ウマノスズクサの花は雌性先塾で、雌性期には臭いで小型のハエを花筒の中におびき寄せ授粉します。しかし、花筒には毛があり後戻りできません。その後、雄しべが花粉を出す雄性期になると毛が開いて外に出ることができます。ハエはまた別の花に入り授粉をするというシステムを持っています。
そして、ジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサの葉を食べて育つため、この草に卵を産みつけます。せっかく授粉しても幼虫に食べられたり、授粉の確率が低いのでしょうか、実がなることはあまりなく、私はこの草の実を見たことがありません。
昨日は散歩に出かけようと思ったら雨が降り出しました。今日も雨模様です。
ウマノスズクサ、この場所は草刈りが始まると綺麗に刈られてしまいます
ジャコウアゲハの雌、見える葉はウマノスズクサの葉です、雌は少し茶色がかって見えます
ジャコウアゲハの雄、ウマノスズクサ近くのヤブガラシの花に来ていました
スイカズラ、少し遅れて咲いたようです
ツユクサ