■「行きそで行かないところへ行こう」/大槻ケンヂ
大槻ケンちゃんとは同世代だけに、
彼の文章に引用される様々なネタにはいつも「そうーだよなぁ、ウンウン」とうなづいてしまう。
今回はタイトル通りに、行きそうで行かないところへ出かけていって思ったことを綴る企画。
尾道で大林映画の面影を追い、
日光江戸村で苦手を克服、
浅草ロック座で女性賛美、
カレー屋「Q」で感慨に浸る。
でも単なるお出かけルポではない。
惚れた女の子を勇気づける曲を書こう温泉宿に行って、現実から逃げてる自分に気づくエピソードは、
ケンちゃんの交友録として楽しいし、気弱だけど人に優しい彼の人柄が伝わってくる。
失踪したマネージャーと再会するエピソードには慈悲の心すら感ずる。
ストリップを見ながら女性の素晴らしさに涙する。
そんな彼の人柄こそが魅力。
"ストリップの退屈さはピンク・フロイドに似ている"には大笑い。
「Q」のゴールドカレー玉子入り、ちょっと食べてみたいよなぁ、というよりそのおじいちゃんの「・・・ですね」が聞いてみたい。
大槻ケンちゃんとは同世代だけに、
彼の文章に引用される様々なネタにはいつも「そうーだよなぁ、ウンウン」とうなづいてしまう。
今回はタイトル通りに、行きそうで行かないところへ出かけていって思ったことを綴る企画。
尾道で大林映画の面影を追い、
日光江戸村で苦手を克服、
浅草ロック座で女性賛美、
カレー屋「Q」で感慨に浸る。
でも単なるお出かけルポではない。
惚れた女の子を勇気づける曲を書こう温泉宿に行って、現実から逃げてる自分に気づくエピソードは、
ケンちゃんの交友録として楽しいし、気弱だけど人に優しい彼の人柄が伝わってくる。
失踪したマネージャーと再会するエピソードには慈悲の心すら感ずる。
ストリップを見ながら女性の素晴らしさに涙する。
そんな彼の人柄こそが魅力。
"ストリップの退屈さはピンク・フロイドに似ている"には大笑い。
「Q」のゴールドカレー玉子入り、ちょっと食べてみたいよなぁ、というよりそのおじいちゃんの「・・・ですね」が聞いてみたい。