◼️「インタビュー・ウィズ・バンパイア/Interview With The Vampire : The Vampire Chronicles」(1994年・アメリカ)
監督=ニール・ジョーダン
主演=トム・クルーズ ブラッド・ピット キルスティン・ダンスト スティーブン・レイ
この映画のラストシーン覚えてますか?。復活したレスタト(トム・クルーズ)がクリスチャン・スレーターを車中で襲うのだが、その時にカーラジオから流れてくるのが、ガンズ・アンド・ローゼスの「悪魔を憐む歌」。そしてエンドクレッジットに突入、というやたらかっこいい展開。これにはシビれた。
吸血鬼ルイ(ブラッド・ピット)を語り部として展開される壮大な物語も、全編に漂う怪奇ムードもいい。この頃のニール・ジョーダン監督作はどれも面白かったもんなぁ。トム・クルーズ嫌いを公言する僕にとっては、初めてトム・クルーズをカッコいい!と思った記念すべき映画でもある。わが配偶者は”あのコスチュームプレイをカッコいいと思ったのよ”と冷静に言う。一理あるかも。子役時代のキルスティン・ダンストの名演技は、多くの方々も言うように素晴らしい。
でも、僕がこの映画で最も好きなのは、ルイが生きてきた長い長い時間を表現するのに、映画をつなぎ合わせて表現した場面だ。吸血鬼は太陽を見ることができない。しかし、スクリーンに映し出された太陽なら観ることができる。吸血鬼にしかわからない感動。それをリュミエールの時代の映像から始まって「スーパーマン」に至るまでつないで見せたうまさ。ここに惚れたと言っても過言ではない。
さて。冒頭で述べたガンズ・アンド・ローゼスの楽曲。オリジナルは、ローリング・ストーンズ。ケネディ暗殺の年(1963年)発表だけに、当時はこの曲が暗い世相を表現したものだ、と評判になった名曲。ロバート・デ・ニーロの「ザ・ファン」のオープニングでもこの曲が印象的に使われている。ガンズのカバーは、オリジナルの雰囲気を壊さずに、彼ららしい激しさで見事な演奏だと思う。リズムセクションのアレンジも、スラッシュのギターソロも。電子音が鳴り響いていた80年代の最後に音楽界に風穴を開けてくれたバンド。ガンズほんっと大好き。
それにしてもニール・ジョーダン監督作で使われた主題歌(挿入歌)、好みなんですよねー。「クライング・ゲーム」のボーイ・ジョージ、「モナリザ」のジェネシス。
吸血鬼ルイ(ブラッド・ピット)を語り部として展開される壮大な物語も、全編に漂う怪奇ムードもいい。この頃のニール・ジョーダン監督作はどれも面白かったもんなぁ。トム・クルーズ嫌いを公言する僕にとっては、初めてトム・クルーズをカッコいい!と思った記念すべき映画でもある。わが配偶者は”あのコスチュームプレイをカッコいいと思ったのよ”と冷静に言う。一理あるかも。子役時代のキルスティン・ダンストの名演技は、多くの方々も言うように素晴らしい。
でも、僕がこの映画で最も好きなのは、ルイが生きてきた長い長い時間を表現するのに、映画をつなぎ合わせて表現した場面だ。吸血鬼は太陽を見ることができない。しかし、スクリーンに映し出された太陽なら観ることができる。吸血鬼にしかわからない感動。それをリュミエールの時代の映像から始まって「スーパーマン」に至るまでつないで見せたうまさ。ここに惚れたと言っても過言ではない。
さて。冒頭で述べたガンズ・アンド・ローゼスの楽曲。オリジナルは、ローリング・ストーンズ。ケネディ暗殺の年(1963年)発表だけに、当時はこの曲が暗い世相を表現したものだ、と評判になった名曲。ロバート・デ・ニーロの「ザ・ファン」のオープニングでもこの曲が印象的に使われている。ガンズのカバーは、オリジナルの雰囲気を壊さずに、彼ららしい激しさで見事な演奏だと思う。リズムセクションのアレンジも、スラッシュのギターソロも。電子音が鳴り響いていた80年代の最後に音楽界に風穴を開けてくれたバンド。ガンズほんっと大好き。
それにしてもニール・ジョーダン監督作で使われた主題歌(挿入歌)、好みなんですよねー。「クライング・ゲーム」のボーイ・ジョージ、「モナリザ」のジェネシス。