全11話プラス#0、配信にて完走。
怒涛のラブコメ展開になるもの…と思って見始めたら、とんでもない刺激物だった。え?#0の全編サービス回や某時代劇のようなお約束入浴シーンのサービスカットにええ歳したおっさんが刺激されたのかって?
敢えて言おう!それは違うと!
…敢えて言うってことは少しは認めてるってことなんだけどね
(加藤恵風に読んでください)
いやもう、クリエイティブマインドにグサグサ刺さりまくる展開と台詞。誇りをもって物事に取り組むとはどういうことなのか。ハンパで終わるとはどういうことなのか。成し遂げる為の覚悟とはどういうものなのか。そしてその原動力となるものは何なのか。モノづくり系作品も数あれど、まさか「冴えカノ♭」がそこに着地するとは思わなかった。
追加された第3のルートをめぐる詩羽とのせめぎ合い、英梨々の根性に数回に渡って感動させられた後の冬コミ回。恵の痛烈なひと言にカウンターパンチを喰らったのは、倫也だけではなく僕らも同じだ。ゲームづくりに巻き込まれただけだったはずの恵が、クリエイター2人の間でどういう気持ちでいたのか。そして恵がいかに重要な存在になっていたのか。
2期後半の寂しさと葛藤と悔しさが入り乱れる展開に、どう着地するのかとハラハラ。そして恵があの坂の上で倫也に告げる言葉に涙。あんなこと言われたら泣く、ぜってぇ泣く。もう僕にとっても君はメインヒロインだ、僕の推しは君だ。うん。
そしてやっぱりラブコメ?という最終回の着地点が見事。倫也の鈍感ぶりにいいのか?と思いつつも、だからこその安心感でもある。
うーん、やっぱりみんな好き。
ダメじゃん、オレ💧