ると、舛添氏は「ちゃんとそれで稼ぎますから。それで一人会派作れるんですよ。自民党とか都民ファーストの会とかじゃなくて。なんで会派作るかって言うと、会派があると政務調査費が出るんですよ、月に何十万か。ですから、ちゃんとすぐそれ作ったっていうのは絶対辞める気ないと思いますね」と解説した。

 続けて「親分の小池百合子って人も黙ってますから、そのまま4年間、行くと思います」と分析した。東京スポーツ

東京都議会議員になれば、道路交通法(昭和35年6月25日法律第105号)第64条を護らなくて良いと言う事です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする