山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

月山朝日ガイド協会主催事業 月山縦走

2010年10月01日 | 東北の山

9月25日~26日
わたくしが所属している、もう一つのガイド団体月山朝日ガイド協会の主催事業“月山八方七口を登る”プラン。

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通称月山越えと呼ばれている、月山を登るコースの中でも月山・姥沢口~肘折温泉までの30数キロのコースを1泊2日で歩いてきました。

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25日は台風の影響でかなりの強風が吹き、しばらく風待ちをしてからのスタートとなりました。

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今年は、例年より10日前後紅葉が遅れている様子,紅葉かと見間違うブナの葉の色づきは、最近大発生している、“ウエツキブナハムシ”の被害です。

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それでも、翌日はキノコがブナの林には顔をだし、ブナハリダケ、ナメコと遭遇、このときばかりは、みなさん無言になり袋いっぱいにキノコを詰めていました。

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オニシオガマが咲いていたり、キノコが出ていたりと温暖化の影響なのでしょうか、山が変わってきています。

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このコースは春のスキーツアーで滑ったこともあります、歩いても、滑っても長いコースでした。

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蔵王マイスター講座

2010年10月01日 | 日記・エッセイ・コラム

9月24日
久しぶりに、分単位であわただしく動き回った。
午前中は、諸般の事情から年内に引っ越すことになり、その転居先住宅の契約に、その帰りには、車検切れを機会に買い替えを予定していた31万キロ走行ので車が、最後の悲鳴を挙げとうとうオートマが故障、急いで代車を借り、午後からは明日からの月山縦走の打ち合わせ、これも“ご縁”なのでしょうか夜から、我が愚息、覇気のない“草食系男子”が通っている山形の四年制大学の事業「蔵王マイスター」という一般公開講座で登山のリスクについての話しを頼まれ、2時間も似合わぬ話をと本当に忙しい一日でした。

http://www.kagaku-scita.jp/pdf/zao.pdf

http://www.kagaku-scita.jp/index.html

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親友の初彼岸

2010年10月01日 | 日記・エッセイ・コラム

9月23日
高校からの山仲間で親友のUが昨年49歳で逝去、昏睡状態のUにはかろうじて面会できたが、彼の葬儀もガイドと重なり参列することができなかった。

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Uとは違う高校に通っていたが、わたくしの同じクラスにいた彼の幼馴染Oの紹介で山へ一緒に通うようになった。Uの一周忌には線香を、新盆には・・・と思いつつ、とうとう秋の彼岸になってしまった。高校山岳部からずっと付き合っている親友Sも同じ思いだったようだ。S、Oの三人が相談するでもなく、彼岸のこの日に一緒に手を合わせられるのも、偶然なのだろうか、亡くなったUの引き合わせなのだろうか。
わたくしは、義父の一周忌の帰りに立ち寄った善光寺で線香を買い、彼の仏壇に、Oは花を、Sは菓子を供えることができた。
また来年も3人で、近況を語り合うのが楽しみになった。

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義父の一周忌

2010年10月01日 | 日記・エッセイ・コラム

9月18日~20日
昨年、逝去された義父の一周忌法要の為岐阜へ出かけてました。

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亡くなる一年ほど前から、玄関に飾られた曲がったハーケンの意味も伺うことも、小屋に仕舞われていた年代物のシャルレのピッケル、

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無二の山仲間でもある、梶田民雄氏と国産ピッケル・カジタックス誕生に義父がどのようなヒントを教えたのか、もう伺うこともできません。

生涯越えることのできない、登山家でした。

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