ハコベは、日本のどこでも見られる越年性一年草で、春の七草のひとつです。
単に「ハコベ」と言えば、多くはコハコベまたはミドリハコベのことを指します。写真のハコベは花柱が5本ありウシハコベの可能性もあります。
ハコベの花は、2月から5月くらいに咲きます。陽射しが春らしさを帯び始め、梅やマンサクの花がほころび出した頃にハコベの花が咲き始めます。道端や花壇の隅、畑の畔など、あらゆるところで見かけます。
ハコベの花はとても小さく、花径は直径5mm程度で、白い花びらを5枚咲かせます。花びらは深く切れ込みが入ったウサギの耳のような形状をしており、一見10枚あるかのように見えますが、実際は5枚です。また、日光に反応して開閉する特徴も持っています。
今日も曇り空です。桜が咲いてから天気に恵まれません。
ハコベ