◼️「シークレット・レンズ/Wrong Is Right」(1982年・アメリカ)
監督=リチャード・ブルックス
主演=ショーン・コネリー キャサリン・ロス ジョージ・グリザード ロバート・コンラッド
中東を取材中のテレビキャスターが、国家ぐるみの原子爆弾取引を知ってしまった。CIAや米国大統領、国家間の裏事情、さらに大統領選挙の勝敗が複雑にからみ、アメリカが置かれた微妙な立場を浮き彫りにする。
80年代初頭に、中東とアメリカの関係をテーマにした映画はなかなかない。そうした先見性や着眼点はいいのだが、幅広くエピソードを欲張りに盛ってしまっている。娯楽に徹したいのか、社会的なメッセージを発したいのか、焦点がボケた印象を受ける。タイトルとおり「レンズ」なだけにw。
この頃、ショーン・コネリーの出演作はバラエティに富んできて、重厚な文芸大作もあればメロドラマやSFもある。本作は名前の知れた俳優がズラリと並びなかなか魅力的。僕はキャサリン・ロスがお目当てだったのだが、強く印象に残るような役柄でもなかったのは残念。ジェニファー・ジェーソン・リーは、「初体験リッジモント・ハイ」と同年の作品。どこに出てたんだろw。
80年代初頭に、中東とアメリカの関係をテーマにした映画はなかなかない。そうした先見性や着眼点はいいのだが、幅広くエピソードを欲張りに盛ってしまっている。娯楽に徹したいのか、社会的なメッセージを発したいのか、焦点がボケた印象を受ける。タイトルとおり「レンズ」なだけにw。
この頃、ショーン・コネリーの出演作はバラエティに富んできて、重厚な文芸大作もあればメロドラマやSFもある。本作は名前の知れた俳優がズラリと並びなかなか魅力的。僕はキャサリン・ロスがお目当てだったのだが、強く印象に残るような役柄でもなかったのは残念。ジェニファー・ジェーソン・リーは、「初体験リッジモント・ハイ」と同年の作品。どこに出てたんだろw。