日々遊遊!!

散歩道や日々の出来事を・・・

アカネです

2024年11月14日 | 散歩(花)

アカネ (Rubia cordifolia) は、日本の伝統的な染料植物で、その根からは美しい赤い染料「茜色」が取れることで知られています。
夏から秋にかけて小さな黄緑色の花を咲かせ、果実は黒色に熟します。
つる性植物で、葉は対生または輪生し、卵形から心形です。この植物の色素は、歴史的に着物や織物の染料として利用され、日本の文化に深く根付いています。

アカネ


カラスウリの実です

2024年11月13日 | 散歩(花)

カラスウリ はつる性の多年草で、森林の縁や野原に自生します。
果実は赤橙色の卵形の果実で、直径約3~5センチメートル。果実の表面には白い縦縞があります。果実の内部には多数の種子があり、それぞれ扁平で茶色い。
観賞用として人気があり、民間療法で利用されることも。ただし、食用には適していません。

カラスウリの実


ツバキの実

2024年11月12日 | 散歩(花)

ツバキの実は、花が咲いた後に緑色の硬い殻を持つ果実として現れます。
成長すると茶色に変わり、割れると内部には種子が入っています。種子は大きくて黒く、ツバキ油の原料となります。種子から抽出されるツバキ油は、美容や健康に良いとされ、特に髪や肌の手入れに用いられます。また、料理の食用油としても利用されることがあります。

ツバキの実


ヒガンバナです

2024年11月10日 | 散歩(花)

ヒガンバナ (Lycoris radiata) は、日本で秋の風物詩として親しまれている花です。別名「曼珠沙華」とも呼ばれます。
 多年草で、球根から茎が伸びてきます。高さは約30〜60センチメートルに達します。花は秋の彼岸の時期に、鮮やかな赤い花を咲かせます。花は6枚の花弁からなり、花弁が反り返る特徴的な形をしています。
葉は花が咲き終わった後に細長い葉が出てきますが、花が咲くときには葉はありません。これが「葉見ず花見ず」と言われる由来です。

ヒガンバナ


ヘツマです

2024年11月09日 | 散歩(花)

ヘチマ (Luffa cylindrica) は、ウリ科の植物で、その果実はスポンジ状になることで有名です。
つる性植物で、蔓は3~5メートル、またはそれ以上に成長します。支柱やフェンスなどに絡ませて育てることが多いです。葉は大きな心形の葉を持ち、ざらざらとした質感があります。花は夏から秋にかけて黄色い花を咲かせます。
雄花と雌花があり、雌花から実が成ります。果実は若い果実は食用にされ、成熟すると内側が繊維状になり、スポンジとして利用されます。

ヘチマ


カラスノゴマです

2024年11月08日 | 散歩(花)

カラスノゴマ(Sida rhombifolia)は、日本の道端や荒地などでよく見かける草本植物です。
高さは約30〜100センチメートルに達します。茎は直立し、細かい毛が生えています。葉は菱形で、縁に細かい鋸歯があり、互生しています。
花は夏から秋にかけて、黄色い小さな花を咲かせます。果実は直径約1センチメートルの球形で、成熟すると黒色になります。昔から薬草として利用されており、民間療法で咳止めや消炎作用があるとされています。

カラスノゴマ


カナムグラです

2024年11月06日 | 散歩(花)

カナムグラ (Humulus scandens) は日本を含むアジア原産の多年生つる植物です。
高さは3〜5メートルに達し、つるは他の植物や構造物に巻きつきます。葉はハート型で鋸歯状の葉を持ち、対生します。花は夏から秋にかけて咲きます。
雄花と雌花があり、雄花は小さくて目立ちにくい一方、雌花は集合花序を形成します。果実は翼状の痩果で、風によって種子が散布されます。日当たりの良い場所から半日陰まで育ち、湿った肥沃な土壌を好みます。

カナムグラ


バイカウツギです

2024年11月05日 | 散歩(花)

バイカウツギは落葉低木で、高さは約1.5メートルから3メートルに成長します。
春から初夏にかけて白い花を咲かせ、その芳香が周囲に広がります。耐寒性もあり、-15°Cくらいまで耐えることができます。
日当たりを好む植物で、排水の良い土壌を必要とします。

バイカウツギ


シオンです

2024年11月04日 | 散歩(花)

シオン(紫苑)は、キク科シオン属の多年草で、秋に咲く美しい花です。シオンの花は淡い紫色や青色をしており、9月から10月にかけて見頃を迎えます。
シオンの花言葉には、「君を忘れない」「遠くにある人を想う」「追憶」などがあります。これらの花言葉は、平安時代の物語に由来しており、古くから人々に親しまれてきました。
シオンは草丈が1~2メートルに達し、枝分かれした茎の先にたくさんの花をつけるのが特徴です。また、シオンの根や根茎は、昔から薬用としても利用されてきました。

シオン


ノブドウです

2024年11月03日 | 散歩(花)

ノブドウ(野葡萄)は、ブドウ科ノブドウ属のつる性落葉低木です。日本全国の山や野原に自生しており、夏には小さな薄緑色の花を咲かせ、秋には青や紫の美しい実をつけます。
この実は食用には適していませんが、その鮮やかな色合いが観賞用として人気です。
ノブドウの葉は斑入りのものもあり、特に「エレガンス」という品種が人気です。
また、他の植物やフェンスに絡みつく性質があるため、庭の装飾としても利用されます。

ノブドウ


エノコログサです

2024年11月02日 | 散歩(花)

エノコログサ(学名:Setaria viridis)は、イネ科エノコログサ属の一年生草本植物です。日本では「ネコジャラシ」とも呼ばれ、猫がじゃれて遊ぶ姿がよく見られることからこの名前が付けられました。
エノコログサは、夏から秋にかけて成長し、ふわふわとした穂が特徴です。この穂が犬の尾に似ていることから、「狗尾草(いぬっころぐさ)」という漢字表記もあります。
草丈は20~80cm程度で、道端や空き地など身近な場所で見かけることができます。
また、エノコログサは食用としても利用可能で、特に飢饉の際には食用にされたこともあります。現在では主に小鳥の餌として利用されています。

エノコログサ


ツマグロヒョウモンです

2024年11月01日 | チョウチョ

ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋、Argyreus hyperbius)は、タテハチョウ科に属する蝶の一種です。日本では本州から沖縄まで広く分布しています。
雌雄の違いは 雌の前翅先端部は黒色で白い帯があり、雄は全体的にオレンジ色で黒い斑点があります。
ツマグロヒョウモンは有毒のカバマダラに擬態しており、鮮やかな色合いと優雅な飛び方が特徴です。
幼虫はスミレの葉を食べ、冬でも活動します。生息地は里山や都会のパンジーなどで見られます。

ツマグロヒョウモン