5月24日
深田久弥著「日本百名山」のなかで、霧ヶ峰は登る山ではなく
「遊ぶ山」で、「広い高原を歩き廻った」と、、、あります。
霧ヶ峰を八島湿原から車山に登り周遊してみました。
湿原は春浅く
"ミツバツチグリ”(三葉土栗)
"サクラスミレ”(桜菫)
"キジムシロ”(雉蓆)
がところどこで咲いていました。
途中、古代狩猟方法が儀式化した
太古より江戸時代まで"御射山祭”が行われていたという
蝦夷小梨の老樹の下にある石祠(諏訪神社)近くの
”ヒュッテ御射山”で一休みながら、
リフトを使えば簡単に登れる山で一度登ればといいななどと
思っていました。
”御射山遺跡”に関係する資料を読み解くうちに
石器時代から、八ヶ岳山麓から霧ヶ峰にかけて、
狩猟を中心とした経済が営まれ、
御射祭りへと変化したことなどを
うかがい知り、
また登ってみたいと思える山となりました。