今年の上半期に最も気に入った映画は?と尋ねられたら「マイ・ブルーベリー・ナイツ」と答える。
物語も音楽もとても魅力的な映画だった。
やっぱりウォン・カーウェイ好き。
以前に買っていた映画雑誌「cut」を眺めていたら、ウォン・カーウェイのインタビュー記事が載っていた。
それによると、ノラとナタリー、女性二人が車を飛ばす場面は「テルマ&ルイーズ」へのオマージュなんだとか。
「ブレードランナー」など光と影の演出がニクい初期リドリー・スコット監督作品を好む僕にとっては、
90年代以降の何でも撮っちゃうリドリー作品は好きじゃない。
でも「テルマ&ルイーズ」は、
「明日に向かって撃て!」みたいなアメリカンニューシネマの香りが感じられて実は好きな映画だったりする。
スーザン・サランドンもジーナ・デイビスも魅力的だったし、
刑事役ハーベイ・カイテルや脇役のブラッド・ピットまで納得の配役。
音楽がまたよかった。
オーケストラスコアで壮大なイメージのハンス・ジマーが音楽担当なのに、流れる楽曲はブルージーだったし、
挿入歌も気が利いたものだった。
マリアンヌ・フェイスフルのThe Ballad Of Lucy Jordanが効果的に使われて、心に残った。
Marianne Faithfull - Ballad of Lucy Jordan
この歌の歌詞は、37歳の主婦が「自分の人生は何だったのか?」と問いかける内容。
まさに主人公二人の心情を表現するのにピッタリの選曲だった。
「マイ・ブルーベリー・ナイツ」には合わない選曲だろうけど、
そういえばウォン・カーウェイ監督のデビュー作「今すぐ抱きしめたい」の原題は"As Tears Go By"。
これはマリアンヌ・フェイスフルの曲のタイトルだったりする。奇妙なつながりを感じてしまうのだった。
Marianne Faithfull - As Tears Go By (Hullabaloo London 1965)
物語も音楽もとても魅力的な映画だった。
やっぱりウォン・カーウェイ好き。
以前に買っていた映画雑誌「cut」を眺めていたら、ウォン・カーウェイのインタビュー記事が載っていた。
それによると、ノラとナタリー、女性二人が車を飛ばす場面は「テルマ&ルイーズ」へのオマージュなんだとか。
「ブレードランナー」など光と影の演出がニクい初期リドリー・スコット監督作品を好む僕にとっては、
90年代以降の何でも撮っちゃうリドリー作品は好きじゃない。
でも「テルマ&ルイーズ」は、
「明日に向かって撃て!」みたいなアメリカンニューシネマの香りが感じられて実は好きな映画だったりする。
スーザン・サランドンもジーナ・デイビスも魅力的だったし、
刑事役ハーベイ・カイテルや脇役のブラッド・ピットまで納得の配役。
音楽がまたよかった。
オーケストラスコアで壮大なイメージのハンス・ジマーが音楽担当なのに、流れる楽曲はブルージーだったし、
挿入歌も気が利いたものだった。
マリアンヌ・フェイスフルのThe Ballad Of Lucy Jordanが効果的に使われて、心に残った。
Marianne Faithfull - Ballad of Lucy Jordan
この歌の歌詞は、37歳の主婦が「自分の人生は何だったのか?」と問いかける内容。
まさに主人公二人の心情を表現するのにピッタリの選曲だった。
「マイ・ブルーベリー・ナイツ」には合わない選曲だろうけど、
そういえばウォン・カーウェイ監督のデビュー作「今すぐ抱きしめたい」の原題は"As Tears Go By"。
これはマリアンヌ・フェイスフルの曲のタイトルだったりする。奇妙なつながりを感じてしまうのだった。
Marianne Faithfull - As Tears Go By (Hullabaloo London 1965)
イントロダクション・トゥ・マリアンヌ・フェイスフル マリアンヌ・フェイスフル USMジャパン 2008-06-25 売り上げランキング : 162808 Amazonで詳しく見る by G-Tools |