山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

岩手県「大槌町児童自然体験活動支援事業」in月山

2012年08月10日 | ニュース

8月6日~10日
3月末から調整・準備を進めてきました、

大槌町児童自然体験活動支援事業
「夏・雪で遊ぶべ!~夏まで残る雪の不思議~」

主催・(公)日本山岳ガイド協会、共催・特定非営利活動法人・災害人道医療支援会(HuMA)協力団体・おらが大槌夢広場・月山朝日ガイド協会、東北マウンテンガイドネットワーク。

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この企画が提案されてから紆余曲折を経て1年4ヵ月後の2012年8月7日~9日の2泊3日の日程で月山ポレポレファームをベースに実現いたしました。
わたくしは、なぜか?乗りかかった船?いつの間にか?実行委員長を拝命、おかげさまで何度も何度も大槌町を往復する機会をいただき、町の方とも顔馴染みになることができました。

飯豊登山から帰った翌日6日夜には添乗業務のため大槌町へ移動です。

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7日朝4時半に集合場所のおらが大槌夢広場・復興食堂前で
スタンバイ、予定通り5時過ぎにバスに乗り込み月山へ出発です。

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11時過ぎに月山ポレポレファームに到着

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日本山岳ガイド協会理事長はじめ協会メンバー、HuMAチーム、月山朝日ガイド協会メンバーの出迎えを受け、

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午後から県立自然博物園でぶなの森で自然観察、

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木登り、

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川遊びと

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1日目は瞬く間に過ぎてゆきました。

2日目、今日はいよいよ月山登山と雪遊びの日ですが朝からスッキリしない天気です。

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事前の説明会では月山に登りたいという子どもは2名だけでした。バスに乗り込み姥沢登山口からリフトを乗り継いで標高1600mへリフトに乗るのもはじめて、雲が湧くような高山もはじめて、

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夏でも残る雪渓を見るのもはじめて、

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歩いてしばらくすると雨がぱらぱらと降り出すけど誰も帰ろうとしません。いつの間にか子ども達の視線は頂上へ向いていたようです。歩き始めて2時間疲れた子、飽きてきた子がではじめ牛首というところで頂上へ向かう子13人と帰る子7人に分かれての行動となりました。
歩き始めて3時間・お昼の12時頃小雨のなか頂上にたどり着きました。

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頂上小屋でお弁当を食べ、

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頂上からは濡れた岩に足を滑らせながら下山となりました。

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牛首を過ぎるころから雨も止み雲間に景色が広がり、

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不安も消えたかと思ったら子ども達は雪遊びがしたいと言いはじめ

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大きな雪渓で立ち止まり、しばらく雪遊びに夢中となりました。

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下山後、温泉に入り、バーベキュー、

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スイカ割り、

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山形大学留学生の演奏会、

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イタドリで作った笛の演奏会と

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盛りだくさんなプログラムをこなし2日目も無事終えることができました。
夜は、大人の時間と称して夜遅くまで、、、

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3日目、部屋の片付け、閉会式、昼食を済ませ大槌町へと
向かいました。

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大人の考えたプログラム、子ども達は楽しんでもらえたのでしょうか?

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帰りのバスのなかでは、笑い声と歌声が大槌町へ着く5時間の間途絶えることなく響いていました。

 


私はそのにぎやかな声を聞きながらうたた寝です。
何とか眠い目を擦りながら大槌町への添乗業務を終え翌日
10日に帰宅いたしました。

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みなさま、大変お世話になりましたおかげさまで
無事、支援事業を終えることができました。



コメント
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