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実が馬の鈴ににているので、馬の鈴草と言います

2010年08月08日 | 散歩(花)
馬の鈴草と言います。実が馬にかける鈴ににていることからこう呼ばれるようになったと言われています。しかしめったに実はできないようです。
この花は雌性先熟(しせいせんじゅく)で受粉の仕組みとして糞や腐肉に似た匂いで小型のハエを呼び、花の奥にある球形の中に首の部分の逆毛で閉じ込めます。この時花粉が付いていれば授粉します。およそ24時間後、雌しべが退化して、雄花になり花粉が出るようになると、毛が小さくなるのでハエは花粉を付けて脱出できるようになり、次のウマノスズクサの花に入ったときに受粉する仕組みになっています。
雌性先熟(しせいせんじゅく)とは雌として成熟して繁殖に参加し、雄に性転換して繁殖に参加することです。